【FJ SUMMIT IN JAPAN 愛車紹介】自分好みのスタイルを追求したカスタムで家族や親戚もFJファンとして洗脳!?
北米での販売開始からビックマイナーチェンジを経て2010年12月に日本でも右ハンドルの販売が開始されたFJクルーザー。国内仕様は最大トルクこそ下げられたものの、乗り味を劇的に進化させ、扱いやすく燃費性能も向上し登場した。
そしてこれを機に、2007年モデルから並行輸入車だけが販売されていた日本のマーケットでも、FJクルーザーの名前が一気に認知され始めた。また、空前のSUVブームに加え、発売前後に起こった大震災の影響で、悪路走行性能をクルマに求める人の増加も重なり、一時は入手困難な状況に至ったのだ。
そんなFJクルーザーを日本発売開始直後に購入したというのが、FJクルーザーミーティング『FJ SUMMIT IN JAPAN 2018』の前夜祭として開催された『FJ Campers Days 2018』に参加していたFJ-doraemonさん。
彼の愛車には色とりどりのステッカーが貼られ、可愛らしいキャラクターが飾られている。このステッカーだが、何気なく貼られているようで相当なコダワリがある。「ステッカーはすべて自作です。ポイントは、ガヤガヤしているのに統一感があるところ。市販のステッカーじゃ、この味は出せないですよ」とのこと。
日光に当たって色褪せたり、少しでも剥がれたりしたらすぐに貼りかえるそうだ。もともと、四角いフォルムに丸いライトという可愛いデザインに惚れこんで購入したので、見た目は自分好みにしたいという思いが強いという。
また、おなじくエクステリアで注目して欲しいというポイントがサイドミラー。北米仕様のミラーで、カメラが搭載されているため広範囲まで見えるという優れもの。といっても、オフロード走行のため死角を減らしたい!などという理由ではない。このサイドミラーを取り付けたのは、フロントフェンダーに取り付けられている補助ミラー(通称:毒キノコ)を取り外すためだったという。補助ミラーをはずすだけでは車検NGとなってしまうため、視界を補うカメラ付きサイドラーに交換することで車検対応としているのだ。
「せっかくの前から見た時のフォルムの良さが、この毒キノコのせいで半減されていると思いまして」と、いかに自分好みに変えていくかということに余念がない。
ほかにも、フロントに装着しているブルバーは、本来、海外において大型動物との接触が多い地域で車の損傷を低減するために装着するもの。日本でもシカやイノシシと接触し、大破してしまった例もある。万が一、接触してしまったとき、フロント周りを保護してくれるだろう。こういった大物カスタムも、構造変更を行うことで楽しむことができるというわけ。
「自分でいうのもあれなんですけど…隣に銀色のトレーラーが止まったんですよ。そこに写った自分のクルマに『えっ!?むっちゃカッコいいクルマやん!』 って未だにびっくりするんです」
ちなみに、FJクルーザーを気に入っているのはオーナーさんだけではない。愛犬のアポちゃん(パグ:6才)もだ。購入をきっかけにキャンプなど、一緒にお出かけに連れて行ってもらえるようになったので、エンジンの音が聞こえるとかなり喜ぶそうだ。家族で遊びに行くことが増えたので、家族全員がFJクルーザー好きになったのだという。
さらに「妹の家族も、僕がFJクルーザーに乗っているのに影響されて購入したんですよ」というので、さっそく一緒にイベントに参加していた妹さんにも話を伺った。「息子が小さい頃から、FJクルーザーのミニカーで遊ばせたり、ドライブに連れて行ったりして洗脳されました(笑)。息子が、クルマを買い替える時に絶対にFJが良い!っていうのに負けて、気付いたらFJ乗りになってたんですよ」と苦笑い。
ただ、愛車として選んだのは、それだけが理由ではないという。走っている姿が力強くてカッコイイなと思ったり、FJ-doraemonさんのカーライフを見て楽しそうだなと思ったからでもあるという。
見切りもよく、運転しやすいのは普段使いとしても最適だ、と熱弁してくれる妹さんも息子さん同様、FJクルーザーの魅力に洗脳されてしまった一人かもしれない。
近いうちに、妹さんのFJクルーザーにもステッカーが増えていくのでは…!?
(テキスト:矢田部明子 / 写真:平野 陽)
[ガズー編集部]
「FJ SUMMIT IN JAPAN 2018 @静岡県-富士ふもとっぱらキャンプ場」の記事
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