【FJ SUMMIT IN JAPAN 愛車紹介】悪路走破性も注目度もどんどんアップ!愛車が教えてくれた自分流カスタムの楽しさ
2006年に北米で販売開始となり、ビックマイナーチェンジを経て2010年12月から日本でも右ハンドルの販売が開始されたFJクルーザー。
そのラインアップは5AT・4WDのみと絞り込まれていて、日本ではMTや2WDモデルは設定されなかった。また、エンジンはおなじV6・4Lの1GR-FE型が搭載されたが、その出力は北米仕様が263.8ps/37.42kg-m(194kW/367N・m)だったのに対して、日本仕様は276ps/38.75kg-m(203kW/380N・m)と数値的には上回っていた。
そんな日本仕様のFJクルーザーを購入し、自分色にカスタムしているのは熊谷さん。FJクルーザーミーティング『FJ SUMMIT IN JAPAN 2018』の前夜祭として開催された『FJ Campers Days 2018』にFJ仲間と参加し、テントと愛車を並べていた。
彼の愛車には、派手な装備がいくつも取り付けられている。本人いわく『目立ってナンボ』がコンセプトだそうだ。
特にパッと目に入るシュノーケルは、深い川や水たまりなどのオフロードを走行するための特徴的な装備。「不謹慎かもしれませんが、大雨洪水警報のときに、誰も走っていない道路を水しぶきをあげながら走ると、ちょっと優越感に浸れます」と話してくれた。雨の日は必ずドライブにでかけるそうだ。
また、FJクルーザーのモチーフとなっているFJ40オリジナルを思わせる、白く塗装されたフロントグリルもお気に入り。
足回りをブラックでまとめたので、統一感を出すためにリアドアにもDIYでディップ塗装を施している。ちなみに、このリアドアをブラックに塗装するというのは、アメリカでも流行ったスタイルだ。
なかでもいちばんのお気に入りは、4インチのリフトアップのために使用しているショックアブソーバーに『キングショック』というメーカーの製品を使用していること。キングショックは、オフローダーなどには言わずもがな名の知れたメーカーだ。悪路走行にも優れているため人気も高いが、値段も張るためなかなか手が出せないという人も多い。
「どうしても、ショックはキングにしたくて……頑張りました」
深呼吸をして『頑張りました』と口にした熊谷さんの姿を見ていると、意を決して購入したのだ、ということが伝わってきた。
車内をのぞいてみると、愛車のレプリカに作業灯のスイッチが設置してあったり、メーターパネルをドレスアップしていたりと、外装以上に自分流のカスタムを楽しんでいる様子だ。
これだけカスタムしたクルマだと会場でも目を引くようで、声をかけられたり写真を撮られることもあるという。それも楽しみのひとつになっているようだが、そもそも、なぜカスタムをするようになったのだろうか?
「先輩方のFJクルーザーを見た時に、おなじクルマのはずなのに全然違うクルマみたいだ、と思ったのがキッカケですね」
自分よりも車高が高い! タイヤが見たこともないような種類だ! この色はカタログになかったはずなのに、いったい何色なんだ? などなど疑問を打ち解いていくうちに、自分好みのクルマに『カスタマイズ』するという手段を知ったそうだ。
この自分流カスタム満載のFJクルーザーでキャンプや林道を走るのは至福のひととき。また、FJクルーザーに乗るようになって人との繋がりの大切さにも気付くことができたそうだ。
「おなじ車種に乗っているというだけで、いろんなことを教えてくれたりするんですよ。SNSでしか繋がっていなくても、共通の趣味があるから、すぐに友達になれます」同じ職場でもなく、同級生でもなく、純粋に好きな愛車の話ができる友人たちは貴重な存在だという。
今年は息子さんの受験が重なり、なかなかFJクルーザーと各地に足を運べていないという熊谷さん。来年はロッククローリングにも挑戦してみたいというから、水、土、岩、林など、これからもいろいろな道をFJクルーザーと進んでいくにちがいない。
[ガズー編集部]
「FJ SUMMIT IN JAPAN 2018 @静岡県-富士ふもとっぱらキャンプ場」の記事
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