もっと楽しくなる!首都高を上手に運転するコツを紹介!
日本の高速道路のなかで首都高ほど運転するのが難しい高速道路はないでしょう。
首都高は、路線が入りくんでいますし、ランプとよばれる出入口や分岐の間隔が短い区間も多く、次々とランプや分岐の看板表示が表れるため、ナビがあるといえどもうっかりミスをしやすく、いきたい方面へいけないという事が起きやすいのです。
私も好きな道路ではありませんが、走行を重ねていくうちに、首都高を運転するコツがあることに気がつき、そのコツをつかんで走ると、いままで苦戦していたのがウソのように、安全かつスムーズに運転することができました。その結果、首都高の運転を怖がることもなくなりました。
首都高を週5日は運転している私の経験談から、首都高をもっと上手に楽しく運転できるコツを説明します。阪神高速や名古屋高速など他の都市高速でも応用できると思います。
首都高の路線は日本一複雑
首都高の運転で不安になることは、「自分が走行しているルートは正しいのか」ということです。ナビは、ルートを間違えてもすぐに再検索してしまうので、正しいルートか不安になりますよね。ナビをみればどこを走行しているのかはわかるのですが、正しいルートであるのかわからないまま走行している方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
自分が行きたい方面を自信もって認識できることが大切です。そのために、首都高の路線図をなんとなくでも覚えておく必要があります。でも、複雑な首都高の路線図をいきなり全部覚えるのは、ムリです。主要な路線や分岐、自分が利用する路線だけでも覚えてみましょう。新たな路線を利用するたびに、知識を増やしていくと、だんだん首都高の路線図を把握できるようになります。
その中でも、都心環状線とそこから延びている路線は、首都高のなかでも基盤となる路線です。東名などの主要高速道路の起点と接続している場所も多いため、優先的に覚えるのがおすすめです。
そして、自分が乗るランプから分岐をどちらの方面に行くなどのシミュレーションを、首都高のマップを見ながらしっかり行っておきましょう。
その状態で運転すると、首都高で走行しながらたくさんのことを覚えることもできます。
交通量が多い
交通量が多いことも運転の難易度をあげています。そのための対応は、しっかりした車間距離と落ち着いた車線変更という基本操作になります。
急カーブが多いため、前の車がいきなりスピーを落とすことがあります。また、道を間違えり、首都高の構造がわからず先の状態を認識していない初心者も多いため、急な車線変更や急なブレーキをする車が多いのです。
そのため、いつもより車間距離を多めにもつことを意識し、少しでも危険を感じたらアクセルから足を離してブレーキを踏む準備をするようにするとよいです。
車線変更のポイントは、事前にしっかりシミュレーションをして、慌てずに落ちついて確認と操作を行うことです。
右からの合流、右出口がある
首都高は、通常の高速道路とは違う構造をしている部分がたくさんあり、それを踏まえて運転することも大事です。さまざまな特殊な構造があるなかで、最も特殊で認識しておく必要があるのが、他の高速道路にはほぼない、右からの合流や右出口・分岐の存在です。首都高が、運転に苦労する一番の理由の1つかもしれません。
首都高は、土地や立地の関係で右側に合流や出口・分岐が設置されているところが多数あります。そのため、自分が実際行きたい方面が右側にあるのに、ギリギリまで気がつかなくて、慌ててしまうのです。また、首都高では、出口から一般道までの距離が極端に短いランプもあります。そのような場合、右側車線は渋滞しているけど、左側は順調に流れているとこともあるのです。
自分が走るルート上の合流や分岐、出口の方向を覚えることは、かなりの労力が必要なるため、まずは案内板の表示をしっかりみてください。案内板にはさまざまな情報がのっていて、どちらから合流があるか、出口や分岐の方面なども記載されています。その情報で合流や分岐の方面を把握することもできます。
首都高を走るときは、特に看板をみるようにしましょう。
首都高での運転をもっと楽しくしましょう
首都高は複雑で運転が難しいですが、基本操作をしっかりすることにより、何も対策しないよりスムーズに運転することができます。
首都高を難しくて怖いという理由で走るのをためらうのではなく、チャレンジしてみてください。初心者でなくても、今回お話しした基本操作おこなうことにより、もっと快適に首都高を走れるドライバーになってみましょう。
(テキスト:のっぴー、編集:GAZOO編集部)
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