マツダ・ルーチェ レガート・・・圧倒的な存在感!グリルが立派なクルマ特集
クルマの個性は顔に出る! 今回はフロントまわりに印象的な形のグリルを据えた、国内外の個性派モデルをピックアップ。週替わりで紹介します。
マツダ・ルーチェ レガート
特殊な成り立ちを持ち、限られた需要に応じたロードペーサーを除いては、マツダのフラッグシップとなるべく1977年に登場したサルーン。既存の2代目ルーチェの上級車種という位置づけでルーチェと併売されたが、実質的には後継モデルだった。翌1978年に2代目ルーチェが生産終了した後は、レガートのサブネームが外れて、単にルーチェと名乗った。
ボディーは4ドアセダンと4ドアピラードハードトップの2種。縦に並べた角形デュアルヘッドライトと独立したフロントグリルを持つ、当時のアメリカ車の流行を採り入れたマスクが特徴的だった。パワーユニットは12A型(573cc×2)と13B型(654cc×2)のロータリーエンジンおよび1.8リッター/2リッターの直4 SOHCで、4段/5段MTまたは3段ATを介して後輪を駆動した。
1979年のマイナーチェンジでヘッドライトが角形2灯に変更され、従来よりオーソドックスな表情に。その顔つきがメルセデス風だったことから「ベンツマスクのルーチェ」と俗称された。
[ガズー編集部]
グリルが立派なクルマ特集
あわせて読みたい「懐かしのクルマ」の記事
MORIZO on the Road