子育て卒業後に出会った1番の趣味！　ダイハツ コペンでのドライブが楽しすぎて週末が待ち遠しい!!

「クルマは家族の移動手段のひとつ」「全員が乗れて、動いてくれさえすればなんでもいい」という具合にクルマにはほとんど興味がなかったというのざごんさん。

しかし、子育てもひと段落した際にダイハツ コペンを手にしてからというもの、それまでの価値観がガラッと変化。今ではドライブに洗車にオフ会にと、休日はもはやコペン中心の生活になっているのだとか。

そんな、のざごんさん×コペンのお話です。

――のざごんさんは現在、コペンとウィッシュの2台持ちということですが、これまではどんなクルマに乗り継いできましたか？

最初は三菱のミラージュに乗っていて、そのあとはホンダのストリーム。それでダイハツのムーヴに行って、次にタント。そのあとに今のコペンとウィッシュって感じですね。

――子育て期間中はストリームやタントといった比較的広々としているクルマを愛用していた感じでしょうか？

そうですね。このころはクルマって生活に必要なものですし、大きいクルマがいいよねってことで7人乗りのストリームを選んだ感じだったんですね。

――車歴を伺うと「家族サービスにいそしむ良きパパ」という雰囲気がにじみ出ていますが、その中でコペンというのが異色に映ったのですが……購入された経緯は？

結婚して3年目で、子供がちょうど生まれるころに初代のコペンがデビューしたんですね。CMを見た時に「乗りたいなぁ」って憧れていたんです。軽自動車なのにフォルムのインパクトがすごかったので。

それで一応、「2人乗りのいい感じのクルマが欲しいんだよね」とは相談したんだけど、妻に「これから家族が増えるのに、小さなクルマを買っても……」ってあっさり反対されちゃって(笑)。

――奥様の判断で最初はダメと……

それで諦めていたんですが、2014年にコペンの2代目がデビューしました時に、それでまた乗りたかった気持ちが再燃したんです。子供もある程度大きくなって手がかからなくなってきたので「やっぱり欲しい！」ということで再度相談して、それでOKが出たんです。

ただ、奥さんは賛成と反対が半分半分みたいな感じだったので、自分のお小遣いでローンを組んで買いました。買ってから5年経つ今年の12月で、やっとローンが払い終わるんですよ！

――まさにお父さんの趣味でコツコツ楽しんでいた感じですね

そうなんです。なので今年の12月からは“第2章”ということで、今までできなかったカスタムをしていこうかな、なんてもくろんでいます(笑)。今まではステッカーを貼るくらいだったんですが、ホイールやマフラーを替えていきたいですね。

――昔から欲しかったクルマを手にしたということで購入当時は感動もひとしおだったと思いますが、購入時にこだわりがありましたか？

実はボディカラーは青がよかったんですよね。ただ、ネットで調べるとコペンはデビュー直後からめちゃめちゃ人気が出ていて近くのクルマ屋さんではとてもじゃないけど買えなかったんですよ。それでどうにか隣の県まで行って購入した感じです。

――中古車で買われたということは状態面も気になりますが、当時のスペックって覚えていますか？

年式は確か1年落ちくらいだったと思うんですね。1万1000キロくらい走っていて、160万円台の後半くらいだったかなって。ボディカラーは赤でしたけど、第2希望の色だったのでそれは良かったですね。

もっとも、新車で買おうとすると半年以上待たないといけなかったので、それならこれがいいなって思って。1時間40分かかる道のりでしたけど、決めて買いました。

――いろんなところにドライブに行かれていると思いますが、最初に行ったところや良く行く定番のドライブコースは？

コロナも当時はなかったので、最初の頃は富士山を見に行ったり、東京タワーやイタリア街とか観光しに来てみたりとか。

――結構な長距離運転ですが、苦はならなかった？

今までは運転していても「楽しい」って感覚にはまずならなかったんですけど、コペンに乗ってからは長い距離を運転していても楽しくって。

一番の違いは洗車ですよね。昔はほとんどしなかったのに、コペンは買ったばかりの頃は、休みで出かけない日は洗車しまくっていました。

――クルマの価値観が変わった感じですか？

前はクルマって「動けばいい、壊れなければいい」って感じで、後は家族がいるので大きければというくらいにしか求めていなかったんですけど、コペンを手にしてからは運転の楽しさに目覚めて。遊び感覚というか衝撃を受けたんですね。試乗の時ですらそうだったので。

