新しい楽しさがそこにある。マツダ ロードスターと過ごす爽快感溢れるカーライフ

学生時代からクルマが大好きだったというTokita Kojiさん。時代ごとに当時、流行したクルマに乗り継いできました。

そんな彼が唯一乗っていなかったのがオープンカー。中でも前のモデルから気になっていたというマツダ ロードスターを手にすると、今まで経験しなかった爽快な走りに感激。今ではすっかりオープンカーの虜になりました。

そんな、Tokita Kojiさん×ロードスターのお話です。

――現在、ロードスターに乗られているTokita Kojiさんですが、もともとクルマはお好きだったんですか?

はい。中学生の時に70スープラに一目ぼれしたのがその始まりで、それからずーっとクルマが好きで。最初は家にあったカローラFXに乗りまして、そのあと自分でスターレットを買ったんですよ!

それから、カローラⅡ、70スープラ、81マークⅡ、スカイライン、アルテッツァなど乗り継ぎ、ミニクーパーからロードスターに乗り替えました。

――もともとクルマ好きな一家だったんですか?

いえ、兄もクルマが大好きだったので、兄が買い替えた時におさがりをもらうという感じで乗ってきたという流れですね。お互いに中古で買って交換して乗るなんてこともありましたよ。

――若いころからうらやましいカーライフを過ごされたんですね!ではロードスターに買い替えたキッカケは?

買い替えたのが2021年だったんですが、この年の4月に当時の愛車のミニクーパーの車検を結構なお金をかけて通したんです。正直、まだしばらく乗るつもりだったんですが……、車検を通して1ヶ月後に水漏れを起こしてしまって。

ミニで水漏れってけっこうあるあるな故障ではあるんですが、かれこれ10年ほど乗ってきたクルマだからそろそろ買い替えの時期かなと思って。

さらに、ロードスターの納車1週間前にはミニクーパーのエンジン警告灯が点いて、高額部品のハイプレッシャーポンプを交換することにもなってしまって(笑)。

――それは災難でしたね……

その前のアルテッツァ同様、ミニクーパーも10年ほど愛着を持って乗っていたクルマではありますが、それ以上にもうそろそろ厳しいかなという気がしたので「買い替えないと」という気持ちが強くなりました。

――買い替えにあたり、ロードスターは候補としてすぐに浮上してきたクルマだったのでしょうか?

もともとロードスターはNAのころから気になってはいたんですよ。ただ、オープンカーだったので「僕にはちょっと派手すぎるかな?」と思って少し敬遠していて(笑)。かっこいいけど2シーターだし、荷物も載せられないなとも思っていました。

それでもうひとつの候補であるGR86と比べてみたんです。試乗にも行ってきたんですが、GR86よりもロードスターの方が乗ってみてのインパクトは強かったので、せっかくならオープンカーにチャレンジしようかなという思いで決めました。

――新車での購入となりましたが、特にこだわったところは?

オプション周りは最上級のグレードを選んだので特に追加することはなかったんですが、ボディカラーにはこだわりました。

ロードスターだと、ソウルレッドの方が推されていると思いますが、私的にはあまり好みの赤ではありませんでした。オトナな雰囲気の色合いのクルマにしたいということでディープクリスタルブルーマイカを選んだんです。

ただ、私が住んでいる埼玉県のマツダのディーラー店には当時、ディープクリスタルブルーマイカのロードスターの実車がないから、色味がよくわからなかったんですよ。

それで実車のある千葉県のディーラー店に行って来て、実際の色味を確認した上でそのお店で決めました。ミニクーパーの下取りも頑張ってもらったのも理由なんですけどね(笑)。

あとはナンバーですかね。「4123」という一見、何の変哲もない番号なんですが、実はこれ私が最初に乗ったスターレットの番号だったんです。歴代の愛車みんなこの番号にしています。すぐにナンバーも言えますしね。

――クルマへの愛が伝わってくるナンバーのエピソードですね。今回は自身初のオープンカーということですが、周りの反響はどうでしたか?

実は周りに「買い替えた」って話はしていなかったんですよ。SNSで「今日でミニクーパーとお別れ!」と投稿したくらいで。だから私の知り合いからはあまり反応がなかったんですよ。

ただ、SNSの方ではめちゃくちゃ驚かれたんですよね。フォロワーさんから「買い替えたんですか!?」「セカンドカーとしてロードスターですか?」みたいなDMがたくさん来て。私がクルマを買い替えても誰も反応しないだろうと思っていたら、予想以上の反応が来てビックリしましたね(笑)。

あと、街中を走っていると信号待ちで目線を感じたり、コンビニなどに停車して買い物して戻ってくると「いいクルマ乗っているね!」と話しかけてもらえたりします。悪い気はしないですよね(笑)。

――そうして手に入れたロードスター、初めて乗ってみての第一印象は?

