【おしゃれなあの人の気になるカーライフ】ドライブ時間も心地よく過ごしたいヨガインストラクターママ

「街で出会ったおしゃれな人のあの雰囲気に憧れる〜」。と、ウキウキした経験はありませんか。その人はきっと、ファッションや、行く先、趣味、生活模様だけでなく、クルマの乗りこなしに至るまでも、自然でさり気なくて、その人全体が魅力的なはず。そんな人たちの、おしゃれでさり気ないクルマとの暮らしを、ちょっと覗いてみました。

ヨガで心と体を心地よく整える

レクサスRXから降り立ったのは、優しい笑顔が素敵な種橋さん。2人の子どものママであり、ヨガインストラクターとしても活躍している。平日の朝は、子どもたちを送りだした後、ヨガスタジオやスポーツジムでヨガを教え、帰宅後は家事。週末は子どもの野球応援に駆けつける。そんな忙しい日々にあって、種橋さんが大切にしているのは、暮らしにヨガを取り入れ、心身ともに心地よく過ごすこと。

「ヨガに出会ったのは15年前。友だちがやってすごく良かったと言うので、軽い気持ちでヨガスタジオに行ってみたら、終わったときの感覚が衝撃的で。仕事でたまった疲れやストレスが吹き飛んで、心身ともにリセットした!という感じ。体がスッキリしただけでなく、心までリラックスしていたのが驚きでした」

そこからヨガにはまり、月に数回通うように。2人目の子どもが保育園に入ったのを機に、ヨガインストラクター養成スクールに通い始め、6年前、インストラクターとしてデビュー。今は1日に3~5本、レッスンを受け持っている。

「ヨガは、深い呼吸とともに、今この瞬間、瞬間に意識を向けながら、体を動かすもの。そうすることで、心にも体にもポジティブな影響があるんです。レッスンを受けた生徒さんたちが、みなさんハッピーになって帰っていかれるのを見ると、わたしも嬉しくなります」

  • 担当するヨガクラスで、生徒にポーズを指導中の種橋さん

インストラクターとして教えるだけでなく、自宅でも毎日ヨガを欠かさない種橋さん。夜、お風呂上りにリビングで、リラックスにつながる緩やかなヨガをするのがルーティーンだそう。

「家族がテレビを観たり、インターネットをしていたりとザワザワした環境ではありますが(笑)、そんな中でも、呼吸を整えて『今、ここが伸びているな』『ここが痛いな』と自分に意識を集中するようにしています。といっても、そんな本格的にやるわけじゃなくて、5分くらいの軽いストレッチや、ポーズを2つ3つとるだけの日も多いですよ。短い時間でも毎日ヨガをすることで、翌日に疲れを持ち越さないですむんです」

今や、ヨガは暮らしの一部という種橋さん。ヨガと出会ったことで、こんな変化があったそう。

「心や体に不調を感じたとき、自分で自分の調子を整えられるようになりました。体の不調を感じたときは、痛みや疲れがあるところにアプローチして、筋肉のこわばりをほぐしていますし、気持ちがズドーンと落ちこんでドツボにはまりそうになったときは、深呼吸。気持ちが落ち着いて、感情をコントロールしやすくなります。もちろん、それでうまくいくことばかりではないけれど、どんなときも、自分で自分のご機嫌をとりながら、少しでも心地よく過ごしたいなと思っています」

好きな香りと音楽でドライブ中もご機嫌に

ヨガレッスンに買い物にと、毎日のようにステアリングを握る種橋さん。週末はクルマで子どもの野球の送り迎えもし、その車中は、子どもとコミュニケーションをする大切な空間にもなっている。

「試合に向かう車中では、緊張気味の息子に『大丈夫、勝つよ、きっと打てるよ!』とポジティブな言葉をかけて励ますのが恒例。帰りはもっぱら、反省会です(笑)。子どもとは何でも話せる関係でありたいから、いつもわたしのほうから話しかけて、子どもが話しやすい環境をつくるようにしていますね。大きくなってくると、あー、とかフツー、とかしか返ってこないけど(笑)」