――試乗で目覚めてしまった感じですね

そうですね。今まで経験してこなかった感覚というか、腹にドンとくるような感じで。そこからどっぷりハマってしまって。より欲しくなりましたよ。

――クルマに特別興味がなかった人をそこまで好きにさせるって相当ですよね

そうですね。ホントに興味がなかったので180度変わる感じでした。

――コペンを買われてからの周りの反響はどうですか？

妻からは「ちっちゃい」とか言われて怒られちゃって。買ってから5年で2回くらいしか乗ったことがないのでほとんど乗らないです。

子供にはおおむね好評で、上の娘と下の娘は「カワイイ」ってニコニコしながら見てくれましたね。それを見た僕としてはうれしかったなあ。

――のざごんさんのキャラを知っているお友達や同僚はどうでした

「今までデカいクルマだったのに、どうして急に小さくしたの？」とはツッコまれます(笑)。コペンがオープンカーというのを知らない人からは特に不思議に思われていますね。

僕としてはこういうクルマに乗らないのは人生損していると思っちゃいますけど(笑)。

――コペンで特にここが大好きなんだ！みたいな話でいうと、どこを推しますか？

一番は手軽にオープンに出来ることですね。次に……小さいクルマでもホールド感が良くて、運転しているというのを肌に感じられるというか。運転していると普通は疲れますが、このクルマだと全然疲れなくて。毎日の仕事の通勤が楽しくなりましたよ。

まさに皆さんがおっしゃるように「オトナのオモチャ」って感じですね(笑)。

――ステッカーにもこだわりがあるようですが、どういった感じで選んでいますか？

クルマにステッカーを貼るのも今回が初めてなんですよ。ちょっとずつ自分のカラーを出したくて始めたんですが、僕の中では日本地図を入れるのがポイントで(笑)。

――都内をはじめこのクルマで結構あちこち出かけているみたいですが、どれくらい制覇しました？

住んでいる関東はほとんど制覇してますね。都内は東京タワーに娘と一緒に行ったりしたくらいですけど、あの時はオープンで5時間くらい走ったんですよね。

コペンを買ってからですけど、休みの日とかにウィッシュの運転をするのがほとんどなくなりましたね(笑)。車内は広いけれど、運転するのが面白くなくって。

――世界観が大きく変わったんですね。ちなみに買われてから5年ということなんでクルマの方に不具合が起きたりというのはありましたか？

それが全くなくて。もともとのコンディションがよかった上に僕も今まで以上にまめにメンテナンスに出すようになって。

オイル交換とかも5000キロとか半年に1回でいいといわれているのに、2000～3000キロくらいですぐ出しに行っちゃうんです(笑)。長く乗りたいのでこまめにしてますね。前は10000キロに1回やったかな？くらいだったのに(笑)。

――もはや別人のようですね(笑)

週末はもうコペンで移動するのもいじるのも楽しくて。出かけた時に写真を撮るのも楽しいんですよ。乗るたびに買ってよかったなって思いますよ。

今まではローンだったんでね、お小遣いの範囲でというところでセーブしていましたけれど、これからはね……(笑)。

――今後、ここいじりたいとか、行ってみたいところってありますか？

オフ会にもっと行きたいなって思うんですね。前々から2回は集まってはいるんですけど、僕がサービス業の仕事なのでなかなか参加できないというのもあって。今後はもっと集まってみんなのカスタム例を見て勉強したいななんて思っています。

――オフ会に参加する層ってもしかしたら、のざごんさんよりも年下、もしかしたらお子さんくらいの子たちもいるかなと思いますが？

そうですね。でも、共通の趣味があるからかみんな気軽に接してくれるし、僕も気兼ねなく話ができるんですよ。年齢の壁を感じることなく和気あいあいとしゃべれるんですよ。

――それでカスタムの刺激をもらえるというのもありますか？

そうですね。いろいろ勉強して刺激をもらって、自分のコペンにも生かしたいなって思います。

――ではコペンって、のざごんさんにとってはどんな存在ですか？

結婚しているのにこんなこと言うのは申し訳ないんですが、人生の最強タッグですね(笑)。嫁との距離も当然大事ですけど、コペンとの距離も同じくらい大事ですね。もはやなくてはならない存在ですね。

――ちなみに今までここまでハマった趣味とかってあったんですか？

それが全くないんですよ。今、一番楽しい趣味でかなり熱中していますね。この年になってもいつまでも夢中になれるっていうのが嬉しいです。多分、コペンに出会わなかったらこんなことにはなっていないので、ホントにコペンを買ってよかったって心から思いますね。

「コペンが大好き」「楽しい」というワードがたくさん出てきたのが印象的だったのざごんさんへのインタビュー。子育てもひと段落着いたところで見つけた趣味に没頭できるなんてうらやましいですね。

インタビュー中にもおっしゃっていたように、ローンを払い終える予定の今年の冬からは本格的にカスタムを予定しているのだとか。そうなるとますますオンリーワンなコペンが仕上がり、のざごんさんのコペン愛もより熱くなることでしょう！

【Instagram】
のざごんさん

（文：福嶌弘）

［GAZOO編集部］