ラリージャパンの岡崎市SSSは、大迫力のラリーカーの走行はもちろんクルマ好きもファミリーも1日楽しめる

  • 岡崎市の名物八丁味噌の味噌樽の周りを走る勝田貴元選手(ラリージャパン2023)

    岡崎市の名物八丁味噌の味噌樽の周りを走る勝田貴元選手

フォーラムエイト・ラリージャパン2023は、11月18日(土)にデイ3を迎えました。このデイ3で最も注目なのは、「岡崎市スーパーSS」でしょう。
昨年の岡崎市スーパーSSは乙川河川敷に設定されて、その後は岡崎市の中心街のリエゾンをラリーカーが通行するという、市街地で行われたSS(スペシャルステージ:競技区間)でした。

2023年は打って変わり、東京ドーム41個分という広大な敷地を持つ岡崎中央総合公園の中を駆け巡る3.18kmのコースが設定されました。大きく3つの走行エリアが設定され、それぞれが2重、3重の人だかりとなり、さらにそのエリアをつなぐコースの沿道にも多くのファンがびっしりと詰めかけました。

短い時間ではあるためそれほど移動できるわけではありませんが、駐車場に造られた特設コースでのテクニカルは走りから、迫力の全開ストレート走行、さらに公園内の細い周回道路を使ったツイスティな森林コースなど、1つのSSながらたくさんのタイプの走行を見ることが可能なSSとなりました。

そして、芝生が広がりその周りを全開で走行していく多目的広場の観戦エリアには、大きなステージが用意され、岡崎市ラリー応援隊のキャイ~ン天野ひろゆき隊長や岡崎市出身の中嶋一貴TGR-E(TOYOTA GAZOO RACING EUROPE)副会長、岡崎市の中根康浩市長などが登壇、和太鼓のデモンストレーションなども行われました。

また、野球場にはいろいろな出展ブースが並んだり、会場内の複数エリアに飲食の出店、自衛隊や緊急車両の展示、さらにヒストリックラリーカーの走行等、クルマ好きの方や家族も楽しめる、イベント感満載のスーパーSSでした。

その様子を写真でお届けしていきましょう。

  • 岡崎市スーパーSSのスタート地点となる体育館前のエリア

    岡崎市スーパーSSのスタート地点となる体育館前のエリア

  • スタートを待つマシンの周りには多くのファンが詰めかけています(ラリージャパン2023)

    スタートを待つマシンの周りには多くのファンが詰めかけています

  • 岡崎名物八丁味噌の味噌樽がコースに鎮座!この周りを回るコースを設定(ラリージャパン2023)

    岡崎名物八丁味噌の味噌樽がコースに鎮座!この周りを回るコースを設定

  • M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAMのオチット・タナク選手(ラリージャパン2023)

    M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAMのオイット・タナク選手

  • 体育館前の広場での走行は2重、3重の人垣で、多くのファンがその走りの楽しみました(ラリージャパン2023)

    体育館前の広場での走行は2重、3重の人垣で、多くのファンがその走りの楽しみました

  • 芝生の多目的広場には、メインステージと飲食ブースも並んでいました(ラリージャパン2023)

    芝生の多目的広場には、メインステージと飲食ブースも並んでいました

  • 多目的広場をぐるっと囲む道をラリーカーが爆走!(ラリージャパン2023)

    多目的広場をぐるっと囲む道をラリーカーが爆走!

  • コースサイドにはたくさんのファンが詰めかけています。カエダン・カエタノビッチ選手(ラリージャパン2023)

    コースサイドにはたくさんのファンが詰めかけていました

  • 多くの方がセバスチャン・オジエ選手の走りをカメラやスマホで撮影してました(ラリージャパン2023)

    多くの方が大迫力の走りをカメラやスマホで撮影していました

  • 特に出口に向かうストレートは全開の加速が見られる HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAMのエスペッカ・ラッピ選手(ラリージャパン2023)

    特に出口に向かうストレートは全開の加速が見られます

  • ラリージャパンのフラッグとカッレ・ロバンペラ選手(ラリージャパン2023)

    ラリージャパンのフラッグとカッレ・ロバンペラ選手

  • 多目的広場から出て、制限速度50km/hの園内の道を高速で駆け抜けていきます(ラリージャパン2023)

    多目的広場から出て、制限速度50km/hの園内の道を高速で駆け抜けていきます

  • 90度の左折侵入から、弓道場の横をフル加速!(ラリージャパン2023)

    90度の左折侵入から、弓道場の横をフル加速!

