特別な日に乗るトヨタ・GR86は一歩踏み出す勇気を与えてくれる 「人生を変えてくれた特別なクルマ」
今回お話を伺う“たけもとさん”は、幼少期にハマっていたTVゲーム「グランツーリスモ」をきっかけにクルマに興味を持つと同時に、86(トヨタ)への憧れも深まっていったといいます。
そんなたけもとさんは現在27歳。「GR86」として生まれ変わったクルマを愛車に迎え、そのカーライフを噛み締めていると教えてくれました。
たけもとさんとGR86の間にはどのようなストーリーがあったのか、そして、現在はどのようなカーライフを送られているのかを伺いました。
今回は、GR86×たけもとさんのお話です。
――初めての愛車はGR86だったということでしょうか?
実は、運転免許を取得後、すぐに買ったのはスズキ・スイフトだったんですよ。スイフトには約3年間乗りました。
――憧れだった86ではなく、スイフトを購入したのですね!?
はい。というのは、GR86の納車に時間がかかったというのと、GR86に乗るまでに「運転のいろは」をスイフトで学ぼうと思ったんです。まずは5ナンバーのクルマで慣れたほうがいいだろうなってことで、スイフトを選びました。スイフトもとてもいいクルマだったので、選んでよかったと思っています。
――GR86の納車に向けて、とても慎重に準備をされていたということですね! ところで、たけもとさんから見た86の魅力ってどこだったのでしょう?
車体の形状というか、ボディの作りがとてもかっこよくて…。GR86が発表されてプロトタイプが展示されていたのを実際に見にいったとき、運転席に座った瞬間に「うわ!欲しいな!」って心の底から思ったんですよ。
――本能的にグッときたという感じでしょうか。じゃあ、自分のGR86に初めて乗れた日は相当興奮したんじゃないですか!?(笑)
はい、めちゃくちゃ覚えています(笑)! 店頭に行ったとき、すでに自分のGR86が停めてあって「え!?これほんとうに僕のクルマなの!?」って、その時点でとてもテンションが上がりました(笑)。やっと乗れるという気持ちが溢れ、とてもワクワクしたのを覚えています。
――めっちゃイイですね! ちなみに納車日はどのような過ごし方をされたのでしょうか?
まずはガソリンを満タンまで入れて、その勢いで東京から熱海にある実家まで行きました(笑)。その時は「86も運転したいし、終日暇だし行っちゃうか!」みたいな、ほんとうにその場の勢いで行ったんですよ。
――すごい…納車日から100km以上運転されたということですね。道中での走行はどうでしたか?
いろいろな面でスイフトとの比較が自分の中であったのですが、やっぱり明確に違ったのはアクセルを踏んだときの応答性や伸びがあまりにも違いすぎて、初めて踏んだとき「は、はえー!」って思いましたね(笑)。
それと、安定感もとても感じました。空力パッケージというエアロパーツセットをそのまま装着したので、高速道路での安定性もすごくて、不安感もまったくなく、とても新鮮で楽しいドライブができました。かなり充実した納車日になりましたよ!
GR86は購入以前に何回か試乗したことがあったのですが、やっぱり試乗車と自分のクルマっていう明確な違いがあったので、特別感や喜びはひとしおでした。
――たけもとさんがGR86を選んだのは、“走行を楽しみたい”という気持ちもあったからなのでしょうか?
僕はどちらかというとデザイン重視派ですね。GR86のオプションで付けられるTRDのエアロパーツが公開されたときに「かっこいい!絶対にこの仕様にしよう!」って決めていたくらいでしたから……。その時点で外装も絞っていたので、スポーツカーがどうとかというよりは、ただ好きなデザインだったクルマが、たまたま86だったっていう感じが近いと思います。
――まさに好みドンピシャだったわけですね! ちなみに、普段はどういうふうに乗っているのでしょう?
今は通勤では使用していなくて、例えば友達が集まるときとか、イベントに行くときなど、特別な日に乗ることが多いですね。日常から頻繁に運転しているっていうわけではないんですよ。
――それは少し意外でした! でも、これまで数々のイベントや遊びで活躍したんじゃないですか!?
そうですね! 愛知県や滋賀県のほうへも行きましたし、北のほうだと栃木県あたりまで行きましたね。
――今までGR86で行った場所で、いちばん印象的だったのはどこですか?
