【GAZOO 愛車・オブ・ザ・イヤー】素敵な愛車記事で年末年始もほっこり! まずは2020年の愛車広場をプレイバック

今年もGAZOO.comをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
そして、取材させていただいたオーナー様や、イベント、取材会にご参加いただきました皆様にも改めて感謝申し上げます。

さて、今年のGAZOO.comは、もっとみなさんのリアルなカーライフと触れ合うために、3月にカーライフコミュニティサイト「GAZOO モビこと」を立ち上げました。
たくさんの写真投稿や投票企画へのご参加をいただきました。

また、もっとたくさんの愛車、愛車オーナーの方をご紹介すべく、愛車広場出張取材会と題し、福岡、札幌、GR Garage札幌厚別通店、鹿児島と、独自の取材会イベントも企画し、今後も全国各地で開催していく予定です!

そうした中、GAZOO.comで一番みなさまに楽しんでいただいているのが愛車広場の記事の数々。想いの詰まった愛車やオーナー様の素敵なカーライフなどを、一件一件丁寧に記事化させていただいております。
そんなGAZOO.comが誇る素晴らしい記事の中で、特に読者のみなさまから反響の大きかった記事を振り返りってみたいと思います。
※どのオーナー様にも素敵なエピソードがあり比べられるものではございませんが、企画の都合上ランキング形式にて掲載させていただきます。ご了承ください。

年末の2日間で2020年と2021年と2年分の掲載と、上位5件については執筆いただいたライターの方に、取材時の裏話やオーナー様への想いなどもご寄稿いただいております。

それでは早速、『GAZOO 愛車・オブ・ザ・イヤー 2020』の10位からお届けしていきましょう。

<第10位>

“つなぎ”のつもりで手に入れたスターレット(KP61)が『羊の皮を被った狼』仕様になった理由

700kg台の軽量ボディとFR駆動の軽快なドライビング性能を武器に、ラリーやレースで活躍した2代目スターレット。そんなスターレットの魅力にハマり、約20年に渡って乗り続けているオーナーに、驚きの仕様に仕上げるまでにいたった理由について、話を伺った。

<第9位>

生産から20年後も色褪せない愛車との別れを決意。1999年式トヨタ セルシオ B仕様(UCF20型)

3年前「あること」が決め手となり、縁あって手に入れたというセルシオ。生産から20年が経過してもなお、色褪せることなく高級車としての威厳に満ちているこのセルシオとの別れを決意したオーナーの胸中とは…。

<第8位>

中2で一目惚れ。20年間このクルマ一筋!1990年式マツダ ユーノスコスモ 20B タイプE CCS(JCESE型)

「見初めた」のは中学2年生のとき。20年間で愛車遍歴は2台!1台目は13B・2ローター、現在は20B・3ローターエンジン搭載の最上級グレード。オーナーがユーノスコスモにこれほど魅せられる理由とは…。

<第7位>

24時間・365日戦うオーナーを魅了する愛車。2014年式日産GT-Rブラックエディション(R35型)

47歳のオーナーの愛車遍歴における「初のスポーツカー」であり「チューニングカー」だというGT-R。街ゆく人々を振り返らせるそのクルマが発するオーラはタダモノではなかった。サーキットで本領発揮するスペシャルな愛車をご紹介する。

<第6位>

31歳のオーナーが「ジャパンと並べたいW本命」の1台、2019年式日産スカイライン400R(RV37型)

友人に「V37型で欧米にしかない最強グレード、レッドスポーツ400が日本で発売されたら買う!」と公言していた31歳のオーナー。120回ローンを組んでまで購入したという、400Rへの想いとは…。

ここからは、執筆いただいたライターの方からいただきました想いのこもったコメントと一緒にお届けしましょう!

<5位>

28歳のオーナーが、結婚を機にこのクルマを愛車に選んだ訳とは?2011年式 レクサスIS F(USE20型)

スカイラインGT-R(R32型)やマツダRX-7(FD3S型)など、スポーツモデルを中心に乗り継いできたオーナーさんが、結婚を機に手に入れたのがレクサスIS Fとのことで取材させていただいた。
取材当日はご夫婦で撮影場所にお越しいただいた。奥さまは結婚する前から先代の86(MT車)にお乗りで、ご主人がレクサスIS Fを手に入れることにも理解があったのは当然のことかもしれない。
一見すると何気ないセダンでも、見る人が見れば5L V8エンジンを搭載したハイパフォーマンスカー。実車を拝見してみると、IS Fはまさに「羊の皮を被った狼」といった風情のクルマである。

ちなみに、オーナーさんが幼いときに天国へ旅立っていったお父様もハイパフォーマンスセダンを乗り継いだそうだ。やはり「血は争えない」ということなのだろう。

そう遠くない未来に、この種のクルマが絶滅危惧種となるかもしれないことをオーナーさんも察しているようで、このタイミングでIS Fの購入にOKを出してくれた奥さまの寛大さに感謝しきりの様子だった。
記事のコメントにもあるように、暗闇のなかでも存在感を放つIS F、カッコよかった!(取材:松村透)

<4位>

「世界一のクルマ」ではないかもしれないが、私にとっては世界一の“ツール”スバル レガシィ アウトバック X-BREAK

あくまで「基本的な傾向としては」だが、GAZOOのような車好き各位が多く集まるサイトでは「往年の名車」に関する記事、あるいは「珍しい車種が、珍しい使われ方をしているケースの紹介」といった記事が支持される。

