王者の欠場、そして大物ルーキーは、やっぱり大物だった ~スーパーフォーミュラ第4戦&スーパーフォーミュラ・ライツ開幕!
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15号車 リアム・ローソン選手
こんにちは!九州オートポリスより帰還しました!ピンポイントに振り返りますね。TGR勢についてはTGRコラムにて振り返ります!
まさかの…
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1号車 大津弘樹選手/TEAM MUGEN
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1号車の代役参戦となった大津弘樹選手
レースウィークにまさに入ろうという金曜日、チーム無限のディフェンディングチャンピオン、野尻智紀選手の不参加がアナウンスされました。代役は、大津弘樹選手でした。代役とはいえ、すぐ走れるのはさすがプロですね。
このニュースは驚きました。その前のインタープロトにも参戦し、レースが続いていましたが、もちろん他にも同じスケジュールのドライバーさんは何人かいらっしゃるのですが、私は勝手にカラダが疲れたのかなあって思ってしまいました。
アスリート、体力こそあっても、野尻選手凄くカラダ追い込んでそ~と思ったのよね。これは母心でございまして、本当頑張っているんだなあと言いたいだけなんだけどね。それは間違いないだろうから。
前戦の鈴鹿ラウンドでは、SUPER GTでチームメイトの大湯都史樹選手との決勝中のバトルもありました。メンタル面が心配でしたが、強靭な精神力で乗り越えてきたのかもしれないです。しかし、少しお休みが必要なのかなって思わせてください、自分が疲れ切っているので(笑)。
肺気胸との事ですが、安静にしていれば治るそうですので、ひとまず良かったです。SUPER GT鈴鹿には、きっと来られるでしょうから楽しみにしてますね。肺気胸の場合、飛行機には乗れないので新幹線でお帰りになったとのことです。小柄な彼、業界のトップアスリートとして突っ走って来ただけに心配ですが、タイトルは逃げませんから大丈夫。お大事に!
リアム・ローソン選手!
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ナイスガイですねえ、ローソン選手
完璧なレースウィークでした。予選2位は相当悔しがっていました。会見でちょっと笑顔少な目だったからね。決勝はアンダーカット成功。ローソン選手をマークしているんだから、同じタイミングでピットに入っておけば良かったとか、トップ争いのドライバーサイドは結果論だけどタラレバだった模様。
ただSCが入ってしまったので、そのタイミングも読めるわけでもないのでね。これはもう仕方ない。
トップ争いをしている中、ローソン選手は最初にピットに入っていますから、一番タイヤを使っているのにラップタイムが落ちない。どうなってんだ?って思うくらいタイヤのセーブが上手でした。
記者会見で、「タイヤの温存の仕方がわかった」と発言していたんですよね。もちろん皆さんセーブして走っているとは思いますが、お見事でした。
ネットで伝えられるニュースを見ていると、F1のアルファタウリ(Alpha Tauri)のシートがひとつ空くムードで、その候補に名前があがっていますね。レッドブルジュニアだから当然だし、その為の準備をしている「今」だそうですが、さて、彼はシーズン途中での離脱はあるんだろうか。
もちろん、大物ドライバーには最後までいて欲しい!でもF1デビューで離脱とかもめちゃかっこいい!注目ですね。角田裕毅選手のチームメイトになったら、うれしいなあ。ますます応援しちゃいますよ。フツーにファンなので!最後まで居てもらって、それからでお願いします(笑)。
…あれ?Hondaさん、4輪の記者会見ですって!(24日午前11時 今10時…あれれ?)
【会見視聴後】
Hondaさん、2026年よりF1に参戦ですって。復帰ということですね。新しいレギュレーションにあわせて復帰とのこと。しかも、アストンマーティン・フォーミュラワンチームと!これ驚き!レッドブルと決別なんだねえ。ドライバー育成とかどうなるんだろうね。
日本のエンジンサプライヤーがいることが、私は嬉しいので、今後の展開を楽しみに待ちたいと思います。おめでとうございます!
嗚呼、残念な接触
3番グリッドからスタートした阪口晴南選手と大湯都史樹選手との接触。大湯選手は。2戦連続のリタイアとなりました。切ないねえ。今回は、ペナルティポイントが付きました。
阪口選手は、明らかにペースが速い大湯選手が後ろから来たので、「抵抗することなく行かせるしかないと思っていた」と、レース直後のミックスゾーンで発言していました。次に右に曲がるコーナーがあるので、大湯選手が少し早くハンドルを切ったのでしょうと、特に怒る様子もなく事実を受け止めていました。
ドライバーさんたち、みなさんそうです。バトルできるシチュエーションと、そうではないシチュエーション。自分の方が遅い時に無駄にしかけないですし、分かっていらっしゃるのでこの言葉は素直に信じました。大湯選手、もったいなかったけれど、また頑張ってくださいませ。
阪口選手は今、ノリに乗ってるチームメイトの坪井選手と共に、予選の速さが戻って来ました。ですので、また上位グリッドからスタートすることもあるはずです。
先般の決勝で見ていて、ワンツーになったらおもしろいと期待も膨らみましたしね。ワクワクするレースを見せてくださいませ。SCが入って、トップの坪井選手も少し残念なことになりましたが、これもレースですね…。それはプロだから切り替えも早いでしょう。またかっこいいレース、見せてください! 大湯選手ももちろんガンバです!
スーパーフォーミュラ・ライツ開幕!
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向かって、左から平良響選手、古谷悠河選手、野中誠太選手、エンツォ・トゥルーリ選手
併催のスーパーフォーミュラ・ライツも開幕しました!いつもより、少し遅い開幕。
しかし、昨年みたいにスーパーフォーミュラと同時開幕だったら、2レースのスーパーフォーミュラと3レースのスーパーフォーミュラ・ライツを2日間でこれだけこなすのは、スケジュール的に大変だったかも。だから良かったです。
TGRのワークスチームのトムスについて書きますが、3年目のドライバーが3人もおります。話題のドライバーもいて4台体制。平良響選手、古谷悠河が選手、野中誠太選手、エンツォ・トゥルーリ選手の4名。3年生は、タイトルがマストなシーズンです。オートポリス大会は残念ながら完敗でした。こらこらガンバよ!
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わたくし撮影 エンツォ・トゥルーリ選手
2005年生まれのトゥルーリ選手は準備の年かなあ、まだ18歳になったばかりですし。でも「世界」は、これくらいの年齢でもいきなり才能発揮するので、遠慮なく欲張ってくださいね。遠慮なくね。
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こちらもわたくし撮影 エンツォ・トゥルーリ選手のお父様、ヤルノ・トゥルーリさん
ちょっと触れさせてね。お父さまのヤルノ・トゥルーリさんが帯同されています。懐かしいですね。F1パナソニック・トヨタ・レーシング! そりゃ~干支が一周しておりますので、変わっていて当然ですが、サーキットに来られると絶対会えますよ~(笑)。懐かしい方は、ぜひ!
今季は、自チーム内のキャリアも拮抗していますし、ライバルも強いしと大変なシーズンになりそう。激戦です。でもここをすり抜けて行くことで、ステップアップがきっと待っている! ガンバだ若人よ! 粛々と見守りたいと思います。ざっくりですが、またね!
(写真:🄫JRP、大谷幸子 テキスト:大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
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