軽自動車に乗り続けてきたオーナーが語る、電気自動車サクラの「抜群の乗り心地」
1年半前、電気自動車サクラを購入したkeoroshiさん。人気となったEV車を購入した理由や乗り心地、愛車との日々について語ってもらいました。
――これまでの車歴を教えてください
私は免許を取って35年が経ちました。片道30キロ・往復60キロの通勤に使っているので走行距離が長く、インテグラ、オデッセイ、ラグレイト、ライフダンク、ライフ、フィット、N-BOX(JF1、JF3)、N-ONEに乗ってきました。
現在は私がサクラ、妻がジムニーシエラに乗っています。また母親の介護のために、N-BOXのスロープ仕様を購入したので、現在は3台所持しています。
――最近は軽自動車が多いようですが、何か理由がありますか?
まずは燃費がいい点です。自動車税も安いですし、諸費用が安く抑えられるのが一番の理由です。加えて私の地域では車庫証明がいりません(※地域によっては必要な場合があります)。あとは運転のしやすさですね。
――サクラを購入した理由を教えてください
ガソリンが高騰していた際に、2019年の東京モーターショーで目にしたコンセプトカーに興味がそそられました。私は通勤で走る距離が片道30キロのため、燃料費が安く抑えられるメリットが大きかったからです。
加えて日産のキャンペーンで「充電設備費用のキャッシュバック」もあり、電気設備費用はかかりませんでした。補助金(55万円)がもらえたので、総額は200万円以下でした。EV車は車両価格が高い印象でしたが「この金額なら」と購入を決めました。
――サクラに買い換えてどれぐらい節約できましたか?
ガソリン車のときは週に1回ほど給油していたので、1ヶ月で1万2千円ぐらいかかっていました。今は電気代のトータルが冬でも1万円ちょっと。おおよそですが、ガソリン車の半分ほどだと思います。
1日の走行距離は平日だと60キロなので、2日に一度、充電しています。家がオール電化なので、夜間に充電すると安くなります。
しかも家からガソリンスタンドまでけっこう距離があり、その分も余計な出費や労力でしたが、そうした無駄も省けました。
気を付けていることとしては、電池が小型なので急速充電はしないようにしています。もちろん日産のカードももっているので自宅以外でも充電は可能です。
電費(電気1kWhあたりの走行距離)は9〜13キロぐらいです。最大180キロと言われる「フル充電した際の走行距離」は、エアコンをかけると短くなるので、冬場で120キロぐらい、暖かい時期で150キロぐらいです。
充電ポートは2つあり、上が普通充電、下が急速充電です。
――乗り心地はいかがですか?
すごくいいです。運転席周りのインテリアは軽自動車とは思えないちょっとした高級感もあります。
運転している際の車内はとても静かで、アクセルを踏んだ時の音も、ガソリン車とは違って静かなのがサクラの特徴の一つだと思います。
またトルクの感じも加速も悪くなく、むしろアクセルを踏んだ時の反応はガソリン車よりも早く、いい感じで加速してくれます。普通の軽自動車はアクセル踏んでもワンテンポ遅れますが、サクラにはそれがありません。
サクラには3つのドライブモードがあります。通常運転のスタンダードモード、スポーティな走行ができるスポーツモード、省エネができるエコモードです。
また最新の電動車だなと思う機能がいくつもあります。まず便利だなと思ったのは、オートブレーキホールド機能。これは交差点や渋滞時にブレーキペダルを踏み、停車後にブレーキペダルを離してもブレーキが効いたままになる装置です。
e-Pedal Stepのスイッチを入れると、アクセルだけで加減速の操作が大丈夫です。
インテリジェントエマージェンシーブレーキは前方を走行するクルマや歩行者、自転車を検知するので走行中の衝突回避をアシストしてくれます。
時速60キロ以上で走っているときに注意力が低下していると判断してブザーが鳴る「インテリジェントDA」(ふらつき警報)や、道路上にある進入禁止や最高速度、一時停止の標識を認識する標識検知機能、走行レーンから飛び出しそうになるとブザーで警告されたり、ほかにもヘッドライトの照射を変化させて対向車がまぶしくならない「アダプティブLEDヘッドライトシステム」など、最新の安全システムがたくさんついているのも安心です。
高速道路で前のクルマを検知し、アクセルやブレーキをコントロールするプロパイロットは、車間距離を保ってくれます。駐車をスムーズにするプロパイロットパーキングも軽自動車では初めて装備されていて、駐車が苦手なドライバーに人気ですね。
スライドボックスやセンターボックス、ドアポケット、トランクルームなど収納箇所も軽自動車とは思えず、これまで乗ってきたクルマに比べ、乗り心地や使い勝手は抜群にいいです。
――サクラにもカスタマイズをされていますね
これまで軽自動車を乗り続けて、様々なカスタマイズをしてきました。たとえばホイールも14インチから18インチまで各サイズをもっていて、季節がいいときは大きいサイズでも電費に影響しないので履き替えています。
ホイールの重さが14インチは10.5キロ、17インチは14.9キロ=1本あたり4.4キロ異なるので、両者を履いて電費の計測をしたりもしました。サクラのオフ会にも参加していて、新たなカスタマイズを探したり、僕のカスタマイズを参考にしてもらったりしています。
――ご家族でロングドライブに出かけたりもしていますね
年末にディズニーランドに行ってきました。でもサクラは長距離ドライブには向かないです。充電した際の最長距離が180キロ前後なので、サービスエリアで何度か充電しなければなりません。
妻が旅行好きなので、荷物が多く載せられるジムニーシエラに乗って出かけることもありますし、家族で長距離旅行をする際はN-BOXに乗ります。
――充電箇所が、まだ十分ではないですからね。サクラに乗り替えて、クルマとの接し方が楽しくなったのでは?
走行距離は短いものの、新しい機能がたくさんついていますし、スペックも十分、維持費も安いです。これまで乗ってきたクルマとはまるで違い、乗っていて楽しいです。
「サクラは日本の自動車市場の常識を変えるクルマです」と聞きましたが、そう言われるのもわかります。サクラとは「日本を象徴する花」ですが、正に「次世代を象徴するクルマ」ですね。
どんなクルマでも費用がかかりますが、keoroshiさんのお話を聞いていると、費用対効果という点でサクラは抜群だと感じます。近い将来、マンションに充電スポットが普及しそうなので、便利さは増えそうです。
サクラには15種類ものボディーカラーがあるそうで、筆者も桜を感じさせるブロッサムピンクに乗るカーライフを想像してワクワクしました。
【みんから】
keoroshi
(文:小川隆行)
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