【連載全12話】第5話トヨタ・ソアラ エアロキャビン・・・ルーフが開く日本生まれの2シーター

サンルーフやパノラマルーフもいいけれど、ルーフそのものが外せたら、さらに開放的なドライブが楽しめます。今回は、そんな屋根が開くモデルのなかから、2人乗りの日本車をピックアップし紹介します。

トヨタ・ソアラ エアロキャビン

1986年に登場した2代目ソアラ。モデルサイクルがちょうどバブル期と重なったこともあって、初代ソアラが火をつけたハイソカーブームの頂点に位置するモデルとして高い人気を得た。その2代目ソアラのルーフを電動格納式メタルトップとしたモデルがエアロキャビン。1987年の東京モーターショーに参考出品され、1989年に500台限定で市販化された。

ベースとなったのは、最高出力240PSを発生する3リッター直6 DOHC 24バルブ ターボユニットを積んだ上級グレードの3.0GT(4段AT仕様車)。電動格納式メタルトップといえども、後のいわゆるクーペカブリオレとは異なり、メタルトップが開いても各ピラーは残る。オープンにした際にはメタルトップは折り畳まれ、トランクルームとキャビンの間に設けられたスペースに格納される。そのスペースを確保するため後席は省かれ2シーターとなっているが、トランク容量は標準のソアラよりも小さかった。

普通のソアラと比べてトランクリッド部分が長く、ルーフ形状も異なるため、サイドビューはやや特殊であるものの、500台限定という希少性はポイント。価格は430万9000円と高価だったが、本来3.0GTには付かない3.0GTリミテッド用の本革シートが付くなど装備も充実しており、凝ったメタルトップ機構を考えればリーズナブルといえた。

[GAZOO編集部]

【連載全12話】日本のオープン2シーター

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