【NISMO FESTIVAL 2018】シリアルナンバー0001は街乗り快適ATモデル、お宝級のNISMOマーチSチューンコンプリート

平成最後のNISMO主催のファン感謝イベント『ニスモフェスティバル2018』。会場となる富士スピードウェイの本コース上では、毎回ニスモカーオーナーによるパレードランが行われ、一種のステータスとしてニスモカーオーナーの間では人気を集めている。そんなニスモカーパレードランに参加していた『NISMOマーチSチューンコンプリート』(AK12)がこちらのクルマ。
ボンネットを開けると見えるシリアルナンバープレートには、販売第1号車を示す0001の数字が刻まれている。オーダーのタイミングはもちろん、よほどの縁や幸運がなければ手にすることができないシリアルナンバーだ。そんな超幸運にめぐり合ったのがオーナーのGさん。

ニスモプロデュースとして2004年に販売されたNISMOマーチSチューンコンプリートは、K12型をベースにエンジンチューニングやサスペンションチューニング、さらにエアロキットを装着したコンプリートカー。パフォーマンスは公称で90ps以上と表記されるが、吸排気やコンピュータのスポーツリセッティングが施されているため、その実力はベースグレードとなる12Cをはるかに上回っていることは間違いない。エアロパーツも当時開催されていたマーチカップ出場車と同様の仕立てのため、さらにスポーツマインドを高めてくれるというわけだ。

そんな走りに特化したNISMOマーチではあるが、Gさんが手にした1号車はミッションがATという設定。
「当時に乗っていたP11プリメーラが5年経ったため、買い替えを検討しにディーラーに行ったんです。そしたらこのNISMOマーチの存在を知り、ATの設定もあると聞いたので発売1か月前にオーダーしました」とのこと。
当初は買い替え候補だったK12マーチの上級グレード的に考えていたものの、内容を知ればオーダーして正解と感じたという。もちろんシリアルナンバーなどにこだわりもなかったのだが、納車されたクルマを見てびっくり。プレートに記載されるナンバーはまさかの0001だったというわけだ。
この偶然はもはや運命と感じ、それ以来ニスモフェスティバルにも参加するようになったという。

新車からのワンオーナー車ではあるが、シートはGさん自身が腰痛持ちということもあり、購入後すぐにレカロのエルゴメドシリーズに変更。また、ボディは標準車からの変更がないため、リアのガッシリ感を求めて同じマーチの12SR用のメンバーブレースを追加している。足りない部分を補う形でカスタマイズも進行していったのだ。

一時期は当時大学生だった息子さんが乗っていて、サーキット走行などもおこなっていたため、カスタマイズの内容も若干スポーティな方向に。運転席にはレカロのセミバケットを、ステアリングはモモのディープコーンに変更されている。
ちなみにその時期は息子さんがニスモフェスティバルに参加していたため、Gさん自身は途中空白期間があるものの、車両としてはずっとエントリーし続けているそうだ。

過去にはシリアルナンバーを確認したニスモの社長から「大切に乗り続けてくださいね」とコメントをもらったこともある。それだけにもはや手放すことは考えられないともいう。もちろん年数が経てば各部の劣化も進んでしまうことは理解しているが、できるだけキレイな状態をキープしたいところ。その考えを実践するためボディサイドに貼られるストライプは、紫外線でダメになった時のことを考えて、新品を2セットほどキープしているという。
ちなみに、ボディカラーは「ルミナスレッドは派手すぎるし、ダイヤモンドシルバーだとスポーティすぎるから」と特別塗装色のホワイトパールを選択したそうだ。

休日などはGさん自身が運転してドライブに出かけることもあるが、現在は奥さんが日常の買い物や駅までの送り迎えに使用しているのがほとんど。そのため駅でお迎えを待っている時など、遠くから近づいてくる独特なサウンドを外から聞いて楽しんでいる。自分でステアリングを握っている時とはまた違った感覚で愛車を楽しめるというのも、NISMOマーチを選んで良かったと感じるポイントというわけだ。

今後さらに価値が高まるであろうニスモコンプリート。そのシリアルナンバー0001ともなると、プレミア価値も高まることは間違いない。そんなクルマではあってもガレージにしまいこむのではなく、普段から愛情をかけて乗り続けることこそ、ニスモ社長が語った「大切にする」ことだと考えているという。
現在の走行距離は6万5000km。長距離ドライブこそ少ないが、普段の生活の中でもニスモパフォーマンスを感じ、楽しんでいる。「あの時、標準車ではなくNISMOを選んだ自分を褒めたい」という言葉が、この特別仕様車が与えてくれる満足感の大きさを示していると言えるだろう。

[ガズー編集部]

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