4代目カローラIIティアラに決めた!こだわりの条件ピッタリの愛車
張りのある面に、シャープなラインが際立つデザインの4代目カローラII ティアラ 4WD(EL55)に乗るのは「ゆめさん」。 デザインだけではなく、開放感のある車内もお気に入りだと話してくれました。
そんな カローラIIを手に入れて、今年で3年が経過したということですが、ゆめさんは周りの友達が新型車を購入する中、なぜこのネオクラシックカーを愛車として選んだのでしょうか?
今回は、ゆめさん×カローラII のお話をお届けします。
―――カローラⅡはいつ手に入れたのですか?
大学卒業間近の12月です。就職先がクルマが無いと不便な所で、どうしてもマイカーが必要で購入したんです。だから、3年くらい乗っていることになるのかな。
―――このクルマを選ぶあたりが、とてもカッコいいです!
あはは(笑)。ありがとうございます。私くらいの年齢の人が乗っているのが珍しい?のか、「えええ!渋いの乗ってるね〜!」とか「若い頃に乗ってたんだよ〜」など、先輩方に話しかけて頂くことはしょっちゅうあります。
この前、野菜の直売所に買い物に行った時は、カローラが大好きだというおば様に声をかけて頂きました。
「私もカローラに乗ってるのよ。これ、グレードはティアラね?これからも大事に乗ってね!」と颯爽と歩いて行かれました。びっくりしたけど素敵だったな〜。
―――ティアラと見破るなんて……。相当なカローラ好きですね。
はい。只者ではない雰囲気でした。
―――ゆめさんは、なぜそのグレードを選んだのですか?
実は……、ティアラというのが、どういうグレードなのか全く知らずに購入したんです。というか、カローラⅡ自体がいつ生産されたクルマなのか?とか、コンセプトや歴史など、何も分かっていませんでした。
なんなら、名前は知ってるよ!実物がどんなのかは正確に分からないけどね♪という感じでした。
―――えっ!?そうなのですか!?それなら、なぜカローラを……。
大学4年生の秋頃から探し始めたんですけど、私の条件にピッタリだったんです。
バイト代を貯めた範囲で買える、冬にスキーに行きたいから雪道を走っても怖くない四駆のクルマ、一人暮らしをするからそこまで荷物を積めなくていいし大人数乗れなくてもいい、日常的に使うからコンパクトで、見た目的には車高の低いクルマが良い!というのが条件でした。
―――欲張りますね(笑)
夢は大きく!ということで(笑)。今の条件の中でも、見た目はとくにこだわりました。ちょっと平べったいフォルムで、4ドアは後ろが大きく見えるから嫌で、曲線的よりは直線的な部分が多いクルマが良かったんです。
―――ど、どんどん選択肢が狭まっていきますね。というか、よく見つかりましたね。
クルマ好きの父にお任せしました(笑)。条件だけ伝えて、これはどう?→だめ→じゃあこれは?→なんかヤダ。この繰り返しをして、やっと満足したのがカローラII ティアラでした。
―――どんなところが気に入っていますか?
まずは、角は曲線でなだらかなのに対して、ライトが長方形という現代のクルマには見られないデザインがとくに好きです。あとは、レトロな雰囲気と、カッコ良いとも可愛いとも言われるデザインかな♪
車内でいくと、ナビ画面やETC車載機など、何もついていなくてごちゃごちゃしていないのも良いです。
―――カーナビがないと、不便じゃないですか?
いや、これが意外と楽しいんですよ。紙地図を見て進んで行くんですけど、道も覚えられるし、あっ!失敗しちゃったってなっても、そこが裏道だったりするんです。
自分で開拓するのってすごくドキドキしますよ。ぜひやってみてほしいです。そういうのが、自分の好きなクルマとなら尚更楽しいはずですから。
―――どういうところにドライブに行くのですか?
スキーに毎年行っています!前のクルマがツルッと滑ったときも、4駆だから凍結した道でも難なく行けるんですよ。
1番の思い出は、仙台まで行ったことです。運転好きの友達と片道800kmの旅をしたのですが、ノーナビなので首都高の分岐を覚えて挑んだのは大変だったなぁ……。
友達がいるから何とかなると思っていたのに、隣で寝ていたんですよ。あれには怒りを通り越して笑っちゃいました(笑)。
―――すごく楽しそう! そんなカローラIIと、今後どんなカーライフを送っていきたいですか?
自分のお金で手に入れた初めてのクルマなので、この子の最後のオーナーになるんだ!という気持ちで大切に長く乗りたいと思っています。カスタムをしていくとかそういうことではなく、丁寧に丁寧に乗っていこうと思っています。
クルマ好きのお父様の影響で、洗車の仕方やタイヤ交換が1人で出来るようになったという ゆめさん。故障しても、出来るところは自分で直していくというカーライフを送っていきたいとのことでした。
(文:矢田部明子)
[GAZOO編集部]
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