【スマホ撮影レシピ】マイカーで小江戸川越に小旅行
おでかけ写真をSNSにアップしても反応がイマイチ……。それは写真から楽しそうなストーリーが感じられないからかもしれません。
そんなおでかけ写真をワンランクアップさせるコツをプロフォトグラファーが伝授するシリーズ連載、講師は福井麻衣子さんです。使うカメラはiPhoneだけ。一眼レフのような細かい設定を考える必要はありません。記事を読んでそのとおりに実践してもらえば、SNS映えするのはもちろん、あとで振り返ったときに素敵なアルバムになること間違いなしです!
レトロな町並みを目指してショートトリップ
女子2人で小旅行が楽しめるスポットにドライブすることにしました。向かう先は、小江戸川越とも呼ばれる埼玉県川越市。川越城の城下町として栄え、蔵造りのレトロな建物が並ぶ風景が人気です。友達と写真を撮りながら、街歩き散策が堪能できそう。ドライブのお供は、ホンダ「FIT e:HEV HOME Honda SENSING」です。
「レトロな街並みドライブ」で抑えておきたい鉄板カット
1. タイムスリップしたような街並みをとらえた1枚
2. 名所散策×名物スイーツで美味しい1枚
3. 会話の弾む車内を捉えた1枚
4. 歴史と伝統を感じられる1枚
1. タイムスリップしたような街並みをとらえた1枚
都心方面から川越街道を進み、川越の市街に入るとすぐに、通りの両側におもむきのある蔵造りの町並みが見えてきます。助手席から友達が運転する様子と通りを撮影してみました。
タイムスリップしたかのような車窓にビックリ。どの建物も雰囲気があって写真映えしそうです。
●こんなふうに撮りました!【図解】
車窓に趣のある風景が流れるところでは、助手席から広角を使ってフロントガラス全体とドライバーを入れたアングルを試してみてください。会話をしながら撮ると、いい表情になります。
建物とクルマを一緒に撮れる場所があったら、横付けして身を乗り出して撮ってみると印象的なカットになります。
2. 名所散策×名物スイーツで美味しい1枚
天気がいいので、クルマを停めて周辺を少し散策することにしました。蔵造りの町並みから横道に入ると、小江戸川越のシンボルとも言える「時の鐘」が見えます。1日に4回、6時、12時、15時、18時に鐘が鳴るそうですが、偶然鐘の音を聞くことができました。この周辺は絵になる食べ歩きフードが充実しています。
自撮り棒を使って撮影してみました。周囲の人には注意して。
【作例】ソフトクリームは友達の分も重ねて撮ると楽しさが伝わります
●こんなふうに撮りました!
「時の鐘」のような高さのある景色は、シッカリてっぺんまで入れるアングルにしましょう。
名所の前で名物を撮ると、SNSで目をひく写真になりますし、より明確に思い出に残ります
3. 会話の弾む車内を捉えた1枚
散策に少し疲れたので、名物スイーツを車内で頂きながら休憩することにしました。休憩中の車内もお互いを撮りあって、ぜひ撮影を楽しんでみてください。
後部座席で自撮り棒を使っています。
【作例】車内の座席で休憩中のお互いを撮りあってみましょう
●こんなふうに撮りました!
車内の休憩中もセルフィを楽しんでみてください。自撮り棒を使ったり、お互いに撮影しあったりしてもよいでしょう。
スイーツを手に持ってスマホに近づけると、遠近感が出て小顔効果もあって一石二鳥です。
4. 歴史と伝統を感じられる1枚
休憩後には、蔵造りの町並み周辺から少し離れた「川越城本丸御殿」までクルマを走らせました。川越城は、江戸の北の守りとして、幕府の重臣が城主になっていたそう。建物は嘉永元年(1848年)に建てられた由緒ある建築物で、県指定文化財になっています。残念ながら、コロナ禍の影響で閉館中のため内部は見ることができませんでしたが、建物の前で記念撮影を楽しみました。
【作例】「川越城本丸御殿」の石碑も入れて撮影。フィルターに「ビビッド(暖かい)」を使いました
●こんなふうに撮りました!
建物は正対して真っ直ぐにして撮ると、安定して見えるアングルになります。
看板や石碑など施設名が分かる要素を画面内に入れておきましょう。大きな建造物は自撮り棒をいっぱいに伸ばして、全体を入れるようにします。
「ビビッド(冷たい)」フィルターを使うと落ち着いたイメージに、「ビビッド(暖かい)」ならレトロな印象に仕上がります。
道路使用許可:川越警察署 第5065号
<講師プロフィール>
福井麻衣子
雑誌・広告を中心に、ポートレート、旅、街歩き撮影などで活躍するフリーランスフォトグラファー。スマホ写真も使いこなす。これまでにカメラメーカーへの作品提供、カメラ書籍の執筆なども務める。今回の作例はすべてiPhone 11 Proを使って撮影している。
[GAZOO編集部]
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