今こそスポーツカーに乗ろう!家族と楽しむWRX S4
妊娠中の奥様と一緒に、発表されたばかりのWRX S4を注文しにディーラーに行ったという「池田さん」。
小さい子供が産まれるとなると、もっと使い勝手の良さそうなクルマにするべきなのか?という思いもあったそうですが、愛車として選んだのは、SUBARUの高性能スポーツモデルだったという。
今回は、池田さん×WRX S4 のお話をお届けします。
――色々な意見があるとは思いますが、“家族のクルマ”というイメージはあまりないかもしれません。
僕もそう思います(笑)。仕事でセレナに乗っているんですけど、実際にそう感じますしね。WRXよりも乗り心地や使い勝手が良いし、家族で移動するならセレナの方が楽だなって。
ミニバンってファミリーカーとして選択されることが多いと思うんですけど、確かに理にかなっているなと体感しています。
――では、なぜWRXを選んだのですか?
単純な理由になってしまうんですけど、スポーツカーに乗り続けたかったんです。
――ということは、前に乗っていたクルマもスポーツカーですか?
はい、CR-Zに乗っていました。大学生の頃に“頭文字D”を読んで、そこから一気に国産スポーツカーってかっこいい!!ってハマっちゃいまして……。それまでは、いつかはクルマに乗るんだろうな~って感じだったんですけどね(笑)。
――スポーツカーのどういう所が、池田さんをそうさせたのですか?
一言で表現すると、ロマンがあるところですね(笑)。例えば、走りが楽しめたり、乗っている自分のことをカッコイイと思えたり。数値やお金ではなく、付加価値を充実させてくれる要素が多いことに、魅力を感じたんです。
あとは、父がスポーツカーを乗り継いでいたというのもあります。スカイラインやCR-X、シルビアではベビーカーを積んでよく遊びに行ったらしく、スポーツカーが身近なクルマだったんです。
そういうのを見ていたので、“若いうちはスポーツカーに乗るものだ”という変な先入観がありました。よくよく考えたら、そんな事ないのに……(笑)。
――あはは(笑)!確かに!なぜCR-Zにしたのですか?
乗りたいと思ったは良いものの、当時国内のメーカーが販売していたスポーツカーの車種が少なかったんですよ(笑)。で、選択肢が少なかった中、学生だった自分に手が届くものがCR-Zだったんです。
当時は彼女だった妻がクルマ好きだったので、CR-Zライフはすごく充実していました。群馬にある頭文字Dの聖地に行ったり、色々な場所に旅行にいきましたよ。
ちなみに、実用性がすごくある訳ではないWRXを購入できたのは、妻がクルマ好きだからというのもあったかもです!
――おおっ!それは良かったですね!
子供が産まれるのに……そういうクルマを買うの?って感じじゃなくて、スポーツカーに乗っていて欲しいと言ってくれたんです。
新型が発表されて、実車が展示してあるという恵比寿スバルに2人で行ったんですよ。見ると画像の何倍もカッコよくて、試乗もせずに2人で買おうよ!って満場一致で契約しました。
――なかなかリスキーですね(笑)。大丈夫かな~?とはなりませんでしたか?
それが、全然そんなことはなくて。なんか不思議と、WRXに乗っている姿が思い浮かぶというか。これが1番だ!という気持ちしかなかったです。
ただ、ボディカラーだけはヒヤヒヤしましたけどね。WRブルーという真っ青なカラーに乗っているから説得力がないかもしれないんですけど、色付きのクルマに乗ることに抵抗があるタイプだったんですよ。
――そうなんですか!? それを微塵も感じさせないボディカラーですけど……
いやいや、これには理由があるんです。当初は白かシルバーを検討していたんですけど、恵比寿スバルに展示してあった白いWRXを見た時に、なんかしっくりこなかったんです。
というのも、サイドから見た時にタイヤハウスの上にある灰色部分だけが目立っているように感じて気になっちゃって。そんな話を妻としていると、隣にあるWRブルーのBRZを見た妻が「青にしなよ!」って推してくれて、人生初の鮮やかな色のスポーツカーに乗ることになりました。
――実車を見ずに決めたというのが、またすごいですよね
とか言っても、納車の日は少しだけ不安でしたよ。でも、実物を見て思ったのは、WRブルーが正解だった!でした。
同じ日にWRXを納車した人が何組かいらっしゃったんですけど、一際輝いてるなと感じました。おそらく、皆さん同じことを思ってらっしゃると推測しますが(笑)。
そして改めて感じたのは、突飛な個性感ではなく、昔からあるスポーツカーを現代風にしたような硬派なデザインが好きだなということです。とにかく、大満足です。
――実際に乗ってみて、どうでしたか?
走りが楽しいのはもちろんですが、移動が楽というのが嬉しいポイントでした。
アイサイトXという機能が付いているので、高速道路でのステアリングとブレーキアクセル操作が格段に楽だし、目的地に着くのが早い気がするんですよ(笑)。疲労感が少ないから、そう感じるのかも?
WRXって、家族を安全に目的地に連れていってくれて、プライベートの時間を豊かにしてくれる存在なんですよね。休日のドライブが待ち遠しいし、洗車してピカピカになったクルマを眺めていると心が潤う感じがするんです。
今年は、三重にある伊勢神宮にWRXで旅行に行くそうです。池田さんの弾んだ声を聞くと、こちらまで楽しくなってくる取材でした。
(文:矢田部明子)
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