「人生最後の愛車に選んで正解でした」 70歳オーナーが愛するスイフトスポーツ

  • スズキスイフトスポーツ@千里浜01

「最後にスイスポを選んで、正解でした」

そう話すのは、今回お話を伺ったswiftsport381さん70歳。

初めての愛車はスズキ・フロンテクーペであり、その後は日産・フェアレディZ-Lやケンメリ・スカイライン2000GT-X、チェリーF-Ⅱ クーペ GX-T、ダイハツ・ミラ、スズキ・アルト、カプチーノ、ホンダ・ザッツなど、総台数15台以上も乗り継いできたと教えてくれました。

そんなswiftsport381さんは、ご自身の年齢からか、現在の愛車であるスズキ・スイフトスポーツ(ZC33S型)が人生で最後の愛車だと感じているとも話します。

「スイフトスポーツが自分の愛車になるとは、まったく想像していなかった」と話すswiftsport381さんですが、なぜ愛車に選んだのか、そして、どのようなカーライフを送られているのかを伺いました。

今回は、swiftsport381さん×スイフトスポーツ(以下スイスポ)のお話です。

――スイスポの存在はずっと前から知っていたのでしょうか?

実は、テレビ番組で評価されているのを見たことがあった程度で「評判が良いクルマ」くらいの認識でした。そのときは、まさか自分が購入するとは思ってもみませんでしたね。

――そうだったんですね!? じゃあ、その後スイスポの購入のきっかけがあったと……?

約4年前、当時乗っていた、ホンダ・ザッツの車検が切れるタイミングで乗り換えを検討していて、当時はアルトワークスの新型を待っていたのですが、全然出てこなくて待ちきれず、スイスポを購入することにしたんですよ。

  • スズキスイフトスポーツと岩山01

――当時は、スイスポが本命というわけではなかったのですね? 今はとてもスイスポを愛されている印象だったので、とても意外です!

当時は直列6気筒でFRのMT車、あとNAエンジンのクルマが理想でした。ただ、現実的な候補として、ロードスター(マツダ)やGR86(トヨタ)、BRZ(スバル)の購入を検討していたのですが、経済的に厳しく、スイスポに決めたんですよ。なので、スイスポの購入は妥協した結果だったんです。ただ、これだけの性能のクルマをリーズナブルな価格で販売してくれたスズキには本当に感謝していて、コストパフォーマンスが本当に最高のクルマだと感じます。扱いやすいボディの大きさもとても気に入っているんですよ。

  • スズキスイフトスポーツとひまわり

――実際に乗ってみて、スイスポの印象は大きく変わったのではないですか?

そうですね。初めて運転したとき、クラッチを繋いで動き出した瞬間の軽さとトルクに驚いたのを覚えています。欲を言えばもっと高回転まで回ってほしいとか、ドライビングポジションが合わないなどはあるのですが、エンジンに関しては本当に満足で、まったく手を入れる気はありませんでしたね。長年、軽自動車に乗っていたので「これで充分」だと感じました。

  • スズキスイフトスポーツ@千里浜02

――そこから段々と愛着が湧いていくわけですね(笑)。現在はスイスポをどのように乗っているのでしょうか?

普段は週1~2回程度乗っていて、スイスポに乗って綺麗な風景を撮りに行ったり、クルマのイベントや外食に行ったりすることも多いです。走りに行きたいときに、ふらっとドライブをすることもありますね。

  • スズキスイフトスポーツと岩山02

――スイスポとのカーライフをSNSで拝見しました! どのお写真もとっても素敵で驚きました。swiftsport381さんは写真撮影も趣味のひとつなのでしょうか?

実は、2006年に初めて孫娘が誕生して、あまりの可愛さに写真を撮り始めたところ、それから写真にハマリました。SNSでは皆さんの写真がとても綺麗で、自分が撮った写真を投稿していいのかと、最初は自嘲気味に投稿していました。でも、「どうせ完璧な写真なんて撮れないよな」と、今は開き直って投稿しています(笑)。

  • スズキスイフトスポーツと防砂林

――めちゃくちゃ綺麗に撮られているじゃないですか!? swiftsport381さんが日々愛車を撮影されるようになったのはなぜですか?

