ハリアーがいなかったら涙する!? 初マイカーに恋するイマドキ女子のカーライフ

  • トヨタ・ハリアーとオーナーのReinaさん

初めてのマイカーを購入するつもりで何気なくディーラー店に立ち寄ったというReinaさん。特にこれといったクルマにするつもりはなかったそうですが……展示されていたトヨタ ハリアーに一目惚れして即決。

軽自動車から大きくなった愛車にビックリしつつもそのパワフルな走りとカッコよさが彼女のライフスタイルそのものを変えたと言います。

そんな、Reinaさん×ハリアーのお話です。

――Reinaさんはハリアーに乗られているということですが、これが初めてのクルマでしたか?

いえ、前は母のおさがりのタントに乗っていて、このハリアーは2台目になります。

――ハリアーへ乗り替えようというキッカケとは?

最初は特にこだわりがなかったんですよ。「運転にも慣れてきたし、買い替えたいな」という理由でとりあえずトヨタのディーラーに行ってクルマを物色していたら……そこに展示車でハリアーがあって。

そうしたら「これに乗りたい!!」って一目惚れしちゃって(笑)。それで即決してハリアーを選んだという感じです。

  • トヨタ・ハリアーと桜

――思い切った決断だったと思いますが、予算等は大丈夫だったんですか?

予算は完璧にオーバーしていましたね(笑)。ただ、初めて自分のお金で買うクルマだから予算よりも長く乗りたいという意識の方が強かったんです。だからローンを組んで買おうって。

それでローン審査してもらって、ダメだったら諦めようくらいの軽いノリでしたが、幸い通ったのでそのまま買うことになりました。

――新車購入ということでボディカラーやオプションなどが選べたと思いますが、こだわったポイントはありますか?

ボディカラーは黒がいいなって思っていたんですが、マットブラックとプレシャスブラックパールで迷ったんですけど……キラキラしている方がカッコイイと思って、プレシャスブラックパールの方を選びました。

それ以外は特にはこだわらなかったんですが、とにかくボディラインがカッコよくて気に入りました。

――納車まで4カ月ほど待ったということだったので、納車日なんかは思い出深いのでは?

今でも忘れられないですね。最初はうれしくてしょうがなかったです。だから納車の前日、眠れなかったです(笑)。

試乗もせずに買ったので、最初乗る時は怖いなとかもちょっと思ったし、乗るのは買ってからのお楽しみにしていました。

  • トヨタ・ハリアーの納車

――その感じだと、初めてハリアーに乗った時の感想もいろいろあったのではないですか?

やっぱりタントとはクルマの大きさが違いますよね(笑)。あと馬力が全然違うし。踏み込んだ時の加速がすごくて、スムーズに加速してくれるのが印象的でした。

私が買ったハリアーはガソリン車なんですが、音もせずにスーッと加速していくのが楽しかったですね。

――乗るのが楽しいと、お出かけの頻度も増えたのでは?

増えましたね。正直、以前は運転するのが苦手だったんですが、ハリアーに替わってからは何時間運転していても疲れないからあちこち出かけるようになりました。

最初はサイズ感が気になったんですが、運転しやすいので意外とすぐに慣れてきて。それも出かける頻度が増えた理由かもしれないです。

――行きつけのドライブスポットなどもできてきたりしますか?

私は福島県に住んでいるんですが、最初の頃は山形や新潟などの近くの県に行くことが多かったです。

特に何をするわけではないのですが、山形まで行くときは一般道を使って山道を走ってみたり、新潟へ行くときは高速道路を使って海沿いを走ってみたりとか、それぞれ自然あふれるところで走ることが多かったです。

  • 夕日に照らされるトヨタ・ハリアーと湖

――景色を見る感じで走っていたんですね。ちなみにReinaさんがハリアーを買ったことで周りの反響はいかがでしたか?

驚かれることが多かったですね。当時はまだ新型のハリアーが出たばかりだったから、賛否両論ある時期で。その中で80ハリアーを買ったというと「前の型の方がカッコよくない?」とか言われてちょっとへこんだりもしましたけど(笑)、逆に「いいクルマ買ったね!」みたいな声もあって半々でしたね。

クルマに興味がある友達とかは「乗せて」とか「車内を見せて」みたいな感じで声をかけてもらうことも増えて。それで友達とドライブすることも増えました。

――SNSを見ると東北エリアだけでなく、日本各地にお出かけされているみたいでしたが、そのキッカケは?

