【おしゃれなあの人の気になるカーライフ】いつもハッピーで、底抜けに明るいポジティブママ

「街で出会ったおしゃれな人のあの雰囲気に憧れる〜」。と、ウキウキした経験はありませんか。その人はきっと、ファッションや、行く先、趣味、生活模様だけでなく、クルマの乗りこなしに至るまでも、自然でさりげなくて、その人全体が魅力的なはず。そんな人たちの、おしゃれでさり気ないクルマとの暮らしを、ちょっと覗いてみました。

いつも元気に明るく、前向きにがモットー

「あ、いた!こんにちはー!」と、まるで久し振りに会う友達にそうするように、満面の笑みで手を振りながら撮影場所に現れてくれた二宮こずえさん。その明るい笑顔につられ、思わずこちらも笑顔で手を振り返す。

現在11歳の女の子と、9歳の男の子をもつママでもある彼女。ママモデル、インスタグラマー、時にはユーチューバーとしてファッションや美容コンテンツの発信を中心に活動している。実際に会ってみると、SNSで見る印象そのままで、常に明るく、とってもパワフル。取り繕うようなこともなく自然体で、なによりよく笑い、常に笑顔を絶やさない。

「いつも明るく元気に、前向きにがモットー。どんなことも全力で楽しんで、毎日笑顔でいようと心がけています。もちろん、日々の生活のなかで子供たちとぶつかってしまうこともあるし、心を鬼にして叱らなければいけないこともあります。ちょっとしたことで、イライラしてしまうことなんてしょっちゅう。でも、私も子供たちも嫌な気分が長引くのは嫌だから、その場で解決してパッと切り替えるようにしています。昔から切り替えるのだけは早いんですよ(笑)。人生は楽しんだもの勝ち。1日中笑顔でいることにデメリットなんてなにもないですから」

大好きな家族といる時間が何よりの宝物

11歳の女の子、9歳の男の子をもつ二児の母。家族との時間が何よりも大切で、いつも一緒に遊び、沢山お話をしているそう。
二宮さんインスタグラムより Instagram @cozue_n
https://www.instagram.com/cozue_n/

その元気の源が何か気になって聞いてみたところ、即答で「家族です」という答えが返ってきた。現在、二宮さんはご主人と、お子さん2人の4人暮らし。家のなかは常に賑やかで、笑いが絶えないそう。

「ウチは結構おしゃべりの家系なのか、常に誰かがなにか喋っていて、とっても賑やか。でも、うるさいとか煩わしいと思ったことは一度もなく、むしろたまに1人の時間ができると寂しい!と思うくらい(笑)。子供たちも少しずつ成長してくれ、自分のことは自分でできるようになり、段々と友達のような関係に。お風呂も寝る時も、ずっと一緒。いつも沢山お話しています。一番幸せを感じる時は、寝る前の時間かな。子供たちは未だにママ大好きだよとか、ママいつもありがとうとか気持ちをストレートに伝えてくれて、その瞬間に1日の疲れが全部吹っ飛んで、あぁ幸せだなって思います」

足し算ではなく引き算。年齢を受け入れて、自分らしく変わっていきたい

  • SNSでのファッションチェックも大人気。気取らない自然体のスタイルが同年代の女性から支持されている。

SNSでのスタイリングの発信や、自身が気になるアイテム紹介も人気の二宮さん。プチプラからモードまで幅広く着こなし、そのシンプルなスタイルが幅広い層から支持されている。

「数年前までは、結構キャラクターものや、カラーonカラーなど派手なワードローブが多かったんですよ。でも、38歳くらいの頃に鏡を見て、ふと何か違うなって思ったんです。年を重ねていくにつれて、肌艶も変わってくるし、シワも増えるし、体型も変わってきますよね。それに抗っていくのではなく、受け入れて、自分自身をアップデートしていく方が素敵だなって思ったんです。無理に着飾ることはやめて、シンプルに。足し算ではなく、引き算で。そう考えるようになって、自分自身少し楽になった気がします」

  • 自身のYoutubeチャンネル〈Cozway Channel〉では、プチプラのアイテムを使った着回し方や、低身長の女性でも着こなしやすいコーディネートを提案する動画が特に人気。

「お仕事も、何事も全力で楽しむことがモットー。なにをやっても楽しいですが、やっぱり自分自身も大好きなファッション関係の仕事をしている時が一番テンション高いかも(笑)。SNSでもアップしていますが、基本ブランドにはあまりこだわりはありません。プチプラでもシルエットや着た時のバランスがよければ積極的に取り入れます。ファッションって、結局自分らしくいられることが一番だと思います。と、言いながらも私もまだまだ模索中なんですよ。明確な答えを持っているワケではなく、試行錯誤しながら、日々試しているところです」