  • 小学6年生の息子の野球応援中。「試合中は私も、お願い打ってー!とハラハラ、ドキドキ(笑)。チームの子どもたちがみんなかわいくて、毎週、楽しく応援しています」

そんな種橋さんのドライブのこだわりは、ドライブ時間も心地よく過ごすこと。そのために欠かせないのが、音楽と香りだそう。

「ひとりのときは、テクノやハウスをBGMにドライブするのがお気に入りです。香りも、フレグランス・スプレーを数種類常備していて、リラックスしたいときはイランイランやラベンダー、リフレッシュしたいときは森林系というように、その時の気分で選んでいます。体や車内にシュッシュッとするだけで、気分を切り替えられるのがいいですね。運転は好きだけど、雨の日は憂鬱になりがちだし、長距離だと疲れちゃうこともあります。そんなときも、好きな音楽や香りがあれば、気持ちが上向きになるんです」

左)常備しているフレグランス・スプレーと、JBLのポータブルスピーカー、ヨガで使うティンシャ。香りと音楽はヨガ時間にも大切なもの。右)ドライブの必需品。お気に入りのキーホルダーをつけたカギ、カードケースとして使用しているIL BISONTEの財布(サシェ)。

子育て中のわが家に、頼もしいパートナー

クルマに求めるものは「ゆったりした空間と、乗り心地の良さ。もちろん、見た目も大事で、大きくてカッコいい系のクルマが好き」という種橋さん。これまで、フォルクスワーゲン・ゴルフや日産・アベニールなどを乗り継いできて、1年半前、ホンダ・オデッセイからレクサスRXに乗り換えた。

「子どもも大きくなってきたから、次はスポーティなクルマもいいね、と夫と話していたんです。トヨタ・ハリアーや他のレクサスも検討して、最終的に選んだのがレクサスRXでした。理由は、燃費や環境性能、サイズなど総合力が高かったことと、あとは何といっても、ぱっと見の第一印象。外観のデザインはもちろん、ラグジュアリーでくつろげる雰囲気の内装にも惹かれました」

種橋さん一家は、月に1、2回はクルマで1時間のところにある実家に帰省したり、夫のサーフィンに付き合って千葉や茨城の海にも出かけたりと、家族4人で長距離ドライブする機会も少なくないそう。そんなときも、レクサスRXは実力を発揮してくれるという。

「大荷物も楽々積めるし、家族4人が乗ってもゆったり。安定感があって運転しやすく、音も静か。長距離乗っても疲れにくいです」

「あと、意外に良かったのがレザーシート。野球をした後の子どもが乗ると、シートが泥だらけで大変なことになりますが(笑)、レザーなら拭き取れますから。子どもが大きくなってきたとはいえ、子育ての真っただ中。そんなわが家に、レクサスRXは頼もしい存在です」

人生をアップデートさせていきたい

子どもを育て、インストラクターとして教えながら、種橋さんは今なお、ヨガの学びを深め続けている。そんな種橋さんの夢とは?

「自然がおりなす世界の絶景を巡ること。今も海を見たりすると、自分の悩みなんてちっぽけだなぁって思えて、心が広々とした気持ちになります。写真を見るだけでも心奪われるような大自然を目の当たりにしたら、考え方や生き方も、一変するんじゃないかなって。日々のヨガや自然とのふれあいを通して、人生をアップデートし続けていきたいです」

プロフィール/種橋梨沙さん
たねはし・りさ/1982年生まれ。茨城県出身。小学6年生の男の子、小学2年生の女の子のママ。ヨガインストラクターとしても活躍し、おしゃれや美容も楽しみながら、心にも体にもヘルシーなヨガライフを送る。


パーカー/FREAK'S STORE、タンクトップ/Lorna Jane、レギンス/AUMNIE、キャップ/NEW ERA、靴/NIKE

(取材・文/勝部美和子(officetama,Inc.) 写真/村上悦子)

[ガズー編集部]

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