【懐かし自動車ダイアリー】2007年(平成19年)~クルマで振り返るちょっと懐かしい日本

日産GT-R
日産GT-R

2007年(平成19年)| 自動車 ~ GT-Rが独立車種として復活

10月に開催された第40回東京モーターショーの日産ブースは、プレスカンファレンスが始まる1時間以上前から報道陣でごった返していた。日産GT-Rのお披露目を待っていたのである。2002年にR34型スカイラインGT-Rの販売が終了してから5年、新型はスカイラインの名が外れて独立車種となった。

国内専用モデルだったスカイラインGT-Rとは違って海外でも販売され、欧米のスーパースポーツカーと真っ向から勝負する。専用のPMプラットフォームを採用し、3.8リッターV6ツインターボエンジンを搭載。最高出力は初期型でも480psに達し、6段デュアルクラッチトランスミッションと4WDシステムが組み合わされる。イヤーモデル制をとっており、メカニズムとデザインに毎年変更が加えられている。

三菱がランサーエボリューションXを発売。1992年にWRCのホモロゲーションを取得するために作られたランエボは、パワフルなエンジンと強力な4WDシステムで人気に。三菱のイメージリーダー的存在だったが、このモデルが最後となった。スバルはインプレッサWRX STIを刷新。ラリーをイメージしたスポーツモデルである。WRCのグループNでは、ランエボとインプレッサはライバル関係にあった。

日産はミドルサイズSUVのデュアリスを日本に導入。イギリスで生産されてヨーロッパでキャシュカイとして販売されたモデルで、最初は輸入販売だったが日本でも生産するようになった。

1998年に誕生したダイムラー・クライスラーがクライスラー部門を売却。世紀の合併と呼ばれたドイツとアメリカの企業協業は9年間で終わりを迎えた。

  • 三菱ランサーエボリューションX
    三菱ランサーエボリューションX
  • スバル・インプレッサWRX STI
    スバル・インプレッサWRX STI
  • 日産デュアリス
    日産デュアリス

2007年(平成19年)| 世相と文化 ~ 消えた年金と食品偽装が発覚

2月に“消えた年金”問題が発覚。国民年金や厚生年金の納付記録が不適正に処理され、納付者を特定できないデータが5000万件以上に及ぶことが判明した。松岡利勝農水相の事務所費問題や久間章生防衛相の“原爆しょうがない”発言などで内閣支持率が低下していた7月に参議院選挙が行われると、自民党は過半数割れ。安倍晋三首相が退陣して福田康夫内閣が発足する。

食品偽装問題が相次いで露見。1月に不二家が社内規定の使用期限が切れた牛乳を使ってシュークリームを製造していたことがわかり、プリンなどにも問題が波及。6月にミートホープの牛肉ミンチの偽装が内部告発され、同社は破産に追い込まれる。8月に白い恋人の、10月に赤福の製造日偽装が明らかになって販売停止に。船場吉兆では産地偽装や食べ残しの再提供などが発覚し、謝罪会見での“ささやき女将(おかみ)”が話題となった。年末恒例の今年の漢字には「偽」が選ばれている。

白鵬が3月、5月の2場所を連覇して横綱に。7月場所では先輩横綱の朝青龍が意地を見せて優勝するが、場所後に治療が必要だとする診断書を提出して夏巡業を休んでいた際に、モンゴルでサッカーに興じていた映像が流出して仮病疑惑が取りざたされる。相撲協会から2場所の出場停止処分を受けた。ボクシングでは亀田大毅が内藤大助とのタイトルマッチで反則行為を繰り返したとして1年間の出場停止に。

高校生の石川 遼がゴルフのKBSカップで優勝。最年少記録を達成し、“ハニカミ王子”と呼ばれるように。そのまんま東こと東国原英夫が「どげんかせんといかん」をスローガンにして宮崎県知事に。IKKOは「どんだけ〜」、小島よしおは「そんなの関係ねぇ」を連発した。

プレイバック2007年(平成19年)

★アカデミー賞
『ノーカントリー』
★日本アカデミー賞
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
★NHK朝ドラ/大河ドラマ
『どんど晴れ』『ちりとてちん』/『風林火山』
★日本レコード大賞
『蕾』コブクロ
★日本ダービー馬
ウオッカ
★日本カー・オブ・ザ・イヤー
ホンダ・フィット
★新語・流行語大賞
「どげんかせんといかん」「ハニカミ王子」
  • ホンダ・フィット
    ホンダ・フィット

[ガズー編集部]

あわせて読みたい「あの頃の愛車」

  • RB26DETTエンジンの末裔、ミッドナイトパープルⅢのボディカラーを纏ったスカイラインGT-R(R34型)
    RB26DETTエンジンの末裔、ミッドナイトパープルⅢのボディカラーを纏ったスカイラインGT-R(R34型)
  • 【世界の愛車紹介東京編】作る立場にいるから気づく、ポルシェ・ボクスターの魅力とは?
    【世界の愛車紹介東京編】作る立場にいるから気づく、ポルシェ・ボクスターの魅力とは?
  • スーパーカー少年が大人になって手に入れた宝物、2003年式フェラーリ360モデナF1
    スーパーカー少年が大人になって手に入れた宝物、2003年式フェラーリ360モデナF1
  • アメ車の魅力を多くの人へ伝えるべく、自らイベントを主催するオーナーの愛車は2003年式フォード・サンダーバード
    アメ車の魅力を多くの人へ伝えるべく、自らイベントを主催するオーナーの愛車は2003年式フォード・サンダーバード
  • アメリカから連れ帰った、貴重な2003年式シボレー・コルベットZ06(C5型)。オーナーが愛する理由とは
    アメリカから連れ帰った、貴重な2003年式シボレー・コルベットZ06(C5型)。オーナーが愛する理由とは
  • 【世界の愛車紹介ドイツ編】バイエルンに輝くR34GT-Rの最終進化型(Nissan Skyline GT-R R34 V SpecⅡ Nur)
    【世界の愛車紹介ドイツ編】バイエルンに輝くR34GT-Rの最終進化型(Nissan Skyline GT-R R34 V SpecⅡ Nur)
  • 偶然は必然?66歳のオーナーが思いがけず出会った2002年式マツダ・ロードスターRS(NB8C)が教えてくれた世界
    偶然は必然?66歳のオーナーが思いがけず出会った2002年式マツダ・ロードスターRS(NB8C)が教えてくれた世界
  • 【愛車紹介】6気筒好きのオーナーが手塩にかけるスープラ
    【愛車紹介】6気筒好きのオーナーが手塩にかけるスープラ

懐かし自動車ダイアリー

  • 2000年(平成12年)
    2000年(平成12年)
  • 2001年(平成13年)
    2001年(平成13年)
  • 2002年(平成14年)
    2002年(平成14年)
  • 2003年(平成15年)
    2003年(平成15年)
  • 2004年(平成16年)
    2004年(平成16年)
  • 2005年(平成17年)
    2005年(平成17年)
  • 2006年(平成18年)
    2006年(平成18年)
  • 2007年(平成19年)
    2007年(平成19年)
  • 2008年(平成20年)
    2008年(平成20年)
  • 2009年(平成21年)
    2009年(平成21年)

あの時代を振り返る(2000年代)

  • 2000年代の名車・旧車、クルマの歴史、出来事
    2000年代の名車・旧車、クルマの歴史、出来事

MORIZO on the Road