「初めての愛車に選んで良かった」スバル・フォレスターと共にこれからも学び愉しむ
「クルマの知識は全くなかったのですが、走りの楽しさを感じてみたくてフォレスターにしました。」
そう話してくれたのは、スバル・フォレスター アドバンス(SKE型)とカーライフを楽しむYamanoさん27歳。
スバル車、特にレヴォーグに憧れがあったという彼が、最初の愛車に選んだのはフォレスター。
乗り始めて5年が経過し、気付くと様々なことを経験させてくれたと話してくれました。
元々は親のクルマに乗っていたという彼がスバルの車と出会い、どのような変化があったのか、お話を伺いました。
今回は、フォレスター×Yamanoさんのお話です。
――スバルの車に憧れがあったのですね!
そうなんです。確か高校生くらいの時、スバルのCMで使われていたキャッチフレーズ「安心と愉しさを」っていう言葉に心を動かされたんですよね。同時にレヴォーグのSTIグレードを見て「めちゃくちゃカッコ良い」って思って惹かれ始めたんです。
――レヴォーグではなくフォレスターを選んだのは何故だったのでしょうか。
愛車を選ぶ際、最初はレヴォーグを狙っていたのですが、カスタム前提だったのでその費用のことも考えると、車両本体価格で100万円ぐらいの差があったレヴォーグには手が出せなかったんですよね。
――予算オーバーが理由の1つだったということですね。
そうです。フォレスターの他にもBRZ っていう選択肢もあったのですが、将来もし家族ができた時に、乗員人数の関係で泣く泣く手放すのが嫌だったんです。乗るなら最後まで僕の意思で乗りたかったのです。
その中でフォレスターの大きくて、どっしりとした頼り甲斐のあるスタイルに惹かれ決めました。
――当時、愛車に求めていた条件は他にもありましたか?
とにかくクルマを走らせることが好きだったので“楽しさ”を感じられるクルマですね。スバルのキャッチフレーズ「安心と愉しさを」を見てから、それを体感したいと思っていたんです。
――フォレスターに初めて乗った時はどう感じましたか?
安定して思い通りに曲がってくれるっていうのが最初の印象でした。
親のクルマに乗っていた時には、あまり感じなかった操縦安定性に感動しました。カーブを曲がった時に「おおっ!」って感じたのを覚えています。
――求めていた“愉しさ”は期待通りでしたか?
正直言うと、期待通りだったところもあれば、そうでない部分もありましたね。
ハンドリングの良さ、安定性やシャーシの強さはすごく期待通りで、楽しく運転できるんですが、エンジンとか駆動系に関しては思っていた感じとは少し違っていました。
というのも、元々乗っていた親のクルマがハイブリッド車で、モーターの加速感が好みだったんです。なので、フォレスターもハイブリッドモデルを購入したのですが、加速感をあまり感じられず、そこは少し残念でした。
――大満足という感じではなかったんですね…。
少し不満を言ってしまいましたが、それでもフォレスターを買って本当に良かったって思っているんですよ。
例えば、様々なカスタムをする中で、本当にいろんなことを学びましたし、カメラで写真を撮るっていうのもフォレスターに乗ったからできた趣味なんです。
初めての愛車に本当にピッタリだったと、ずっと思っています。
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デカールを貼っていた当時のお写真
――カスタムはどの部分に施したんですか?
いろいろやったのですが、まずはSTIパーツ、フォレスター用として出ている純正パーツに関してはほぼ付けましたね。走りに特化したパーツはひと通り付けています。
それと、スバル車がきっかけでラリーをすごく好きになって、ラリーカー風にしたくて、ボディ側面にスバル系のデカールをたくさん貼っていた時期もありました。今は好みの変化で剥がしちゃったのですが、それもすごく勉強になったなって思っています。
――写真が趣味になったと仰っていましたが、きっかけは?
オフ会に参加したことがきっかけでした。
フォレスターに乗り始めカスタムをしてSNSにアップしていたら、オフ会に誘っていただけるようになったんです。
当時、クルマ関係のコミュニティを全く知らなくて、興味もあまり無かったのですが、せっかくなので行ってみたんですよ。そうしたら、みんながカメラを持って愛車を写真に収めていて、自分のフォレスターもすごく綺麗に撮っていただけたりしたんです。
そのうち撮っていただくだけでは、なんだかもどかしくなってきて「自分でも撮ってみよう」って思い始めたわけです。
――それが今では趣味になっているということですね?
僕って、何かを始めると上達したいって思っちゃう性格で「適当に」とか「たまに撮る」みたいなのが嫌なんですよね…。
それで、カメラを買ってオフ会に参加して、写真を撮り始めるんですが、段々と写真を撮るのが楽しくなってきたんですよ。「もっと上手に撮りたい!」ってどんどん燃えてきて、それで今に至るという感じです(笑)。
――そういった経緯だったのですね!では休日はフォレスターを走らせて、写真を撮りに行かれてるんですね?
正にそんな感じです。最初の1年間くらいは、カメラに慣れるという意味で場数を踏むために、休みの日は必ずどこかへ行って撮影していました。そしてありがたいことに、他のオーナーさんのクルマの写真を撮らせていただく機会も多くなりましたね。
――新たな趣味もできて本当に素敵です。フォレスターに乗りはじめて変わったことって他にもありますか?
気持ちの面でいうと、とにかくどこにでも行く気になれるというか、運転が楽しいので長距離でも全然苦じゃないんですよ。
元々すごくインドアだったわけではないんですけど、前よりも行ける場所が広がった感覚です。片道2時間だろうが3時間だろうが、気にせず全然いけちゃいます(笑)。
――フォレスターに乗られてきた5年間で印象的だった出来事ってありますか?
友達と一緒に熊本県の阿蘇市に行ったことですね。
昔、SNSで阿蘇の写真を見たことがあったのですが、日本だとは思えない異世界感にとても惹かれて、いつか行ってみたいっていう憧れがずっとあったんです。
行ってみたかった場所に自分のフォレスターで行けて、阿蘇の絶景を見ながら走ったり写真を撮ったりして、心を動かされたというか、すごく良い思い出になっています。
4泊5日で総走行距離は3,600 kmくらいだったのですが、一度も苦になることなく走ることができました。それってフォレスターの快適性も相まった結果だったんじゃないかなって思っています。
――現在、Yamanoさんにとってフォレスターはどんな存在になっているんでしょう?
なんでしょう。なんかこう、言い方が悪いけど、大事な勉強道具というか。カスタムの勉強もそうですし、写真という新たに打ち込めるものに出会えたのもフォレスターのおかげですから。
あと、撮影に必要な機材や脚立なども平気で積めるので、どこへでも一緒に行ける相棒でもありますね。
5年間乗ってきましたが、現在進行形でまだまだ勉強の余地はあるので、これからもフォレスターと共に学んでいきたいです。
今の走行距離は10万kmほどになるので、今後は故障も含めて、どんな未来になるのか不安もありながら楽しみでもある、不思議な感覚です。
初代フォレスターが提案した“Best of Both(SUVと乗用車の良いとこ取り)”というコンセプト。
それは、様々なシチュエーションで愉しさや学びを欲するYamanoさんにとって、正にピッタリの“最適なクルマ”なのでしょう。
【Instagram】
Yamanoさん
(文:秦 悠陽 写真:Yamanoさん提供)
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