オフロード車を楽しみ尽くす!世界を魅了するトヨタ・ランドクルーザー300は、見たことのない景色を見せてくれる最高のクルマ

スープラにクラウンスポーツなど、あらゆるクルマが好きだというoribaさん。その中でも特に気に入っているというのが国産クロカンの最高峰とも言えるトヨタランドクルーザー300。そのパワフルな走りに魅了され、オフロードコースを走るだけではなく、海外でのランクルの様子を見たいという理由で現地に行くこともしばしば。そうした体験からランクルへの愛がさらに深まったと言います。

そんな、oribaさん×ランドクルーザー300のお話です。

―― oribaさんはランドクルーザーの他にもSUVにたくさん乗ってこられたようですが、もともとSUVがお好きだったんですか?

そうですね。スープラみたいなスポーツカーも好きだし、クラウンみたいなセダンも好みですが、基本的にはSUVが一番好きで過去にはXV、ハリアー60の後期型、RAV4とかに乗っていました。

―― SNSを拝見すると、「ドバイでランクルの魅力に気付いた」という投稿があったのですが……?

そうなんです。観光でドバイに行った時に現地で使われているランクルを見たんです。それで砂漠の中をランクルで走るというツアーがあって、それに参加したことも大きな要因となりました。

―― そこでランクルのタフさに改めて惹かれたんですね。

そうですね。実はそのドバイに行く前から今所有しているランクルは持っていたんですが、現地だとどういう風に乗っているのかっていうことが気になって実際に見に行った感じです。

―― ランクルを買おうと思ったキッカケは何だったのでしょうか?

カッコよさに惹かれたというのが大きかったですね。このクルマの前はハリアーに乗っていて、その前がRAV4だったんですけど、RAV4のころにオフロードを走って四駆の良さにハマったので、本格クロカンのランクルに乗りたい思ったんです。

―― 購入時にこだわったポイントはありますか?

もともと新型車が好きだったので、「最新のランクルの性能を体感したい」という思いが強かったんです。なのでディーゼルエンジンでオフロードに特化した走りをしたかったし、最新機能の付いた上級グレードにしました。ボディカラーはラッピングでマットグレーにしたんです。

―― 最新スペックのランクル、乗ってみての第一印象はどうですか?

室内は静かだけど、少し踏み込むと逞しい音がするなとは思いましたね。ディーゼルならではのガラガラという音がして。いかにもオフロードを走る逞しいクルマなんだろうなとワクワクしました。それでいてゆったりと流す感じで乗ることもできる。この2つの走りを両立できる点が印象的でした。

正直、僕の想像をはるかに超えていました。「ランクルだから走りはもっさりしているのかな?」というイメージがあったんですけど、全然違いますよね。加速は歴代最高クラスのランクルなんじゃないかな?という気がしていますし、今まで乗った中では一番楽しいクルマだと思います。

―― ランクルを購入した際の周りの反応はどうでしたか?

周りからは「盗まれやすいクルマだから気を付けて」とは言われましたね(笑)。セキュリティメーカーの知り合いがいたので、彼に依頼してしっかりとしたセキュリティをつけてもらったり、環境を整えて迎え入れました。

―― このクルマに買い替えてからアウトドアで楽しむことは増えましたか?

アウトドアといえばアウトドアなのですが、キャンプとか釣りを楽しむというよりもオフロードで走ることが楽しくて。その中の一つで、さなげアドベンチャーフィールドのオフロード走行が楽しめるコースには、何度もクルマを持ち込んで遊びに行っています。

―― クルマの楽しみ方が変わった感じですね(笑)。

そうですね。さなげアドベンチャーフィールドはコース取りが難しいのですが、それをうまく走れたり、悪路をパワフルに走行できるようになると達成感もあるし、ホントに楽しいんですよ。

―― 野暮を承知で伺いますが……オフロードでクルマが傷ついたり、汚れたりするのには抵抗はなかったですか?

さすがに新車で手にした直後は行かなかったですよ(笑)。もちろん抵抗も少しありましたが、ボディにラッピングをしていたから大きな傷ができたら剥がせばいいしということで気にせずに乗るようになりました。もちろん下のステップの部分はボコボコになったから交換しましたけどね。

―― クルマとの付き合い方も変わっていったのですね。そういえば、オフ会を主催された経験があるそうですが?

SNSで繋がったオーナーの方を中心に集まるというのを、4回くらいやりましたね。トヨタ博物館で開催させてもらったこともありました。トヨタの方にも参加していただいて、それぞれのクルマを見てもらうという感じで有意義な会になったかなと思います。

―― オフ会の主催と言うとハードルが高そうに感じますが、もともと経験はあったんですか?

前のクルマのころからオフ会を開いたことはあったので経験はあったんです。トヨタ博物館を開催地にしたというのはその時が初めてでしたが、開発部門の方とつながりができて、参加してもらえることになったのは大きなトピックでしたね。おかげで50台前後のランクルオーナーが集まり、皆さんにも喜んでもらえました。

ただ、ランクルが集まるということで、日時と場所を公開してしまうと盗難のリスクが高まるという心配があったので、参加者のみに場所を教えるというシークレット性の高い感じにはなりましたね(笑)。

―― ランクルに乗っていての思い出と言うと、やはりこのオフ会を開催されたことですか?

そうですね。ランクルのオーナーが勢ぞろいしたし、場所もトヨタ博物館ということでインパクトもあったし、何より参加された皆さんが楽しそうに笑顔でいてくれたことが主催者として何よりうれしかったし、一番の思い出となりました。

―― そんなランクルとともに現在はクラウンスポーツも所有されていますね。

そうなんです。ランクルは大きな四駆ということでアウトドア用のクルマと考えていまして、クラウンスポーツは街中を走るのにいいなって。街乗りの最新装備はこちらの方がいいなということでこれを選びました。

―― かなり豪華な2台持ちとなりましたが、周りから注目を集めることは?

たまにありますね。ランクルでバーベキューとかに行くと、声をかけてもらったりするし、ラッピングのカラーを見て「oribaさんですか?」と声をかけてもらったこともあって(笑)。

―― すっかりランクル界隈の有名人ですね(笑)。では、ご自身のランクルで特に気に入っているところは?

ディーゼル車ならではのパワフルな走りですね。最新のオフロード走行性の高さもあるので、運転が楽しめるということです。それと外見的にはラッピングをして他にはない色にしたところですね。

―― いろいろなことを経験し、楽しまれている感じですが、今後はどんなご予定がありますか?

またオフ会をやりたいなと考えています。ランクル300だけでなく他のモデルも新型車が出てきたので、それぞれの違いを見てみたいし、まだ出会っていないオーナーさんにも会えたらいいなって思っています。

―― では、ランクルはoribaさんにとってどんな存在ですか?

「自分が見たことのない世界を広げてくれるクルマ」ですかね。ドバイに行こうというキッカケを作ってくれたクルマでもあるし、他にもマレーシアに行ったんですが、この時もランクルが目当てで……もはや旅行先を決める基準のひとつが「現地でのランクル」なんですよね(笑)。それ以外にもオフ会をやろうというキッカケも作ってくれたし、いろいろな出会いもあった。

見たことない景色をたくさん見せてくれたし、新しい世界や人と繋げてくれる最高のクルマです。

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oribaさん

(文:福嶌弘)

MORIZO on the Road