トヨタ GRヤリスは夢のクルマ！　走りで魅せて楽しい思いをくれる相棒

もともとホットハッチ系のクルマが好きだったというwing.photoさんはトヨタ ヴィッツを愛用していたそうです。

そしてその流れを受けたスポーツモデルであるトヨタ GRヤリスに出会ってからその走りとデザインにすっかりドハマり。今ではドライブにカスタムにと充実した毎日を過ごしているそうです。

そんな、wing.photoさん×GRヤリスのお話です。

――まずはwing.photoさんの車歴を教えてください！

免許を取ってすぐに乗ったのがAZワゴンで、そのあとはヴィッツのG’s。それで3台目にこのGRヤリスって感じです。

――ヴィッツからGRヤリスへの乗り替えだったんですね。前のクルマのヴィッツも結構お気に入りだったそうですね？

気に入ってましたね。このクルマからホットハッチが好きになったくらいですから。

――それでGRヤリスを選んだ感じでしょうか？

新たにヤリスのスポーツタイプが出るらしいと雑誌などで見かけたので、どんなものかと期待していました。ちょうどそのころにWRCにもトヨタが参戦していたので、トヨタのホットハッチの最新作ってどうなんだろうって気になって。

そんな時に開催されたトヨタガズーレーシングフェスティバルのデモランでGRヤリスが走ったんですが、ヴィッツとは違ってサウンドの迫力やクルマの動き方がやる気満々でいいなって感じました。

ただ、当時は高くて買えないかなと思っていたんですよね。でも、東京オートサロンで発表された金額を見たら頑張ったら買えると感じて購入しました。その時点ではヴィッツもまだ所有していたので、ヴィッツとGRヤリスの2台持ちという感じでした。

――GRヤリスを買われる際に特にこだわったポイントはありますか？

色はパールホワイトにしようと決めてはいましたが……正直、当時はヤリスの実物をほとんど見ていなかったんですよね。オプションの実物も見られなかったので、正直写真だけで見て付けた感じです。

僕が買ったのはファーストエディションという先行予約限定モデルでボディの一部にマット素材を多く取り入れている点にも惹かれた感じですね。

――GRヤリスとヴィッツの2台持ちだったので、乗り比べもされたかなと思いますが、GRヤリスに乗っての第一印象はどうでしたか？

一番の違いはターボですね。最新の1.6Lで直列3気筒のターボってどんなんだろうと思いましたが、音もいいし乗り味もいいし、予想以上によかったという思いが強いです。

あと、クルマの足回りも硬すぎず、柔らかすぎずでちょうどよかったですね。ヴィッツがやや硬めだったから、GRヤリスの乗り味の良さが特に印象に残っていますし、今でも気に入っています。

――このクルマになってから、お出かけって増えましたか？

もともと出かけることは好きなので多かったですが、このクルマになってからもそれは引き続きですね。最初は富士スピードウェイに行って、あのゲートの前で写真を撮りたいという思いで行きました。

――行きつけのドライブスポットなどはありますか？

山梨県のフルーツ公園というところですね。家から近いというのもあるし、道のりがいい感じでワインディングになっているので、ちょうどいいドライブコースになっているんです。
暇があれば走りにいきますよ。

――このクルマでのロングドライブというと、どこまで行かれましたか？

一番遠かったので言うと、愛知かなぁと思います。大阪に住んでいるGRヤリスのオーナーさんとコラボをすることになったんですが、お互いの地元からの中間地点となるとちょうど豊田スタジアムが真ん中になったので、そこで会おうということで。

――大阪のオーナーさんと知り合ったのはオフ会ですか？

そうです。このクルマになってからは2回参加しています。もともとヴィッツの時から参加はしていたのですが、GRヤリスになってからはGRミーティングというのに参加できるようになったのでそっちの方に行くようになって。そこで知り合いました。