納車されて、2ヶ月くらい経ったとき、静岡県の富士スピードウェイのサーキットで、FUJI 86/BRZ STYLEという一大イベントがありまして、そこのイベントの内容ももちろん印象的だったのですが、そこへ向かう道中が感動的だったんですよね。
というのが、会場に近づくにつれて同じ86に乗っている人たちが増えていくんですよ。高速道路のPAとかでオーナーさんにご挨拶したり、まだイベント会場に到着する前に繋がりが増えていく感覚があって、86オーナーになったという実感がとても湧いたのを覚えています。クルマのイベントって会場に着く前から始まってるんだなって思いました(笑)。
――それでイベントがどんどん楽しみになっていくわけですね! GR86だと道中も楽しめますもんね!
ほんとうにそう思いますし、GR86とのドライブはリフレッシュになっていますね。愛車とドライブしている時間って、自分の好きなものに包まれながら過ごす本当に唯一無二の時間で、好きな音楽をかけながら鼻歌を口ずさみながらドライブする瞬間がいちばん安心できるというか、自分にとって安らぐ時間でもありますね。
――“特別な日だけに乗る”からこそ感じる“特別感”もありそうですよね!
はい! ドライブしているときは運転に没頭できるのが好きで、中でも個人的にテンションが上がるのは加速するとき、2速でアクセルを踏むとクルマが吠えるのですが、その瞬間が本当に至福です(笑)。
――そういったエンジン音も、たけもとさんを魅了する要素のひとつなんでしょうね。
エンジンをかけるときとかのクルマが発する音って、人間でいうところの声であると思っているんですよ。気持ちよく吹き上がってくれるときは、クルマも元気がいいときなんだなって感じ取れるのが好きなんです。
実は仕事が自動車整備士でして、お客様のクルマを点検させていただくとき、問題を抱えていると、クルマ側が音や振動で不調を訴えていると思っていて、そういった“音”はいちばんダイレクトにクルマの状態が分かる要素で、とても重要視しています。
僕のGR86はGRスポーツマフラーという純正オプションを入れていて、窓を開けると吸気音も排気音もモロに聞こえてくるので、よく窓を開けて運転しています。それもまた堪らない時間ですね(笑)。
――仕事柄、というのもあるわけですね。ちなみに、GR86に乗るようになって変わったことって何かありますか?
GR86に乗る前はとても人見知りな性格が目立って、ずっとインドア派だったのですが、行動範囲が広がったのと同時に、とてもアクティブになりました。イベントを通じて友達が増えていったというのも大きな変化でしたね。
――たけもとさんのカーライフの中で、GR86で行くイベントはかなり重要な要素となったのですね。
そう感じます。イベントがあるから会える人もいますし、人が集まることで新しい発見やご縁に出会えるところ、それって今の自分を形成している要素でもあるので、イベントは絶対に外せない要素です。
――私生活のモチベーションにもなっているんじゃないですか?
今後もイベントが控えているのですが「それに向けて仕事を頑張るぞ!」っていう、毎日の自分の活力に間違いなくなっています!
――今後はGR86とどのようなカーライフを送っていきたいですか?
86は今後もずっと乗っていきたいなって思っています。総走行距離は今、約4万kmなのですが、10万kmは絶対に突破したいと思っています!
それと、外装で変えたい部分がまだあるので、それを実現するためにも仕事をがんばらないといけないなって思っています。内装も自分好みの空間に仕上げていきたいですし、イベントも引き続き、行ける範囲で参加し続けたいなと思っています。
――86はたけもとさんの憧れのクルマだったこともあり、特別な存在になっていることと思いますが、いかがでしょうか…?
その通りだと思います。今後もずっと大事にしていきたいですね。それと、実際に乗ってみて思うのは、ここまで人生を変えてくれるんだなって、驚いています。さっきも言いましたが、僕の内面の変化もあり、大袈裟かもしれないけど、人生に彩りをもたらせてくれたクルマだと思います。今でも「外に出かけたい」って思わせてくれるのは、GR86があるからだと思っています。
元々は内気だったたけもとさんが自身の内面の変化に気付いたのは、イベントのとき、他のオーナーへ声をかけることができたときだったといいます。
そして、その一歩を踏み出せたのは、一緒に会場に来た愛車GR86の存在だったという。
自分の背中にはGR86がいるという心強さは、エクステリアからも感じる、86特有のあふれるオーラや頼もしさからきているものなのかもしれません。そして、GR86 のエネルギーは、オーナーであるたけもとさんの心をも動かしてしまったのでしょう。
【X】
たけもとさん
(文:秦 悠陽 写真提供:たけもとさん)
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