リトラクタブルヘッドライトと、運命的な出会いを果たして。親に内緒で購入したMR2
MR2の駐車場代、ガソリン代、車検代、その他もろもろを何とかするために、学業とバイトに日々明け暮れていると話してくれた「ゆうみさん」。
それでもこのクルマに乗りたいのは、中学校1年生のときに憧れた、リトラクタブルヘッドライトのクルマに乗っていると思うだけで、毎日が楽しくなるからとのこと。ゆうみさんが、そこまでしてMR2に乗る理由とは?
今回は、ゆうみさん×MR2 の お話をお届けします。
―――ほかにもリトラクタブルヘッドライトのクルマがありますが、なぜMR2にしたのですか?
トヨタ車に小さい頃からずっと乗っていたので、慣れ親しんだメーカーのリトラクタブルヘッドライトのクルマといば……MR2があるじゃん!という流れでした。
ちなみに、トヨタ車が良いなと思うようになったキッカケは、小学校1年生の頃に、父が初めてディーラーでゼロクラウンを納車したのを見てからです。
クルマ好きだった父は、それまでスポーツカーなど色々な車種に乗って遊んでいたそうですが、ゼロクラウンはトヨタディーラーに行って新車で購入したというのと、ナンバープレートが私の誕生日というサプライズをしてもらって、大人になったら自分もトヨタ車!ナンバーも自分の誕生日にするぞ!って決めたんです。
―――じゃあ、MR2のナンバープレートは誕生日なのですか?
もちろんです♡免許を取るのにも、クルマも買うのにも色々ありましたが……、やっぱり愛車として迎え入れて大正解だったなと感じています。
―――あのぉ、もしよろしければ……、“色々あった”について教えて頂けませんか?
まず、どこからいこうかなぁ……。免許を取るのに、父に猛反対されたことからにしましょうか?
―――えっ!?意外です。話を聞く限り、むしろお父様は「MTの免許を取りなさい!」なんて言うタイプかと思っていました。
その前に、「学生の本分は勉強!免許を取ってクルマに乗るとなると、バイトをしなくちゃいけなくなるけど、勉強が疎かになるんじゃないの!?」という感じでした。
言っていることは勿論分かります!だけど、社会人になったらそれこそ暇が無くなるし、学生の頃しか体験出来ないこともあると思ったから、どうしても免許が欲しかったんですよ。
もちろん、親にお金を出してもらおうなんて思っていませんでした。というのも、私はこれまで趣味が無かったから、お金を使うことが無くて、小学校の頃から貯めていたお年玉が結構あって。だから、免許を取るくらいなら何とかなると思ったんです。
―――で、猛反対の末、免許を取得したというわけですね
なんなら、内緒で免許合宿に申し込んで、合宿に旅立つ数時間前に父にバレて、めちゃくちゃ怒られました(笑)。
―――えええええ!それは怒られますよ!
へへへ……(笑)。まぁ、でもこうして何とかMTで免許は取得出来たわけだから、良しとしています(笑)。
運転はまだまだ下手ですが、好きなクルマでどこかに行くって、やっぱりすごく楽しいんですよ。それこそ、小学生の頃の休日の過ごし方が、父の運転するクルマの助手席に乗って箱根やダムにドライブというのが定番だったんです。
あの頃から、風を感じ、エンジンの音を聞きながら走るという時間は、自分にとって特別な時間なんです。しかも、好きなクルマならなおさらです♡
―――なるほど。ところで、クルマを買う時の“色々あった”とは何だったのですか?
親に内緒でMR2を契約したことです。
―――……。
22歳になった時に、頭金なら何とかなるかも!というくらいお金が貯まったので、電車で東京のはずれの方まで実車を見に行ったり、色々動き始めたんです。
だけど、良い個体が見つかってもローンの審査に保証人が必要だったり、ターボ付き、後期型、ボディーカラーが黒という条件のMR2がなかなか見つからなくて……。どうしようかと困っていた時に、今のMR2を売ってくれたショップに出会いました。
ボディーカラーは黒ではありませんが、このMR2を愛車に迎え入れるにあたって、相談に乗ってくれたクルマ好きの友人、信頼して売って下さったショップの方々など、私にとって良い出会いがあったのも、買って良かったと感じる理由の1つです。
で、その後は家の近くの安い駐車場を契約して、12月23日に納車しました。人生で1番心に残るクリスマスプレゼントになりましたね♪最初は信じられなかったんですけど、だんだん実感が湧いてきて、どうしよう!? どこに行こうか!?ってワクワクが止まりませんでしたね。
―――バレたのは、納車してどれくらい経ってからだったのですか?
2ヶ月後くらいですかね〜。母に「あんたが帰ってきたら、マフラーの音がするんだけど……あれってそうよね?お父さんが怒らないように魔法をかけてあげるから、本当のことを言いなさい」と言われて、全てを打ち明けてめっちゃ怒られました(笑)。
―――あはは(笑)!魔法は効かなかったんですね!
そうなんですよ……。ただ、全部自己責任ならと、今は応援してくれています。
MR2ってパワステが壊れやすいから、コンピューターとリレーを自分で変えてみたり、友人にプレゼントしてもらったステアリングとシフトノブに付け替えたりとか、出来る範囲で楽しんでいます。
みんカラを参考にしながら見様見真似なので、決して上手とは言えないかもしれませんが。このクルマのハンドルを握るようになって、もうすぐ1年が経ちます。今後も、自分らしく、カーライフを謳歌していきます。
そう答えてくれたゆうみさん。走行距離は9ヶ月で2万kmに到達し、福島県や四国に300kmの旅と称して1人でふらっとドライブに行くのが休日の主な過ごし方になっているそうです。それと、お父様とのツーリングも♪
これからも、ゆうみさんらしいカーライフを送ってください!
【Instagram】
YUMIさん
【Twitter】
ゆうみ*´ㅅ`)@ღ❀さん
(文:矢田部明子)
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