もともとレースを観るのも好きだし、クルマ好き同士が愛車を見せあってカスタムの参考になったりするので、とても面白いです。

――同じ車種のクルマが一堂に会するのって壮観ですよね。オフ会に参加するころはある程度カスタムされていたんですか？

いえ、当時はマフラーをカスタムしたくらいだったんですよね。ただ、大阪のオーナーさんとは自分と同じマフラーを付けられてて、ライトのイジり方も似ていたのでシンパシーを感じて話しかけたら意気投合したんです。

――オフ会後に変わったところはありますか？

もともとゴリゴリにカスタムするつもりはなかったので控えめですが、オシャレなワンポイントを入れる感じで。最近はボディラッピングをしたのが1番大きなカスタムかもですね。

――これまでGRヤリスを所有されて、一番の思い出は？

ありがたいことにヴィッツの時よりも珍しがってもらえるので、いろいろな人から声をかけてもらえるのが一番の思い出かもですね。ちょっとした買い物とか、地元を少し走っただけで声を掛けられるみたいな感じで。

「このクルマって日本車なの？」「なんてクルマなの？」みたいな感じでクルマに特別興味があるわけではない方たちにも刺さるカッコよさがあるというのが嬉しいですね。

――そういった反響があったんですね。では、周りの方からのリアクションはどうでしたか？

「GRヤリスを買う」という話をしたときは値段も値段だったからか、同僚から心配されましたね。「買えるの？」みたいな感じで。その分仕事を頑張ると決意しましたけど。

逆に家族からは「だと思った」みたいな感じでしたね(笑)。GRヤリスを買おうと決意した日、仕事場から家に帰ったら、ニヤニヤしていたみたいで親からは「クルマ買うの？」と聞かれるくらいでした(笑)。

――wing.photoさんからしたらまさに理想のクルマで、一目惚れって感じだったんですね

そうですね。富士スピードウェイでお披露目された時はいわゆるカモフラージュ柄だったのでイマイチわからない感じだったんです。でもその感じで購入したので納車までは展示車とか、なるべく実車を見ないようって思っていました。

――では、納車の時なんかは感激もひとしおだったのでは？

そうですね！ ヴィッツと比べると「デカいな」というのが第一印象でしたけどね。3ナンバーのクルマに乗るのはこれが初めてだから、こんな違うんだっていうのが印象に残りましたね。ボディカラーも白だったのでなおさらです。

とはいえ、自分でお金を払って買ったクルマが目の前にあるというのは嬉しかったし、安くはない買い物だから仕事頑張らないとという決意ができましたね。

――サイズの大きさって、運転していても感じましたか？

それは特に感じなかったですね。まず「速い」というのが一番で。ターボすごいなーという印象が強かったです。

――改めてになりますが、このクルマの一番好きな部分は？

リアのフェンダーのでっぱりですね。前から見るのも好きですが、後ろから見る角度が色気を感じて。グラマラスさがあって好きです。

――このクルマでの今後の予定はありますか？

割とカスタムの方は仕上がってきているのであとはパワー系を少し触るくらいで留めようかなと思います。行ってみたいところで言うと、もっと遠出したいなというのは強く思っていますね。コロナも収まってきたので、今年の夏はどこか行きたいですね。

――では、GRヤリスってwing.photoさんにとってどんな存在ですか？

大げさかもしれないですが、相棒ですね。ヴィッツの時もそうですが、いてもらわないと困る存在なんです。

愛着も湧いているし、通勤も休日のレジャーもこのクルマと一緒だから、僕にとっては本当に欠かせないクルマだし、雨の日でも出かけたいという気持ちにさせてくれる存在ですね。

前のヴィッツは6年乗っていたのですが、このGRヤリスとも楽しい思い出をたくさん作りたいなって思います。

GRヤリスのデビュー前から楽しみにしていたというほど、興味津々だった様子のwing.photoさん。前の愛車であるヴィッツとの乗り比べなど、クルマ好きならではのエピソードも盛りだくさんでしたね。

コロナも落ち着いてきて行楽シーズンを迎える中、wing.photoさんとGRヤリスがどこを旅するのかが楽しみです！

【Instagram】
wing.photoさん

（文：福嶌弘）