【連載全20話】第4話 三菱コルト ギャラン ハードトップ・・・懐かしい日本の2ドアハードトップ

昔に比べて少なくなった、国産の2ドアクーペ。なかでも過去の車型となってしまった“ピラーレスの2ドアハードトップ”を、週替わりで紹介します。

三菱コルト ギャラン ハードトップ

1969年12月に、それまでのコルト1200/1500シリーズの後継として登場したコルト ギャラン。ジウジアーロのアイデアをベースに三菱社内で仕上げられた“ダイナウェッジライン”と称するボディーに、“サターン”と命名された新開発の1.3リッター/1.5リッター直4 SOHCクロスフローユニットを搭載。それまでの、良く言えば質実剛健、悪く言えば武骨で地味という三菱車のイメージを払拭(ふっしょく)するスタイリッシュで高性能なモデルとして、デビューと同時に人気を博した。

発売から約半年を経た1970年5月、1.5リッターエンジン搭載のAIIシリーズに追加設定されたのが、三菱初となるハードトップ。もともとコルト ギャランは三角窓がなかったため、当時は“フルオープン”と称した遮るもののないウィンドウグラフィクスは、いっそうシャープな印象を与えた。グレードはシングルキャブ仕様で最高出力95PSを発生するパワーユニットを積むカスタム/カスタムLに、ツインキャブ仕様で同105PSのGSを合わせた3種類。GSの最高速度は4段MTを介して180km/hと公表された。

1971年にマイナーチェンジを実施し、ヘッドライトを角型2灯から丸型4灯にするなど外装・内装を改め、エンジンの排気量を1.4/1.6リッターに拡大。前者を14L、後者を16Lシリーズと名づけた。1972年に再度フェイスリフトして5段MTなどを加えた後、1973年にはGSのみエンジンを1.7リッターに拡大して17L GS-5に改称。その後同年6月にフルモデルチェンジした2代目にもハードトップは用意された。また、派生モデルのスペシャルティーカーであるコルト ギャランGTOもハードトップボディーを持っていた。

[GAZOO編集部]

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