スバル フォレスターはやっと出会えた「自分好みにできる自分だけの秘密基地」
「昔の自分はクルマに愛着が湧かなかったんです」
そう話してくれたのは、人生で2台目の愛車にフォレスター(SKE型)のAdvanceグレードを選び、約4年が経った今でもカスタムや、雪道走行を楽しんでいるというtihaさん29歳。
フォレスターに乗る前までは中古車で購入したミニバンに乗っていたそうですが、当時は今ほどクルマに対する興味が無かったんだそう。
そんな彼のクルマへの興味の変化やどのようにカーライフを楽しんでいるのか、お話を伺いました。
今回は、フォレスター×tihaさんのお話です。
――フォレスターを選んだのは何故だったんでしょうか?
元々、趣味がスノーボードや釣り、キャンプといったアウトドア系のものが多くて、フォレスターに決める前から「スノーボードに気軽に行けるような、雪道に強いクルマが良いな」って思っていたんです。
それで調べると、雪道でも走破性のあるスバル車がヒットして、すぐに恵比寿にあるショールームに見に行ったんですよ。実はSUBARU・XVとどちらにしようか迷っていたんですが、室内空間が広くて居住性が高いフォレスターが決め手になって購入しました。
――他にも、フォレスターに対して感じた魅力ってありましたか?
外観ですね。ヘッドライト周りのキリッとした感じとグリルとのバランス感がカッコ良いと思いました。それと、横長過ぎずボテっとし過ぎていないスタイルが個性的で、とても気に入りましたね。
運転席周りのコックピット感のあるデザインも魅力的だと感じました。
――フォレスターに初めて乗った日のことは覚えていますか?
納車日当日に乗ったんですが、まずパワーがあるなって感じたのを覚えています。排気量もそうですし、四駆の力強さを感じて、めちゃくちゃワクワクしましたね。ミニバンに比べたらアイポイントも高くて、アイサイトの運転支援も付いているので、今までよりも「どこまでも行けそうだな」っていう頼もしさを感じました。
――じゃあ納車日は、どこか遠くへ走りに行っちゃったとか?
実は、家に帰らずそのままレンタルガレージに直行して、事前に購入していたディスプレイオーディオを早速取り付けてました(笑)。
友達と一緒に取り掛かったんですが、トータルで4時間くらいかかって…。もう無我夢中といった感じで、早く自分好みの形にしたいという気持ちが強かったのを覚えています。
――納車日当日に早速カスタムしたんですね!tihaさんはカスタムの様子をSNSで発信されていますが、元々好きだったんでしょうか?
クルマイジりって敷居が高いイメージがあったので、興味はあったのですがやったことは無くて、全くの初心者だったんです。
フォレスターは新車として初めて買ったクルマでもあるので、自分好みにしたい気持ちが強くて、購入前から「カスタムしたい!」って強く思っていました。
――tihaさんも初心者だったからこそ、ビギナー向けにSNSで発信されているんですね
例えばYouTubeだったら、僕みたいにクルマ初心者で、しかもフォレスターメインでやってる人が居なかったんですよ。ビギナーの視聴者さんに近い目線で解説できるし、参考になるんじゃないかと思い、それで始めたんです。少しでも参考にしてくださったら良いなって意識しながら日々活動しています。
それと、買う前から整備やカスタムをちゃんとやっていきたい気持ちが強くて、それを何か形として残せれば良いよねって友達と話していたんです。だったら思い切ってYouTubeでやっちゃおうよってなったんです。
――tihaさんが今1番気に入っているカスタムのポイントってどこなんですか?
今の1番はリヤクオーターウインドウにステッカーを貼っているんですけど、それが海外から輸入したフォレスター専用のステッカーなんです。
アメリカ国旗みたいなデザインなんですが、日本では売ってないはずなので、自分1人だけかもしれないっていう気持ちが満足感に拍車をかけて、オリジナル感がとても気に入っています。
――そういえば、初のフォレスターで行ったスノーボードはどうでしたか?
それはもう、行く前からフォレスターで行けるっていうワクワク感がすごかったです(笑)。今までのミニバンだと、坂は雪で滑って登れないことがあったんですが、それが全くなくてめちゃくちゃ感動しました。
運転していても安心感がすごいんですよね。なんなら「もっと雪道を走らせてくれ」とまで思いました。スノーボードをやりに行っている場合じゃないってくらい楽しかったです(笑)。
――フォレスターに乗るようになって変わった習慣などありますか?
そういえば、クルマの洗車を積極的にするようになりました。そう思うと、ミニバンに乗っていた時は乗れれば良いっていう感じで、今ほど愛着を持っていなかったのかもしれないですね……。
それと、クルマを出す機会が多くなったかな。自ら積極的に誘ってクルマで遊びに行くっていうのは、ミニバンの時はあまりなかったことだと思います。乗り始めてから4年ほど経ちますが、フォレスターでどこかへ出かけたい気持ちはずっと変わらずありますね。
――今までで一番印象的なフォレスターとの思い出はありますか?
カーディーラーとかで新車を買う時って、大きい鍵を持って記念写真を撮らせてくれる所があるじゃないですか。あれにすごく憧れていたんですが、僕が購入したお店はそれが無くて……。
だから、自分で鍵の模型を作って持っていって写真を撮らせてもらいました(笑)。
――おおっ、フォレスターに対する愛と覚悟を感じます(笑)!
いろんな人に笑われたんですけど、それくらい気合が入っていたんです(笑)。百均で買った発泡スチロールの板に厚紙を貼って、上からゴールドのスプレーで塗装したんですが、それもまた楽しかったです。
――tihaさんがフォレスターに乗っていて楽しさを感じる瞬間ってどういう時ですか?
雪道を走る時が1番ワクワクしていますね。あとは運転していても疲れたりしないので、快適に長距離が走れて気持ち良い。それがすごく楽しい瞬間だなって思います。
――てっきりカスタムしているときが1番なのかと思いました!
なんというか、クルマに限らずなのですが、出かけるのがそもそも好きで、出かけている時間は120%楽しみたいっていう気持ちが強いんですよ。それが室内をカスタムしたい気持ちにも繋がっているんだと思います。
イジった結果がドライブの快適性に繋がっていると思うとめちゃくちゃ楽しいですし、そこは僕にとってセットなのかもしれないです。
1番最初にカスタムを優先したのは、走りを楽しむ前に、自分のいる空間をより快適にした状態で楽しみたいっていう気持ちが大きかったからだと思います。
――今のtihaさんにとって、フォレスターってどういう存在になっているんでしょうか?
この機会で振り返ってみて思ったんですが、子供の頃、僕って自分専用の部屋が無かったんですよ。だから大人になった今、自分だけのクルマという空間を持てるようになって、自分好みの場所を作れる感覚でもカスタムしているんだなとも思います。そう思うと、完全にまっさらの状態から作り上げる秘密基地みたいな存在ですね。
幼少期、運よく自分の部屋があった筆者は、自分の好きな物や気に入っている道具をデスクに飾ることで満足感を覚えていました。その満足感はどこか心の支えにもなっていたかもしれません。でも、そんな『自分流にしたい欲』はいつのまにか、大人という社会に近づくにつれて薄れていったような気がします。
でも、tihaさんは逆に昔できなかった“カスタム”を大人になった今、思う存分に楽しみながらカーライフを送られています。
自分の好きな空間を無我夢中でカスタムしたと話す彼の言葉を聞き、青春真っ只中の少年のような、まぶしさを感じた気がしました。
【YouTube】
ビギナードライバーのフォレスター入門
(文:秦 悠陽 写真:tihaさん提供)
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