  • ラリージャパンの山間部のSSのような雰囲気の上り坂(ラリージャパン2023)

    ラリージャパンの山間部のSSのような雰囲気の上り坂も

  • 別の駐車場にも特設の走行エリアを設置。ここを過ぎるといよいよフィニッシュ(ラリージャパン2023)

    別の駐車場にも特設の走行エリアを設置。ここを過ぎるといよいよフィニッシュ

  • 多目的広場には巨大なステージと中継映像の流れるモニターが置かれていました(ラリージャパン2023)

    多目的広場には巨大なステージと中継映像の流れるモニターが置かれていました

  • 岡崎市出身のレーシングドライバーで現在はTGR-Eの副代表を務める中嶋一貴さんとステージの進行も務めた岡崎市ラリー応援隊のキャイ~ン天野ひろゆき隊長(ラリージャパン2023)

    岡崎市出身のレーシングドライバーで現在はTGR-Eの副代表を務める中嶋一貴さんとステージの進行も務めた岡崎市ラリー応援隊のキャイ~ン天野ひろゆき隊長

  • 岡崎市の中根康浩市長と中嶋一貴TGR-E副会長(ラリージャパン2023)

    岡崎市の中根康浩市長と中嶋一貴TGR-E副会長

  • 多目的広場にもたくさんの飲食の出展があり、食べる用の椅子もたくさん用意されていました(ラリージャパン2023)

    多目的広場にもたくさんの飲食の出展があり、食べる用の椅子もたくさん用意されていました

  • 野球場横の駐車場にも飲食の出店と、消防ハシゴ車のハシゴ体験もやっていました(ラリージャパン2023)

    野球場横の駐車場にも飲食の出店と、消防ハシゴ車のハシゴ体験もやっていました

  • 日本に1台しかないという、全地形対応の消防車両「レッドサラマンダー」も展示(ラリージャパン2023)

    日本に1台しかないという、全地形対応の消防車両「レッドサラマンダー」も展示

  • 自衛隊の展示車両。ボンネットに乗っての記念写真の撮影もありました(ラリージャパン2023)

    自衛隊の展示車両。ボンネットに乗っての記念写真の撮影もありました

  • この岡崎市SSSにもヒョンデの大きな展示ブースが(ラリージャパン2023)

    この岡崎市SSSにもヒョンデの大きな展示ブースが

  • 地元のチューニングショップや自動車関係の出展もたくさんありました(ラリージャパン2023)

    地元のチューニングショップや自動車関係の出展もたくさんありました

  • 水素を使った携帯電話の充電ステーション(ラリージャパン2023)

    水素を使った携帯電話の充電ステーション

  • 岡崎市スーパーSSが終わった後は。タイヤフィッティングゾーンでタイヤの交換やマシンのメンテナンスの様子も見ることができました(ラリージャパン2023)

    岡崎市スーパーSSが終わった後は。タイヤフィッティングゾーンでタイヤの交換やマシンのメンテナンスの様子も見ることができました

  • ビッグフラッグで次のSSに向かうマシンをお見送り!(ラリージャパン2023)

    ビッグフラッグで次のSSに向かうマシンをお見送り!

山間部でのSSとは違い、来場や観戦のしやすいSSですし、入場可能な人数も多いので比較的長くチケットが発売されると思いますので、ぜひ来年のラリージャパンの際には岡崎市スーパーSSでの観戦もご検討ください!

(文:GAZOO編集部 山崎 写真:GAZOO編集部)

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