クルマの運転に慣れてきたのもありますが、ちょうどSNSを始めた時期でフォロワーさんがたくさん増えたから、「会いに行ってみよう!」という感じで出かけることが増えたというのがあります。

「一緒に写真を撮りませんか?」と、コラボを提案されることも多くてうれしかったです。

私自身、ちょっと人見知りするところがあるので最初は緊張したんですが、同じハリアーのオーナーさんだから話も合うし、すぐに打ち解けられてよかったです。

今では年齢も性別も気にせずに遊べるようになったし、東海や関西方面に行くことが増えました。

  • トヨタ・ハリアーのオフ会

――こういう会に行くとカスタムされている方も多くいるため、Reinaさんも刺激を受けたりしたことは?

受けましたね。最初はハリアーに乗れたことで満足していたんですが、コラボやオフ会を通じて「カッコイイな」と思うこともあり、私もやってみたいと思うようになったし、ますますクルマにのめり込んでいきました。

――カスタムするにあたり、Reinaさんはどういうところから知識を得たのでしょうか?

私自身クルマの知識がなかったので、最初はフォロワーさんのカスタム例を見て自分なりのイメージを膨らませていって。

あとはオフ会やコラボをしたときに参加したオーナーさんに直接教えてもらうことが多かったです。気になったら自分から積極的に聞いていました。

――全然人見知りじゃないですね(笑)!そうして知識を得てカスタムをして現在に至ると思いますが、コンセプトは?

  • オフ会に参加するトヨタ・ハリアー

最初は人見知りだったんですよ(笑)。

コンセプトは「周りと被らない、私だけのハリアー」がコンセプトでメッキを多くしたんです。ブラックのボディーにメッキは映えるし、ホイールもメッシュにしてギラギラにしました。

あとは自分オリジナルのステッカーを貼ってみて、オンリーワンの仕様になったかなって。ステッカーは私がアリアナ・グランデのファンなので、彼女のファンの総称である「Arianator」というのをリアに貼って、私らしくしてみた感じです。

――所有されて2年、あちこち行かれていると思いますが……一番思い出深い出来事は?

京都まで行ったことですね。このクルマで一番遠くまで行ったのが京都だったんですが、京都の街並みとあわせて撮った写真がとにかくお気に入りで。キラキラしたものも好きなんですけど、京都の落ち着いた街の雰囲気も好きなんですよね。

この時はまだノーマルのままだったので、クルマが仕上がった今、もう1回行きたいなって思います。

  • トヨタ・ハリアーと着物のReinaさんと竹林
  • トヨタ・ハリアーと京都の街並み

――カスタムもだいぶ仕上がっているということですが、特に気に入っているところはありますか?

いろいろあるんですが、私自身ピンクが大好きなので内装をピンクでまとめたところですね。外観は黒とメッキでキラキラさせたんですが、中は女の子っぽくしたいと思ってギャップのある仕上がりにしてみました。

  • トヨタ・ハリアーの運転席
  • トヨタ・ハリアー

――ちなみに今後、ここに行きたい!などのご予定はありますか?

行きたいところはたくさんあります。さっき話した京都にももう一度行きたいし、埼玉の川越も写真撮りに行きたいし……、あとは大阪の御堂筋ですね。そこのイルミネーションがすごくキレイだったのでぜひ見に行きたいなって。

あとは砂浜でハリアーを走らせてみたいなって思いもあります。

――では、Reinaさんにとってハリアーってどんな存在になりますか?

なんていうんだろう……私の「相棒」ですね。愛着もメチャメチャ湧いたし、このクルマに出会っていなかったら今の私はなかっただろうな。交友関係も広げてくれたし、見たことない景色も見せてくれたし。

実は、愛知へドライブに行った帰りに追突事故に遭って修理で2ヵ月離れたんですが、その時はホントに悲しいし辛くて、それが理由で涙しちゃうこともあって。

……そう考えると、「恋人」って言った方がいいかもしれないですね(笑)。ドライブから帰ってくると「今日もありがとう」ってついつい話しかけちゃうんです。ちょっと恥ずかしいですけど(笑)。

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Reinaさん

(文:福嶌弘)

MORIZO on the Road