ダイハツ・アトレーは最高にマッチしたクルマ!一か八かのカスタムと、最愛の息子と車中泊旅!!



ダイハツアトレーで車中泊旅を始めたきっかけは、最愛の息子さんがクルマ好きであり、ドライブに行くのが大好きだからとのこと。すれ違うクルマやエンジンの音、何より一晩中クルマの中で過ごせるため、しょっちゅう「クルマに乗って出かけない?」というお誘いがあるそうです。一方で、daiさんも同じくらい運転や旅行が好きだそうで……。

今回は、daiさん×アトレー の お話をお届けします。

―――最近だと、どこに旅行に行かれたのですか?

えっと、どこだったかな?新潟?広島?いや、違うな。山梨県にあるリニアモーターカーの試験場だったか……?あっ!違う!静岡の御殿場辺りに行きました。

―――直近でも色々な場所に行かれていますね(笑)。

そうなんです。というのも、車中泊って暑くなってくるとなかなか厳しいものがあるから、ちょうど良い気候のときに行かないと、と思いましてね。ただ、今回の静岡遠征は色々と最悪でした(笑)。7月初めだったから大丈夫だろうと思っていたのですが、クルマが暑くて寝れなかったから、後ろのバックドアを開けたら寒くて眠れない……。次の日はヘロヘロになりながら観光することになりました。

―――おおっ!バックドアを開けるとは!大胆ですね!

流石に全開は防犯上怖いので、半開き出来るようなステーと蚊帳を取り付けています。実際に車中泊をしてみて分かったんですけど、アトレーってエンジンからの熱がこもりやすく、風が抜けないと朝方まで車内がずっと暑いままなんですよ。だから、ほかにも後部座席のスライドドアのポップアップガラスにパソコン用のファンを取り付けるなどしています。

―――そういえば、私も去年の夏にアトレーで運送バイトをしていた時、夜になっても車内が暑かったです。でも、そうやって改良していくのが、また楽しかったりするのでは?

そうそう!良いですよね!特にこだわりがあるわけではないのですが、なるべくお金をかけずに、一か八かのカスタムを楽しんでいます。

―――“一か八か”?

はい。聞いたことのないようなメーカーの商品を注文して、果たしてそれが使える代物がどうなのか?ドキドキしながらポチるってやつを楽しんだりとかですね。まぁ、圧倒的に失敗が多くて、妻からは「このゴミの山は、いつ片付くのかしら?」的なことを言われます(笑)。ペットボトルが入らないカップホルダーや、“宇宙まで照らす”と詳細に書いてあったのに、20㎝先も照らせないライトとか……その他もろもろ……。

―――そのライト、まさに一寸先は闇だ……。

あはは(笑)!上手いこと言うなぁ〜。ちなみに、失敗ばかりじゃなくて、成功例もあるので紹介させて下さい。L650タントのスイッチを流用して、スライドドアスイッチと安全機能スイッチをアンバーから白に変更しました。個人的にアンバーが安っぽく見えて好きじゃなかったので、家族は誰1人気が付きませんでしたが(笑)、自分の中では大満足のカスタムと感じております。このスイッチがね〜、L650タントのスイッチに辿り着くまでに色々あって、安さにつられてネットで買ったやつが小さすぎたり、掲載してあった写真とは全く違って見えたりとか、本当に色々あったんですよ。

でもね、そういうのも楽しいんです。昔からトミカが好きでしたが、それをいじる感覚というか、オモチャをより自分好みに変身させていく感覚というのかな?その愛着のあるクルマで、大切な息子と車中泊旅に行けるというのは最高ですよ。

―――行き先は、どうやって決めているんですか?

な〜んにも決めずに、こっち方面行ってみる?という感じです。そして、それが好きなんです。僕はお城が好きなので、そこを目標にしてみたり。息子のリスエストがあれば、そこに行ってみようか〜みたいな。僕は運転が好きで、息子はクルマに乗るのが好きだから、何ならどこにも寄らなくてもオッケーなんですよ。名古屋に住んでいるんですけど、広島くらいなら1泊せず往復しちゃいます(笑)。

―――それはすごい……。1日中クルマに乗っている感じですね……。

はい。その感じで、沖縄以外は全部クルマで行ったことがありますよ。高速は使わずに、夜に家を出発して朝方まで走って車中泊。どこへ行くにも基本的に下道を使うのは、高速代を節約したいというよりは、時間に追われず自分のペースで走ることが出来るからです。たまに、地図アプリが獣道のようなとんでもない道を案内してくることもあるけど(笑)、周りの景色を見ながら、自分と息子が興味のあるところにゆっくりと立ち寄れるのが最高なんです。

クルマに何を求めるかは、人それぞれだと思います。例えば、速さを求める人もいれば、高級感を大切にする人、とにかくそれは人様々だと思いますが、僕は息子と色んな場所に行って楽しいクルマが良いんです。クルマでしか行けない道を通って、そこでしか味わえない楽しさを息子と共有していきたいです。

そう話してくれたdaiさんですが、涼しくなってくる秋頃……。また日本中を旅していきたいということでした。アトレーのサイズ感、使い勝手、維持費の面から考えて、このクルマ以上にマッチしたクルマは今のところないということです。さて、あなたにぴったりのクルマは何ですか?ぜひ、お話を聞かせて下さい♪

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daiさん

(文:矢田部明子)