4台目の日産・ローレルは運命の相手! 希少な仕様のC33型 2.5ℓメダリストV
2009年に、新車のようなコンディションだったというローレルC33 2.5ℓメダリストVを購入した「チョーレルさん」
自身4台目となるローレルは、今まで所有した個体の中で間違いなく1番最高の個体だと話してくれました。色々なアクシデントに見舞われつつ、やっと手に入れたとのことですが……?
今回は、チョーレルさん×C33ローレルのお話をお届けします。
――まずは、アクシデントについて聞いていきましょうか。
ちょっと(笑)!人の不幸は蜜の味的なのはやめて下さいよ(笑)!
――いやぁ〜、そんなまさか。ふふふ……。
この人、絶対にそう思ってるな……。まぁ、それはそれとして!
順を追って話しますと、僕は19歳の頃から足掛け19年間ローレルに乗り続けているんです。現在乗っている個体に辿りつくまでに4台乗ってきましたが、良い事も悪い事も色々なことが起こったんですよ。
で、どっちから聞きます?
――う〜ん。悩むところですねぇ〜。あっ!だけどその前に、なぜローレルに乗ろうと思ったのかを教えて下さい。
もちろんです♪ ローレルって、載っているエンジンはスカイラインなどでも使われているRB型エンジンで、足周りはシルビアと基本的な構造は同じと、割と良いクルマだと思うんですけど、なぜか知名度もないし人気もなくて、めちゃくちゃ安く売られていたんです。
だって、最初のローレルは19歳の時に解体屋さんに行って、お年玉貯金の10万円で購入したんですから。
当時はVIPカーブームで、ここだけの話130系クラウンが欲しかったのですが、学生の僕には懐事情的に無理だったんです。そこで似たような感じのデザインで安いクルマをと探していたら、ローレルに行き着きました。
グリルとフォグがどーんと並んで付いていて、Bピラーが無い珍しさはインパクトがあるし、周りのみんながインスパイアやY32のシーマやグロリアなんかに乗っている中、人と被らないクルマに乗れるというのにも惹かれました。
すごく邪な考えなんですけど、そういうクルマに乗っていたら女子にモテるかなぁ……なんていうのもありましたね(笑)。
――というか、解体屋で購入…ですか?
そうそう。人気が無いから、お店に置いていても売れないということで、10年落ちで廃車になっていたんですよ。それを知っていたから、解体屋に行けばあるだろうなと思ったんです。
――で、あったんですね?
はい。外装はクリーム色で内装がワインレッドの、熟年の大人が乗っていそうな個体がありました。正直色は好みじゃなかったんですけど、ローレルに乗れるということがすごく嬉しくてね〜!
というのも、このクルマの面白いところは多種多様ないじり方が出来るところなんですよ。ドリフトをする人はターボエンジンのマニュアルに載せ替えたり、VIP系にいじったり。
僕は後者で、さてどうやっていじるかな〜?とワクワクしていました。ところがね……
――ここから、悪い話ですね。
はい。心霊スポットにローレルの廃車があるという噂を聞きつけて、友達とドライブがてら見に行ったんです。そしたら、帰り道に事故をしてしまって、自分のクルマが廃車になってしまいました。
――ええええええ!笑えないです!ガソリンスタンドの前で止まったーとか、その程度かと思っていました。
でしょ?でも、まだまだ続くんですよ。その後に、ヤフオクで2台目を購入したんですけど、納車2ヶ月で友達から追突されて廃車になってしまいました。
――うううぅ、絶対になにか憑いてますって!
いや、ここで呪いは解けたと思います。3代目は友達に紹介してもらった中古屋さんで、シルキースノーパールという本来僕が乗りたかった個体に出会えたし、車高を調組んで、シャレンというホイール、キラキラしたライト、最新のナビにするなど、僕がやりたかったことをしてカーライフを楽しめましたから。
8万円で購入したローレルに、120万円くらいのカスタムをしていたかなぁ〜。ただ、オイル漏れが激しくて、現在乗っているローレルに乗り替えました。
――次の個体は、どんなローレルだったのですか?
2.5ℓメダリストV です。しかも、僕が乗ってみたかったグレードでした。クルーズコントロールがあったり、木目のパネル、エンジンが大きいから加速もいいし、何よりかなり希少グレードだったんです。
このグレードは1年間しか製造されなかったのでそれだけでもすごいのに、ボディーカラーがパールホワイトで内装が茶色というカタログの隅っこの方にあるオプションが付けられていたんですよ。
調べたら、おそらく30台くらいしか作られていない個体だということが分かりました。
実は、このローレルは、走行距離6.7万kmながら、下取りに出されるまで17年間車庫保管してあったそうで新車のようなコンディションだったんです。
でも僕が決めなかったらスクラップにする予定だったそうです。前オーナーが下取りで手放す時に、「このクルマを買う人が必ず現れるから、絶対にスクラップにしないで」と、半年置いていたそうですが、本来ならば3ヶ月くらいでスクラップにするとのことでした。
――運命的な何かを感じますね。
そうなんです。この子は来るべくして来てくれたのかなって。
それだけじゃなくて、僕にとってローレルは「人生の節目」に必ずいるクルマなんです。妻との初デート、プロポーズしたのもこのクルマの中、子供が生まれた際に病院へ迎えに行く時もこれで行ったんですよ。
この写真を見てください。左は僕が結婚して子供を授かるなんて想像もしていなかった時の写真です。
右の写真は、その十何年後かに我が子を抱いた写真です。
なので、子供にとって人生で初めて乗るクルマは、幸か不幸か?このクルマです(笑)。
眺めていると、ローレルというクルマには歴史が詰まりすぎているなと改めて感じます。クルマってね、人に寄り添ってくれる、かけがえのないものなんですよ。
自分が一生を終えるか、こいつが朽ち果てるまで、僕は乗り続けますよ。
そう語ってくれたチョーレルさん。他にも、記事には書ききれないほどの思い出を話してくれました。
この運命的なローレルを、十何年後かには、お子さんがハンドルを握っているかもしれませんね。
(文:矢田部明子)
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