「初めての愛車はこのクルマしか考えられなかった」免許取得前から想い続けた日産・キューブキュービックとのカーライフ
現在18歳だという川谷さんは、半年前に運転免許を取得。
愛車として迎え入れた2007年式の日産・キューブキュービック(YGZ11型)は、免許取得の数年前から購入を決めていたのだとか。
自動車メーカーから沢山の車種が販売されており、マイカーを決めるにあたっての選択肢は豊富だ。
そんな中、彼がキューブキュービックにしか目がいかなかったのは、一体何故なのか。
今回は、川谷さん×キューブキュービックのお話です。
――キューブキュービックを愛車にしようと思われたきっかけは何だったのですか?
元々、母方の祖母が初代のキューブに乗っていて、それが私にとって初めてのキューブとの出会いでした。昔からずっと祖母の初代キューブが大好きで、それをきっかけにクルマ自体も好きになったんですよ。助手席に乗せてもらっていたので、幼いながらも、いつかキューブに乗りたいなって思っていましたね。
――初代キューブではなく、キューブキュービックにしようと思ったのは何故なんでしょうか?
初代に乗りたいと思ってはいたものの、約20年落ちというのもあり、玉数も少なかったんですよね。買ったとしても部品も少ないし、維持費も心配だったので、2代目のキューブに絞って、せっかくなら3列シート仕様であるキューブキュービックにしようと探し始めました。
――お祖母様の初代キューブに惹かれたのは、見た目が好みだったからなのでしょうか?
デザインももちろん好きなのですが、祖母は私が生まれる前から乗っていたみたいで、私が物心ついた頃にはすでにそばにあったんですよ。なので、馴染み深いというか、近くにあると安心するんです。キューブに惹かれるのは、そこも大きな理由なんじゃないかなって思っています。
――迷わずキューブを選んだのにはそういう理由が関係していたんですね。
そうですね。免許を取る数年前から、キューブキュービックに絞って探していたので、最終的にすごく状態の良いキューブキュービックに出会うことができたんですよ。
――子供の頃から、クルマに興味はあったのですか?
元々、父親が機械やクルマが好きで、いろいろと教えてくれたのもあり、興味はあったと思います。例えば、小さい時って文字を覚える時期があるじゃないですか。その時に、母と散歩をしながらクルマのナンバープレートを見て、数字やひらがなを覚えていたんですよ。それと同時に、車種やメーカーも覚えていましたね。
――じゃあキューブの名前は一発で覚えられたんじゃないですか?(笑)。
確かに、キューブっていう名前と意味を教えてもらって、“名は体を表す”というか、自分的にすごくしっくりくる良い名前だったんですよね。なので、印象深く感じて、当時もすぐに覚えることができたと思います。
――納車日のことは覚えていたりしますか?
はい。購入したお店が福島県で、私の住んでいる場所から少し遠かったため、陸送してもらい、自宅納車という形にしてもらいました。
当日は学校に居たのですが、休み時間に親からメールが届いて、学校のチャイムがなったと同時に大急ぎで帰宅したのを覚えています(笑)。帰宅後はキューブキュービックの写真をたくさん撮ったり、当時は免許がまだ無かったので、親に運転してもらって助手席に乗り、家の周りをぐるぐる走ってもらったりしてましたね。
――キューブキュービックに初めて乗った印象はどうでしたか?
助手席に座り、トランスミッションがCVTなのですがキビキビ走ってくれて、回転数がそれほど上がらずに走れるので、すごく静かだったことに驚きました。もちろんアクセルを踏めばエンジン音はするけど、ちょっとしたストップ&ゴーは、ほとんどエンジン音がしないと思うほど静かだったんです。
――他にも川谷さん的に気に入っているポイントはありますか?
キューブキュービックのパッケージングですね。7人乗りなのにコンパクトで、荷物もいっぱい積めるっていうところ。元々のキューブもそうですけど、ボディの形が限りなく四角に近いので運転しやすいですし、コンパクトミニバンの括りにも関わらず、全長が4メートルなくて、大き過ぎず小さくもないサイズ感がすごく乗りやすいんですよね。
日常生活で頻繁に乗っているのですが、燃費が良いですし、正直不満なところがほとんど見つからないです。実際に所有してみて、とても満足しています。
――川谷さんにとって、本当に完璧なマイカーなんですね!
元々キューブが好きなので、多少の補正がかかっている部分があるかもしれないのですが(笑)、文句のつけどころがない素晴らしいクルマだと思っています。
――キューブキュービックとのカーライフで印象的な思い出はありますか?
休みの日などに、よく旅行に行くのですが、4日かけて、鳥取、岡山、徳島、京都、三重や愛知に行けたことですかね。
――結構しっかりとした旅をされたんですね!なぜ行こうと思われたんですか?
SNSのフォロワーさんたちに、免許を取ったと報告したら「是非会いに来てください」って言ってくださったんです。なので、免許を取って1ヶ月くらいでしたが、思い切って行くことにしたんですよ。
――旅の中でキューブキュービックは活躍しましたか?
はい。特に車中泊をした時に、利便性の高さに驚きました。1日目と3日目は知人の家に泊めていただいたんですけど、2日目だけ車中泊をしたんです。その時、難なく車中泊ができてしまったんですよ。
私の身長があまり高くないからか、4日間の荷物が積んである状態でも普通に寝られるスペースがあったんですよね。その時にもキューブキュービックの素晴らしさを実感しました。
――キューブキュービックに乗っていて一番楽しいとか幸せを感じる瞬間ってどういう時ですか?
個人的に好きな瞬間は、ガソリンの給油時に燃費を計算する時ですね。なんか「頑張ってくれたんだな」って嬉しくなるんですよ。あとは学校から帰ってきたとき、駐車場に停まっているキューブキュービックと目が合って、やっぱり可愛いなって、これも幸福を感じる瞬間ですね(笑)。
――川谷さんにとってキューブキュービックはどんな存在なのでしょう?
こまめに動かしてあげると、その分燃費とか調子とかで答えてくれているような気がして、機械とか工業製品というよりかは、可愛い生き物みたいな存在ですかね。愛情を注げばその分頑張ってくれるみたいな。形容しづらいですが、そんな感覚で接しています。
「乗り始めてから半年だけど、既に愛着がすごくあるんですよ。」
キューブキュービックは本当に何も文句が出ないくらい完璧だという川谷さん。
将来、就職して社会人になった時、彼の原点である初代キューブを、増車する形で所有してみたいのだとか。
日本全国の市を巡ることにもハマっているという川谷さんは、すでに150の市を周ったそうです。
目標は全国792市の制覇で、まだまだ先は長いと話す彼。
きっとキューブキュービックのパフォーマンスを引き出し、思う存分に楽しみながら、あっという間に達成してしまうのだろうなと、想像する筆者なのであった。
川谷さん
【Instagram】
https://www.instagram.com/yuto_cube3/
【X】
https://x.com/YutoKawatani
(文:秦 悠陽)
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