ミラー越しの笑顔が見たいから。「7人乗り」が愛車の条件のオーナーが選んだトヨタ・ノア

  • トヨタ・ノアと芝生と広い空とオーナーさん

人を乗せて運転するのが大好きだという「okazn」さんは、2022年に8年ぶりにフルモデルチェンジをした、新型ノアを愛車として選んだそうです。念願のミニバンということで、納車日の前日はワクワクして眠れないほどだったと話してくれました。

約1年ほど時を一緒に過ごしてきたそうですが、これからミニバンで挑戦したいことが沢山あるそうです!

今回は、okaznさん×ノアのお話をお届けします。

――人を乗せて走るのが好きなんて、私の周りにはほぼいないです。誰がクルマを出す?→よし!ジャンケンしよう!の流れになることが多いですから

ええー!僕なら喜んで駆けつけるのに!最寄り駅まで妻を送迎、息子のバスケの試合のために遠方まで運転をするなんてしょっちゅうですよ。

――あの……、どういうところが楽しいのですか?

  • トヨタ・ノアの運転席に座るオーナーさん

それね、みんなに言われるんですよ(笑)。めんどくさくないの〜?って。足がわりにされている、と言うと聞こえは悪いけど、まぁ〜そんな感じっちゃそんな感じですしね(笑)。

なんですけど、ちょっと考え方を変えると〝運転する時間が増える″ということだとは思いませんか?

僕は何分かだけでも沢山運転をしたいタイプだから、「乗せて行って」とお願いされることは、願ってもいない運転チャンスなんですよ。

――なるほど!確かに、そう思うとクルマを出したくなってきました!

でしょ?送迎したついでに、ふら〜っと海岸線沿いを走って寄り道しちゃったりとかすればいいんですよ。最高じゃないですか、

  • トヨタ・ノアと青空を眺めるオーナーさん

――そんなに走るのが好きなら、サーキットも走るのですか?

それがねぇ、走りたいという気持ちはあるものの、残念なことにああいうのは自分には向いていないんですよ。

クルマ好きになったのは「頭文字D」がキッカケで、免許を取ったら絶対に走り屋っぽいクルマに乗りたい!なんて思っていたんですけど、免許を取って数ヶ月でクルマをぶつけてしまったから、人よりももっと安全運転を心がけるようになっちゃって(笑)。

サーキットでレースをスタンドから眺めて、走った気になる!って感じです。

――okaznさんは、これまでどんなクルマに乗ってこられたのですか?

  • ホンダ・フリード

走れるクルマを断念したあとは、VIPカーへの憧れが募り、VIP車で有名なカーショップにあったエスティマを購入しました。赤いボディカラーが一際目を引き、エアロが付いていてノーマルのものとは少し違う外観に一目惚れしたんです。

ですが、そんなエスティマに乗っている時に結婚が決まり、妻からの「冬にエアロをガリガリ擦ってしまうから嫌だ。乗り替えて」というお達しのもと、手放すことになりました。それで、その次にフリードを愛車として選んだという流れですね。

――ずっと7人乗りのクルマに乗ってこられたんですね。

  • トヨタ・ノアの2列目、3列目

はい。人がクルマを選ぶ時の基準って、デザインが好き、走行性能が優れている、価格帯など色々あると思うんですけど、僕の場合は7人乗りであること!

しかも、クルマに乗った7人がぎゅうぎゅう詰めで座るのではなく、ゆったりとくつろげるクルマであることが第一条件なんです。

だから、妻が大きいクルマの運転が嫌だと言わなければ、ステップワゴンに乗っていたと思います。その当時は妻がクルマを使うことの方が多かったから、コンパクトカーにしないかと、ものすごく提案されましたけどね(笑)。

――なるほど。それで、フリードの後がノアですね?

はい。念願叶ってのミドルサイズのミニバンだったので、すごく嬉しかったです。

――ノアを購入しようと思ったキッカケは何だったのですか?

  • トヨタ・ノア

フリードもすごく素敵なクルマではあったんですけど、やっぱりもうワンサイズ大きなミニバンが良いな〜というのが心の隅にずっとあったんです。

そんな時に新型ノアが発表されて、どんなものかと見てみると、デザインがかなり好みで、これは買うしかないとディーラーで働いていた先輩にすぐに連絡をしました。

――どんなところが気に入ったのですか?

断然フロントマスクです!ライトの形が角ばっていて、太いラインが3本連なったフロントグリルは、トランスフォーマーに出てくるロボットのようでかっこいいと思ったんです。

今から変形でもするんじゃないの?くらいメカメカしい感じがするといいますか。あとは、フロントのサイドのところに、カーボンっぽい部分があるのもスポーティーで良いなと思ったところです。

  • トヨタ・ノアのライトとフロントグリル

――大人気だったから、納車待ちの時間が待ち遠しかったのでは?

発表されてから早めに受注したので、2ヶ月くらいしか待ちませんでした。

あとは、コロナの影響で半導体不足のため、パノラミックビューモニターが付いていると納期が遅れると言われたので、そういうオプションは一切付けませんでした。

何せちょっとでも早く乗りたくて……。そしたら、納車したのはお店では第一号で、ハイブリッドは宮城県だとおそらくまだ走っていないかもと言われたんです。何となく優越感といいますか、やったー!みたいな(笑)。

――納車日は、かなり嬉しかったのでは?

前日に寝られないくらいワクワクしていました(笑)。ガラスで造られたガレージに入っていたんですけど、今からこれに自分が乗るのか!!と思うと、うわぁああ!と胸が高鳴ってしまって。

フロントグリルのメッキ部分がピッカピカに輝いて、グリルは角度によってじんわり光るんですけど、それがまたカッコいいんですよ。

  • トヨタ・ノアの納車日

――実際に走ってみてどうでしたか?

加速が良かったのと、やっぱり広いなぁと感じました。さっき、7人がゆったりと座れることが愛車選びのポイントと話したのですが、ノアならそれが可能だなと安心しました。

僕は速く走れるとかそういうのはどっちでもよくて、クルマに乗ってくれたみんながドライブを楽しんでくれるのが良いんです。

家族や両親を乗せてどこかへ行った時に、ルームミラーから笑顔が沢山見れることの方が重要なんです。それが出来ると、あぁ、クルマを買って良かったと思えるんです。

  • トヨタ・ノアのリヤ

今後は、家族や友人と色々な場所に出掛けたいというokaznさん。広い車内で車中泊をし、ディズニーランドに行きたいと話してくれました。

大切な人を乗せて、色々な思い出を作っていくことで、もっとノアがokaznさんやご家族の中で欠かせない存在になっていくのでしょう。

(文:矢田部明子)