感覚としてはミニクーパーと同じノリで運転できてイイなって感じでした。FR車とFF車の違いは当然ありますが、目線は2台ともほぼ同じだったから運転しやすいなという感じで。

あと、オープンにしたときの開放感がすごかったですね。納車されて自走で帰る時にディーラーのスタッフさんから「是非オープンにして乗ってみてください」と勧められて乗ったんですが……病みつきになりましたよ!

もともとは「ロードスターを買っても、そんなにオープンにはしないだろう」と思っていたんですけどね(笑)。

――オープンカーにすっかり魅了されたんですね(笑)。では、お出かけの頻度は増えたのでは?

出かけること自体は増えたんですが……遠出をすることがなかなかなくて。購入当時はコロナ禍だったから、遠出するのもちょっと憚られるみたいな。せっかくだからカッコイイ写真とかもたくさん撮りたかったんですけどね。

――とはいえ、SNSを見るとキマった感じの写真がたくさんありますよ!

ありがとうございます。ただ、これは自宅前や自宅から近い埼玉スタジアムの駐車場とかで撮っているんですよ。最近だと一番多く行っているのがこのスタジアムかもしれないです(笑)。

――以前のミニクーパーは足回りのカスタムなどを施されて、かなり自分好みにチューンされていましたが、ロードスターではそうしたカスタムは予定していますか?

ミニクーパーの時は近くに専門店があったのもあって、足回りを中心に替えましたがロードスターではまだその気持ちにはなっていないです。

以前は専門誌を購入したりしてカスタムの参考にしていたんですが、ロードスターでそれをやりだしたらいくらあっても足りないので(笑)、今は自重している感じです。

最近ステアリングを自分好みのモノに変えたんですが、これが一番のカスタムになるかも知れないです。

――Tokita Kojiさんみたいにクルマの知識があって、カスタムをセーブしている方はオフ会などに行ったらハマっちゃいそうですね(笑)。そういうイベントに参加したいという思いは?

そうなんですよ。メチャクチャ興味はあるんですけど……初対面の方と話すのが苦手なんですよ。何話していいのかってなってしまうので……それで自重しています(笑)。

――なるほどです。では、そんなロードスターとの思い出というと?

なんだろう……特に遠出していないので、写真のバリエーションが乏しいかもしれませんが、季節感を重視して撮るようにしています。

買ってすぐのころにSNSのフォロワーさんから「秩父に行きます」ってDMが来たので、こちらも一緒に行きたいということで秩父にツーリングをしたんです。時期的にこいのぼりが掛かっていたのを撮ったりして、それが一番の思い出ですね。

――ロードスターの中で特に気に入っているところは?

屋根を開けた時のスタイリングですかね。あとはフロントからリアまでの流れるフォルムも気に入っていて、その流線型のボディがスポーツカーらしくてカッコイイなって思っちゃいます。あと、今時珍しい片側2本出しのマフラーも気に入っています!

――今後色々遠出したいという風にお話を伺っていますが、具体的にはどんなところに?

軽井沢でロードスターのミーティングイベントが定期的に行われているようなので、一度参加してみたいという気持ちは強いんですよね。ただ、参加者は抽選で選ばれるらしいから応募して当選しないとなんですが(笑)。

あとは長野のビーナスラインですね。定番のドライブスポットではありますが、ぜひ一度走ってみたいです。

――では、Tokita Kojiさんにとってロードスターはどんな存在ですか?

そうですね……「バディ」ですかね。今までの愛車も愛着が強くて長く乗ってきたんですが、このロードスターも今までの愛車のように長く大事に乗っていきたいなって思っています。

このクルマを手にしてから、週末はドライブに行くことが多いのでもしかすると、家にいるよりもこのクルマと過ごす時間が長いかもしれません。それだけにロードスターの運転席は一番リラックスできる、癒しの空間になっていると思います。

【Instagram】
Tokita Kojiさん

(文:福嶌弘)
[ガズー編集部]

マツダ・ロードスターに関する記事

MORIZO on the Road