ふたりの孫娘も大きくなり、一緒に出かけることも減っていたんですよね。写真を撮る機会が減っていたそんなときにスイスポがやってきて、俄然やる気が出た感じです(笑)。

あと、振り返ってみると、過去の愛車達の写真があまりにも少ないことに気付いて……。生涯最後の道楽車になるであろうスイスポの写真を、なるべく多く撮っておこうと思って日々撮影しているのもあります。まあ最近はネタが尽きてきているのですが……。

  • スズキスイフトスポーツと弁慶像

――お写真を拝見するに、本当にいろいろな場所へスイスポと行かれたのですね。

そうですね。北海道や千里浜なぎさドライブウェイ、伊勢志摩スカイラインなどは泊まってまで行きましたし、あとは日帰りでどこかへ行くことが多かったですね。

今までで一番遠かったのは、北海道本島最北端の地、宗谷岬でした。スイスポは燃費が良く、とても活躍してくれましたよ。

  • スズキスイフトスポーツと灯台

――swiftsport381さんがこんなにもどこかへドライブするのは、スイスポがきっかけだったりするのでしょうか?

元々、運転自体は好きだったのですが、以前の愛車だったスズキ・カプチーノ(EA11R型)を手放してからというもの、ドライブの楽しみ方を忘れかけていたんですよね。ですが、スイスポを購入してからは、ちょっとしたドライブから撮影目的までと、一気に外出する機会が増えましたね!

  • スズキスイフトスポーツ@千里浜03

――スイスポが走る楽しみを思い出させてくれたのですね(涙)。一番印象的だったスイスポとの思い出をお聞きしてもいいでしょうか?

一番というと、去年行った千里浜なぎさドライブウェイでしょうかね。もちろん北海道のまっすぐな一般道も良い思い出になっていますが、千里浜なぎさドライブウェイでの、昔のパリ・ダカール・ラリーのゴールシーンのような、波打ち際ドライブは非日常を感じて別格でした。

海の近くに住んでいても経験できなさそうなことができて、非常に感慨深かったです。

  • スズキスイフトスポーツ@千里浜04

――今後はどのようにスイスポを乗っていく予定ですか?

3年半後の3回目の車検まで乗るつもりですが、その後は体調との相談になるかもと思っています。手放さなければいけなくなるときまでは、日本全国、スイスポと絶景が撮れる所なら、どこへでも行ってみたいです。

  • スズキスイフトスポーツとコスモス

――今のswiftsport381さんにとってスイスポは、かなり特別な存在になっているのですね!!

さまざまな場所へ連れ出してくれる親友のような存在になりましたね。スイスポとカメラがなければ、どこにも出かけない引きこもりじじぃになっていたと思います。今は好きな音楽を聴きながら、スイスポのクラッチとシフトレバーを操作している瞬間が一番幸せな瞬間で、この年齢でこのような日々が送れていることに幸せを感じています。人生最後にMT車に乗っておきたくてスイスポを選んで大正解でした。

  • スズキスイフトスポーツ@岸壁

昔は一緒になってクルマに入り込んでいた同年代のみんなは、今ではクルマで遠出すらしないと話すswiftsport381さん。swiftsport381さんが特別エネルギッシュという可能性も捨てきれないですが、これももしかすると、スイフトスポーツというクルマがswiftsport381さんの活力の源になっているからなのかもしれません。

今回のswiftsport381さんの素敵なカーライフも含め、毎度のことながら、クルマを愛するオーナーのお話をお聞きすると、クルマが人に与える力は、人の人生をも変えるほど大きなものなのだと気付かされます。

そして、筆者自身もクルマに限らず、何に対しても愛情を注げる人間でありたいと思うと同時に、取材したオーナーたちには、いつも頭が下がる思いです。

(文:秦 悠陽 写真提供:swiftsport381さん)

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