彼女との思い出を育む“親友”と過ごす学生ならではカーライフ ホンダ アコード
「小さなころからクルマ好き」というTenshinさんが18歳にして手にした初めてのマイカーはホンダ アコード。
憧れのクルマを手にしてTenshinさんはドライブデートにイベントにと足しげく出かけ、たまの休みにはクルマのカスタムにいそしむなど、生活そのものがクルマ中心に。
勉強に励みながらのカーライフとはどんなものなのでしょうか?
そんな、Tenshinさん×アコードのお話です。
――Tenshinさんがクルマを好きになったキッカケというのは?
父のクルマに毎日乗っているうちにクルマのエンブレムを見たら各メーカーを覚えて。それと子供の頃に「頭文字D」のCDを買ってもらったのが大きかったです。
僕は帰国子女で、当時は中国の北京に住んでいたんです。なので日本のものを手にすることはなかなかなかったので。なので僕と同年代の子が仮面ライダーを好きになるころ、僕はイニDが好きになって。
AE86トレノがヒーローでしたね(笑)。
――となると、初マイカーとして欲しかったのは86?
そうですね。86やインプ、ランエボとかのスポーツカーが好きで。中でもスカイラインが欲しかったんですけど……、なかなか手が出せない金額だったんですよね。
――結果的に初マイカーはアコードとなりましたが、最初から狙っていた?
高専2年目くらいの頃に中古車屋でたまたま見たクルマがアコードでした。それから18歳の誕生日にクルマを買うことを目指してあちこち回っていましたが、やっぱりあのアコードがいいと思って。
今まで貯めたお小遣いとお年玉、それと家族の援助を合わせて購入しました。納車は免許を取得した翌日だったんです。
――アコードを初めて見た時からインパクトがあったということですが、買った時のこだわりは何かありましたか?中古車を買うのも初めてだと思うので
予算はお年玉と父のサポートを合わせた100万円でしたが、絶対譲れなかったのがMT車ということ。走行距離は10万km以下にしたかったんですけど、予算内で買おうとするとなかなかその条件に合うものがヒットしなくて。
それで16万km超えに。だいぶオーバー気味だったんですけどね。
――初めてドライブはやっぱり彼女さんと一緒に?
そうですね。ただ、ドライブというより自分が住んでいる家から彼女の自宅へ迎えに行ったのが最初だったんでドライブというわけではないですね。
でも、それ以降はクルマに乗ることばかりです。
――それ以来、クルマが中心に?
以前はロードバイクだったんですけど、今はもうずっとクルマですね。
僕は高専の寮に住んでいるので土日と長期休みの時しか運転できないんですが、それでも1万4000kmを年間で走ったので。
――1度のドライブが長いという感じですね
僕の住んでいる寮から繁華街へ行くだけでも結構あるし、彼女の自宅までも僕の男子寮とはちょっと離れているんですよ。彼女とのドライブだと遠いと感じることはないんですけどね(笑)。
――高専カップルならではな感じですね。彼女さんや周りの反応ってどうでした?
結構影響されたみたいですね。
彼女はもともと航空機が好きでクルマには興味がなかったのに、スポーツカーみたいなクルマには興味を持ちだして、AT限定で免許を取ったのをMT乗りたいから解除しようと思っているみたいで。
車高低いクルマやうるさいクルマは女子ウケが悪いこともありますけど、彼女はそういうクルマを認めてくれるのでありがたいですね。
――クルマを買われてからカスタムは?
もともとエアクリーナーとマフラーが変わっていて、車高調とホイールが別のものだったんですよ。
それとマフラーが別添えでもう一個あったんですね。それでどこのマフラーか調べたらカキモトのワンオフだったというのが判明して、それに付け替えてホイールとGTウイングを着けました。
――自慢の愛車と一緒に、オフ会などにも参加されていますか?
そういうイベントや集まりは好きでよく行きますね。前は京都の嵐山へ行きました。知り合いがU20世代のみのオフ会を開催されたのでそれに参加して。
――愛車の評判はどうでしたか?
社会人の方が多い中で自分は学生であまりお金をかけられなかったんですが、その中でもできることで仕上げていったのを見てもらえましたね。僕としては今後はもう少し太いタイヤを履かせたいなという欲が出ました!
――ドライブとかで印象深いのは?
生活でも乗るのですが、僕はクルマに乗りたいから目的地を探すという感じなんですよね。なのでどこにドライブに行ったという感覚ではないかもなって。
その中だと僕は彼女と同じインターンシップ先の愛知までクルマで行きましたが、それがロングドライブだったかなぁ。
――今後、このクルマでやりたいことや行きたいところというのは?
高専を卒業してから、僕は進学で彼女は就職になるのでちょっと離れるのかなと思うんですが、彼女に会いに行くのにロングドライブは苦にならないと思います。
あと2人で東京に行ってみたいという思いがあるんですよね。できれば高速ではなく下道を使ってゆっくり走ってみたいので。国道1号線に沿って行けばどうにかなるかなって思います(笑)。
あとあと、スポーツカーが集まるってウワサのある大黒PAに言ってみたいという思いはあります。
――では、そんなアコードって、どんな存在ですか?
自分の生活に不可欠な存在で、親友みたいなものですかね。何かあった時はクルマに乗れば忘れられるし、ずっと寮にいてテスト期間があると2週間は乗れないんですが、ちょっと離れただけでもつらかったりします。
運転席に座っている時が安心するというか。駐車場に止めてから15分から30分くらいはクルマの中で音楽を聴いてから降りる感じですね(笑)。
初マイカーとなるアコードを手にして以来、行動範囲が大幅に広がったというTenshinさん。彼女さんとのデートは各地への観光はもちろん、毎日の送り迎えなど何でもない日常そのものが思い出になっているようでほほえましい様子でした。
カスタムにも精を出し、今後も愛車のドレスアップにも余念がないことでしょう。都内へのドライブ旅行が実現する日も近そうですね!
【Instagram】
Tenshinさん
(文:福嶌弘)
[GAZOO編集部]
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