CX-30と巡る日本の四季折々。生きがいとなったドライブ&愛車撮影の旅
週末のたびに大自然を求めて出かけるハルナオさん。20代のころから山や海など大自然を追い求め、好きなロケーションで愛車との撮影を重ね、気が付けば20年以上が経っているそうです。
愛車はマツダのCX-30。ガソリン車ではなくディーゼル車で自然を追い求め満喫する、そんなハルナオさんのお話をお届けします。
――これまでのクルマ歴を教えてください
最初に購入したのが日産のティーダで、20代でデュアリスに乗り替えたのですが、そこからドライブをしながら写真を撮るようになりました。クルマを背景に写真を撮影してサイトに投稿することが楽しくなり、気が付けば20年以上が過ぎました。
――CX-30に乗り替えた理由は、どこにあったのでしょうか。
自分にはディーゼルエンジンが合っている、と感じたんです。ディーゼルエンジンはマツダ製しかなく、デュアリスと同じようなクルマとなるとCX-30がドンピシャでした。平均燃費は17キロ前後で、旅行だと20キロを超えることもあります。燃費がいいので800キロぐらい走っても給油は1回で済みます。
スポーツ系なので車高が低く、タイヤも大きいので走りやすいです。私は京都在住なのですが、山陰と山陽を1300キロ走った際も気持ちよく走れました。
エンジンは1800CCなんですが、トルクでみると2500CCぐらいのパワーがあるディーゼルエンジンですし、アクセルをそんなに踏まずとも上がっていくので、坂道も走りやすいです。アクセルを踏まないので燃費もいいです。
私はドライブするのは海よりも山が好きなので、そこも合っているんだろうなと感じています。
――週末のたびに旅行をされているのですか?
はい。通常は日帰りですが、休みが取れると2~3泊することもあります。通勤時はクルマを使わず、土日に気分転換でドライブをしているので、週末専用車というイメージです。
仕事の疲れを癒せる趣味ですし、週末の楽しみがあるので仕事も頑張れているんだと思います。
――旅先で撮影する場所や風景はあらかじめ想定されますか?
いきあたりばったりが多いですね。行った先で思いがけない風景に出会うのが最高の楽しみです。「いい風景だな」と感じるとクルマを停めて撮影します。
撮影をする際に電柱などが写り込んでいると、自然な風景ではなくなるので、角度を変えたりいろいろ工夫もしています。そんな風にクルマで散策をしながら「この風景、素敵だな」と感じたくて走っています。
――いろんな場所で撮影されている中、雪の中でのお写真が印象的です
普通は雪が降るとクルマでは出かけないですよね。でも私は雪の上を走るのが好きなので、冬前にスタッドレスタイヤに履き替え、雪を目指して走ります。人が集まる観光名所より、誰もいない場所で自然とともに撮影するのが最高の楽しみです。
――京都の茶畑も、背景との色合いが素敵です
京都の南山城村にある「道の駅 お茶の京都みなみやましろ村」の奥にある場所で撮りました。ここは京都で唯一の村です。京都市内は観光地でクルマが多く渋滞するため、人の少ないエリアを移動しながら気持ちよく走ったり撮影することができました。
京都の隣にある滋賀の琵琶湖沿いを走るのも好きで、奥琵琶湖での撮影は楽しかったです。
――林道を抜けて川をバックに撮影された写真も、目にしない風景です
このルートは友人に教えてもらって走りました。上流の川沿いをクルマで走りながら、「この先は何があるんだろう」とワクワクしました。
――今まで旅行された中で、一番印象的だった場所はどこですか?
いろんな場所に出かけてきましたが、何度も行っているのは信州です。大自然の中を走るのが好きなんですが、中でも信州は走りやすい道が多いんです。クルマの台数も少ないし信号も少ない、加えて景色も美しい。そういう道を探して走ります。
友人が長野県に別荘を持っており、バーベキューなどするのも楽しいですね。盆地である京都の夏は暑いため、涼しい信州に今年の夏も出かける予定です。
――旅行先での食事も撮影されていますが、旅先での食事って格別な美味しさですよね
山陰旅行をした際、宍道湖でしじみ汁をいただいたのですが、長旅で疲れた身体に染み渡りました。テレビなどで紹介されたB級グルメを食べるため、検索をして向かうこともあります。
――本当に数多くのエリアを旅されているのですね。これから行ってみたい場所はありますか?
これまで九州、四国、山陰、山陽、近畿、東海、北陸、関東などを走りました。クルマで行ったことがないのは東北地方と北海道です。北海道は行くだけで1日かかりますし、週末の2日では時間が足りませんので、長い休みが取れたら行きたいです。
いい風景に出会って写真を撮るとなると、最低でも1週間は必要かなと思っています。
――ハルナオさんの撮影されたお写真をみると、日本って「四季の国」だなと、改めて感じます
春の桜、夏の海、秋の紅葉、冬の雪。加えて晴れや雨などの天候に、自分のクルマを入れて撮影し、それを編集するのが生き甲斐です。
「クルマを走らせて撮影する。これが私のエンジョイカーライフ」と思っていますので、これからも楽しみます。
人が少ない山や川、そして海。週末のたびに大自然に向かうハルナオさん。どれも素敵な風景で、次はどんな写真を撮影してくれるのでしょうか。お話を聞きながらワクワクしてしまいました。
【Instagram】
harunao1986さん
(文・小川隆行)
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