だがこちらの記事は、取材当時は現行型ではあったものの、決して“最新”というわけではないスバル レガシィ アウトバックが取材対象車種だった。
そしてそのオーナーである堀部伸夫さんの使い方も――アマチュア無線のために使うという部分こそやや珍しいかもしれないが――さまざまなアウトドア趣味のためにレガシィ アウトバックを活用するという、いわば一般的なものだった。

そういった「一般的な車種が一般的な使われ方をしている」という記事が多くの人に読まれ、そして支持されたということに、この場合は価値があったように思う。

誤解をおそれずあえて言えば、メディアは「往年の名車記事」「珍しい車の記事」ばかりに頼るべきではない。それだけでは――PVは稼げるが――自動車文化はいつしかタコツボ化し、カテゴリー全体の勢いが失われてしまうからだ。真に注目されるべきは、取り上げるべきは希少車ではなく、「ごく普通のカーライフの素晴らしさ」なのだ。

だがこのような「普通の記事」が注目されたことで、自動車文化のタコツボ化は単に私の杞憂であったことがわかった。ほっとした。(取材:伊達軍曹)

<3位>

生産台数10台。親子2代で26年間所有する1994年式 トヨタ TRD2000(AE101改型)

TRD2000の存在は知っていたが、実車を見るのははじめて(街中でも見掛けたことはなかったと思う)。いちクルマ好きとして役得というか(笑)、ワクワクしながら撮影現場に向かったことを覚えている。

集合場所に現れたのは懐かしいAE101型カローラそのもの。実は、私の亡き父がこの型のスプリンターに乗っていたことがあり、懐かしい気持ちになった。街中でも目立つのかと思いきや、オーナーさん曰く「ほとんど気づかれたことがない」と仰っていたのが意外だった。
オーナーさんと前オーナーであるお父様がトータルで26年間(取材当時)、内外装の状態やエンジンルームなど、本当に大切に乗っていらっしゃってきたことがひしひしと伝わってくる素晴らしいコンディションであったことも印象に残っている。

珍しいクルマだけに、公開されたらそれなりに反響はあるだろうという予感があった。公式Facebookページのいいね!数が3675、コメント数が46、シェアが126とのことで、オーナーさんにも喜んでいただけたようだ。この記事を通じて「TRD2000の存在を初めて知った」というコメントをいただけたのも嬉しかった。(取材:松村透)

<2位>

トヨタ ランドクルーザー プラドが叶えてくれた、愛犬との濃密なデュアルライフ

愛犬、とくに大型犬と暮らす人にとって、クルマはなくてはならない存在のはずだ。愛犬家はどのような視点でクルマ選びをしているのか。そんな話を伺いたくてアポイントをとることに。

お会いしたオーナーは2頭の愛犬と暮らし、平日は東京近郊、週末は長野にあるセカンドハウスで過ごしている。冬も雪の中で愛犬たちを遊ばせたいから4WDは必須。しかも未舗装路を走るから最低地上高も高いほうがいい。でも、都会的なクロスオーバータイプではなく屈強なイメージのあるランドクルーザーシリーズをチョイスしたことに、オーナー夫婦のこだわりを感じることができた。

取材中も主人のそばを離れようとしない2頭の愛犬たち。せっかくだから長野で過ごしている時の愛犬たちの様子を紹介したいので写真を何枚かいただけないかとお願いし、お送りいただいた写真を見て、思わず笑みがこぼれたのを覚えている。
雪の中を楽しそうに駆け回り、きれいな川で気持ちよさそうに泳ぎ、主人の足元で安心した様子で眠る姿は、愛にあふれていた。Facebookで300近い「いいね!」をいただいた方々にも、この幸せそうな空気が伝わったはず。

お会いしてから2年近く経っているが、きっと今もプラドで大自然を楽しんでいるだろう。(取材:高橋満)

<1位>

レースフォトグラファーはなぜ、「走行50万kmの初代日産 プリメーラ」に乗り続けるのか?

「ある程度想像はしていたが、結果は想像以上だった」というのが、走行50万kmを超えて初代日産 プリメーラに乗り続けるレースフォトグラファー田村 弥さんを取材し、記事を発表してみての印象だった。

新車時から50万kmを超えて「仕事の足」として“実戦”に使われている田村さんのP10プリメーラだけに、「キレイなんだろうな」「メンテもしっかりされてるんだろうな」「愛情もたっぷり注がれているんだろうな」とは思っていた。

だが実際のそれらは、すべて想像を超えていた。なるほど、これが走行50万kmの使用に、機械の面でもココロの面でも耐えうる車というものか――と得心した。
そしてP10プリメーラは車を愛する各位に人気が高い車種だけに、いわゆる「いいね」の数などは相当な数になるだろうと予想していたが、それもまた想像を超えていた。

フェイスブックでのシェア数は“ギネス”となり、本当に多くの方から「私もP10に乗っていた」「今も乗っている」「素晴らしい車だ」との旨のコメントが寄せられ、P10プリメーラの変わらぬ人気をあらためて実感させられた。

ちなみにこちらの本文は「田村さんのプリメーラは走行100万kmを目指す」というような文章で締められていた。で、つい最近も仕事の現場で田村さんとお会いしたが、P10プリメーラは相変わらずバリバリに元気だ。さすがにまだ100万kmには到達していないようだが。(取材:伊達軍曹)

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いかがでしたでしょうか。
こちら以外にも素敵な愛車の記事がたくさんありますので、年末年始にお時間のある方は「愛車広場」のページをご覧ください。
一覧を眺めているだけで、ちょっと幸せな気分になれるかもしれませんよ。

それでは、明日の2021年の最終日は、『GAZOO 愛車・オブ・ザ・イヤー 2021』をお届けしますので、お楽しみに~!

[ガズー編集部]

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