そんなあの人の、クルマとの関係

そんな二宮さんの愛車は、トヨタランドクルーザー 200。小柄な体型でこの大きな4駆を颯爽と運転している姿がとってもカッコいいが、どうしてこのクルマを選んだのだろう。

「18歳の頃に最初に買ったのがホンダのアコード。その後フィット、オデッセイと乗り継いできて、このランドクルーザーに乗り初めて5年くらいです。私は父や母、妹も含めて、みんなで一緒にお出かけすることも多いので、7人乗りであることがまず絶対条件でした。そのなかでこのクルマを選んだのは、やっぱりルックスが一番ですね。私と主人は映画鑑賞が共通の趣味ですが、よくアクション映画でFBI とかCIAの主人公がこういう無骨で頑丈そうなSUVにクールに乗っている姿がカッコいいなぁって思っていて(笑)。ラフに扱える安心感と、汚れてもそれが味になるクルマであることも惹かれた理由です」

「確かに車体は大きいですが、目線が高くなった分運転しやすいですよ。私は身長が低いので、ちょっと上から見下ろす感じで運転できるのがとても新鮮。車庫入れも目線が高いので見える範囲が広く、モーションセンサーもついているので安心して駐車できます。車体カラーにブラックを選んだのは、どんなファッションでも邪魔せずに、馴染んでくれると思ったから。服の色味を気にせずなんでも着られるので、ブラックにしてよかったなと思います。走行距離の少ない中古車での購入だったのですが、ブラックの車体にワンポイントで映える真っ白なホイールなど、前オーナーの方がされていたカスタムもドンピシャで好みでした」

「あと、これは私だけかもしれませんが、ウインカーレバーを倒した時のカタンとした感触が好き(笑)。なんだかちょっと運転がうまくなった気がするというか、気持ちよく運転できます。サイドブレーキも、踏むタイプではなくて自分でしっかりと引けるのがいいですね。最近は電動化も進んでいますが、私はこっちのほうが好きだな」

「3列シートの状態でもラゲッジスペースが確保されていて、荷物がちゃんと積めるのも良かった点。子供たちとすぐに公園に遊びに行けるように、キックボード2台とチェアや遊び道具などの公園グッズは常に積んだ状態にしています。3列シートを格納するともっと積めるので、ライフスタイルやシーンに合わせて使い分けできるのもいいですね」

二宮さんのファッションスタイル同様、車内はいたってシンプル。ダルトンのカーフレグランスは香りがお気に入りで、常に何個かストックしているそう。暖かいコーヒーをいれて持ち運ぶボトルはハイドロフラスク。

homelyのティッシュケースは温かみのある質感も◎。ソニーのZV-1GはVLOG用にいつも持ち歩いているそう。サングラスはイヴ・サンローラン。

キーホルダーはハワイのアーバンアウトフィッターズで購入したもの。ちょっとした小物類を収納しているFlea Store Vegetalカゴバッグもお気に入りのアイテム。

「車内も結構すっきりというか、なるべく余計なものを置かないようにしています。特にどこのブランドとかもこだわりはなくて、使いやすかったり、デザインが良ければOK。家族が多い分モノも増えがちなので、本当に必要なものだけです」

40歳を機に、新しいことにもチャレンジしたい

慌ただしくも、充実した日々を送っている二宮さん。最後に今後の目標を聞いてみると、彼女らしい答えが返ってきた。

「今年で40歳になることをきっかけに、前からずっとやりたいと思っていたけど出来ずにいた、サーフィンを始めようと思っています。この年齢になると、なかなか新しいことを始めるのに躊躇しがちですが、だからこそ楽しみたいし、チャレンジしたいなと思って。体力作りも兼ねて去年からスイミングスクールに通って、泳ぎもマスターしたんですよ(笑)。長期的な目標っていうのはあまりなく、とにかく今を全力で楽しみたいです。家族や仲間と一緒に笑顔で過ごせたら、それで充分。これからもいつも笑顔で、前向きに、楽しく日々を紡いでいきたいですね」

話していると、こちらまで元気になってくるほど底抜けに明るく、ポジティブな二宮さん。これからもきっとキラキラと輝きながら、素敵に年を重ねていくに違いない。

プロフィール/二宮こずえさん
にのみや・こずえ/1981年東京都生まれ。ハッピーでアクティブなキャラクターが人気を呼び、8万人以上のフォロワー数を誇る人気ママモデル。153cmという小柄な体格ながらバランスの良い着こなしにより、Sサイズ女性からの支持も厚い。11歳の女の子、9歳の男の子をもつ二児の母。
Instagram @cozue_n(https://www.instagram.com/cozue_n/

ジャケット/TRADITIONAL WEATHER WEAR、Tシャツ/Hanes、パンツ/MOTHER、シューズ/CAMINANDO、時計/CARTIER、ネックレス/MARIHA(シルバー)、リング・バングル/PHILLIPPE AUDIBERT

(取材・文/野村和幸 写真/入江達也)

[ガズー編集部]

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