これが僕の“ラストエンジン車”!トヨタ GRヤリスで楽しむシン・カーライフ!
日産 シルビアから始まったuzzwさんのカーライフ。流線型のクルマが好みということで次はトヨタ MR-Sに20年近く乗り、最後のガソリンエンジン車として選んだのがGRヤリス。
これまでとは異なるキャラクターを持つクルマに出会ったことで、uzzwさん自身にも変化があったそうです。
そんな、uzzwさん×GRヤリス&MR-Sのお話です。
――uzzwさんは現在、GRヤリス、それ以前はMR-Sに長年乗ってきたということですが…車歴はこの2台ですか?
いえ、この2台の前に初めて所有したのが日産 シルビアで、次がMR-S。なので今のGRヤリスで3台目になります。
――車歴を伺うとスポーツカー、それも「カッコいいクルマが好きだ!」と言わんばかりの様子が伝わってきますね!
(笑)。確かにカッコいいクルマは好きです。クルマは走って、カッコよくてこそですよ。
もともとはホンダのS2000も好みだったんですけどね。それで2台目はMR-Sを買う形になって。
――S2000もお好みだったということは、オープンカーがお好みですか?
いや、そういうわけではないんですよ。もともと流線型のフォルムのクルマが好きだったので、フォルムで選んだらたまたまオープンカーだったという感じですね。
――SNSを拝見するとMR-Sはかなり気に入られていたみたいですね!
初めて新車で買ったのがこのクルマなので、思い入れが強いんですよね。なかなか手放せなくて19年も乗っちゃいましたよ(笑)。
――それで2023年8月に今のGRヤリスに乗り替えたということですが、長年乗ってきたMR-Sからの買い替えの理由とは?
実は積極的に買い替えを検討していたわけではないんですよね。ただ、最近はEV化が急激に進んでいるというニュースを見ていたので、最後にガソリンエンジン車の完成形みたいなクルマに乗りたいという思いがあって……。
できればMR-Sにも乗っていたかったんですが、MR-Sを引っ張りすぎると狙っていた最新モデルのガソリンエンジン車に乗っていられる期間が短くなりそうだったので。
――かなり葛藤があったのではないですか?
ありました。ただ、そのころ狙っていたGRヤリスが受注停止になりそうで、ディーラーの方から「そろそろ受注停止になりそうです!」というお話を受けたので契約したかたちです。
僕が契約した後にすぐに受注停止になったのでホントにギリギリのタイミングでした。ディーラーさんからの呼びかけがなかったら、このタイミングで買っていなかったかもしれないです。
――GRヤリスを狙っていた理由は?
デザインで言うと、もう少し車高の低いクルマがいいなと思ったんですが、スペック的にはこのクルマが、ガソリンエンジン車の完成形になるのかなと考えて。
ディーラーにお願いして試乗もさせてもらい、これがいいなという感じで決めました。
――試乗した時の印象はどうでした?
冬の天気が悪い日だったので、実はガンガン乗れたわけではないんですよ。ただ、馬力があるのと安定感があるというのは感じられて、いいクルマだという印象を強く持ちました。
――購入時に特にこだわったところは?
せっかくだからグレードをRZのハイパフォーマンスにしようという風に考えていました。
ただ、それ以外は特に。というのも、今まではカスタムしていろいろ自分好みにしていたんですが、このクルマに関してはなるべくノーマルで乗り味を楽しみたいという思いがあるので、ノーマル仕様のままで十分だと思えるようにRZハイパフォーマンスをお願いしました。
――それで8月に納車されたということですが、早速ドライブに行かれた際に感じた第一印象はどうでしたか?
今までは、クーペのクルマだったので車高の高さは気になりましたね。あとは最初のころは慣らし運転のつもりでゆっくり走っていたんですが、力強く走ってくれるし、乗りやすいなって思いました。
新車を買うのも大体20年ぶりだったから、20年分の進化をひしひしと感じることが多かったです。
――気になっていたエンジンについてはどうですか?
慣らしが終わったのが最近なんですが、やっぱりすごいですよね。加速しようと思えばすごく伸びるし、ワインディングを走っていても安定感がすごいし。今までとは全然違うなと感じるし、MR-Sとは違った楽しさがあります。
――違った楽しさと言うと?
ちょっと難しいですが、ミッドシップのMR-Sってスイートスポットが狭い感じがして、ワインディングでペースを上げるとスリリングな感じが楽しかったりするんです。
ただ、GRヤリスに至ってはそういう道を走っても、どっしりと安定しているんですよ。だから逆に四駆のトラクションを楽しんだりしています。
ただ、長年MR-Sに慣れちゃったから、まだまだGRヤリスの目線の高さには慣れていないですけどね(苦笑)。エンジンが前にあるクルマも久しぶりだから、重量バランスの違いも慣れるまでが大変でした。
――お出かけの頻度って増えましたか?
なるべくドライブに行こう!という感じであちこちに行くようになりました。コロナもあって県外にはなかなか行けなかったですが、特定の場所に行くというよりも、山や海沿いで、交通量が少なめで運転しやすく、なおかつ見栄えのする道を選んでいくようにはしています。
僕の自宅付近はちょっと田舎で、山や海の景色のキレイなところが多いので、SNSに投稿する写真を撮るのには困らないです(笑)。
――長年乗っていたMR-SからGRヤリスに乗り替えたというと、周りの反応もすごかったのでは?
