【連載全16話】第3話 ホンダ・シティ ターボII…日本生まれのホットハッチ特集

2020年9月の発売以来、トヨタの高性能ハッチバック「GRヤリス」が人気を集めています。そこで今回は、クルマ好きの記憶に残る日本生まれの“ホットハッチ”16車種をピックアップ。日替わりで紹介します。

ホンダ・シティ ターボII

1981年にデビューした初代シティ。標準モデルで全長3380mmに対して全高を1470mmと高めに設定した、ユニークなトールボーイデザインの3ドアハッチバックボディーは、広い居住空間と十分なラゲッジスペースを実現していた。英国のロックグループであるマッドネスを起用したユーモラスな広告キャンペーンも話題となり、ヒットを後押しした。

1982年には、1.2リッター直4 SOHCエンジンにターボチャージャーを備えて、最高出力を標準の67PSから100PSに高めた高性能版のシティ ターボを追加設定。

続いて翌1983年に加えられた通称“ブルドッグ”ことターボIIは、ブリスターフェンダー、エアダムスカートやサイドステップなどのエアロパーツでボディーを武装。

ターボユニットは空冷式インタークーラーを備え、過給圧を高めて110PSまでハイチューン。さらに4000rpm以下でフルスロットルにした際に10秒間だけ過給圧を10%高める、スクランブルブーストと呼ばれる機能を備えていた。

車重は735kgにすぎず、馬力あたりの重量は当時の国産スポーツモデルではトップクラスの6.7kg。その姿とスペックから予想される通りの、大排気量車をカモるリトルダイナマイトぶりを発揮した。

[ガズー編集部]

名車・旧車トップ

  • 名車・旧車トップ
    名車・旧車トップへ
MORIZO on the Road