MR-SとGRヤリスだとクルマのキャラクターがちょっと違うので、クルマ仲間たちからは「GRヤリスにしたんだ!?」と驚かれたことが多かったですね。今までの僕の雰囲気からだとGR86に行きそうなので(笑)。
――ちなみにGR86には興味はなかったんですか?
いや、候補はGR86、GRヤリス、ロードスターだったんですが、MR-Sにずっと乗っていたのでMR-SからGR86やロードスターに乗り替える意味を見出せなかったんですよね。「それだったら、MR-Sの方がいいや」ってなっちゃったので。
どうせ買い替えるなら、全然キャラクターの違うクルマにしたいという思いがあって、GRヤリスを選びました。
――MR-Sへの思い入れも強いんですね。クルマ仲間とはどこでお知り合いに?
MR-Sに乗っているころにSNSを通じて知り合いました。オフ会に参加したこともありますし、MR-Sではサーキット走行もしていたので、そこで仲良くなったこともあります。
――ホントに運転好きなんですね。この2台でのドライブで特に思い入れがあるものは?
MR-Sのころですが、妻と一緒に北海道旅行をしたことですかね。基本的にMR-SもGRヤリスも自分一人で乗ることが多かったので、MR-Sで妻と一緒に出掛けるというのはホントに珍しかったんですよ。
フェリーにMR-Sを載せて、宗谷岬まで行ってみたりして。4~5日のんびりドライブして旅行する感じだったのでホントに楽しかったし、走っていて気持ちよかったです。
ただ、MR-Sってラゲッジスペースに荷物をいっぱい入れると幌が開けられないので走行中はオープンにはできなくて(笑)。それもまた思い出ですね。
――GRヤリスでもこうした思い出ができるといいですね。では、そんなGRヤリスで出かけてみたいところは?
ちょっと方向性が異なるかもしれないですが、GRヤリスのパーソナライズ、コンピュータの書き替えをしてくれるというイベントをやっているので、一度参加してみたいですね。より良くこのクルマに乗りたいんですよ。
――では、uzzwさんにとってGRヤリス、MR-Sはどんな存在ですか?
なんというんでしょうか……相棒でしょうかね。MR-Sは19年一緒に連れ添ってきて楽しい思い出もたくさんあるし、いろいろなところに行ったクルマなので思い出が詰まっています。
今乗っているGRヤリスともMR-Sに負けないくらいの思い出をたくさん作りたいという思いがありますね。
【Instagram】
uzzwさん
(文:福嶌弘)
トヨタ GRヤリスに関する記事
-
-
サメ肌アルミシートで空気抵抗減、きしめん状CFRPで軽量化! GRヤリスDATに新技術…スーパー耐久 第6戦 岡山
2024.10.28 ニュース
-
-
-
2024 WRC 第12戦 セントラル・ヨーロピアン・ラリー レポート
2024.10.22 モータースポーツ
-
-
-
2024 WRC 第12戦 セントラル・ヨーロピアン・ラリー 結果
2024.10.21 モータースポーツ
-
-
-
2024 WRC 第11戦 ラリー・チリ・ビオビオ レポート
2024.10.01 モータースポーツ
-
-
-
2024 WRC 第11戦 ラリー・チリ・ビオビオ 結果
2024.09.30 モータースポーツ
-
-
-
2024 WRC 第10戦 アクロポリス・ラリー・ギリシャ レポート
2024.09.09 モータースポーツ
-
関連記事
-
-
出来ないことって、そうそうない!クジラクラウンを、アメリカに持っていくと決めた私
2024.11.21 愛車広場
-
-
-
昭和の名車「サニーB110」に恋して。今だから分かる、このクルマの魅力
2024.11.20 愛車広場
-
-
-
トヨタ ハイエースは大切な仲間と家族の時間を濃くしてくれた最高の愛車
2024.11.19 愛車広場
-
-
-
スポーツカーをつくりたい!だからこそ挑戦した、学生フォーミュラ
2024.11.17 愛車広場
-
-
-
新車から14年間そしてこれからも、ヴォクシーが3人の子供のママに勇気を与えてくれる
2024.11.16 愛車広場
-
-
-
「非日常を演出してくれる」真っ赤なホンダ・トゥデイは僕のカーライフのスパイス!
2024.11.14 愛車広場
-
-
-
スバル インプレッサWRXは「自分が自分でいられる場所」。憧れの愛車で楽しむ最高のカーライフ
2024.11.13 愛車広場
-
-
-
「自動車」の進化は「人」の進化。仲間とワイワイ楽しむためのスズキ キャラ
2024.11.12 愛車広場
-
-
-
決め手は両側パワースライドドアとVTEC 家族も満足 ホンダ・エリシオンプレステージ
2024.11.11 愛車広場
-
最新ニュース
-
-
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
2024.11.21
-
-
-
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
2024.11.21
-
-
-
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
2024.11.21
-
-
-
楽しく学べる「防災ファミリーフェス」を茨城県の全トヨタディーラーが運営する「茨城ワクドキクラブ」が開催
2024.11.21
-
-
-
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
2024.11.21
-
-
-
VW『ティグアン』7年ぶりの新型発売、初のマイルドハイブリッドも 487万1000円から
2024.11.19
-
-
-
レクサス『ES』改良新型、新スピンドルグリル採用…広州モーターショー2024
2024.11.19
-
最新ニュース
-
-
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
2024.11.21
-
-
-
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
2024.11.21
-
-
-
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
2024.11.21
-
-
-
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
2024.11.21
-
-
-
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
2024.11.21
-
-
-
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
2024.11.21
-