【東京オートサロン速報】<マツダ株式会社>サーキットを思わせるブースにレーシングカーが集結
海浜幕張駅側の入場ゲートから入ってすぐの北ホールにブースを構える「マツダ株式会社」では、スーパー耐久シリーズなどに挑戦する4台のレーシングカーを見ることができるほか、グランツーリスモ7でのeスポーツ体験コーナーなども展開している。
市販車ベースの車両が多く参戦するスーパー耐久シリーズに2021年から環境に配慮した次世代バイオディーゼル燃料を導入し、モータースポーツへの挑戦とカーボンニュートラル社会の実現を同時に目指している『マツダ株式会社』。eスポーツも盛んに活用しており、グランツーリスモ7を使用した大会『MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2022』の成績優秀者には現実世界のサーキットで走行体験を提供するなど、リアルとバーチャルの両方で様々な活動を行っている。
2023年より導入の新型車両『MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 BIO CONCEPT』。「マツダ3」をベースにディーゼルエンジン「SKYACTIV-D2.2」を搭載して100%バイオ由来の次世代バイオディーゼル燃料を使用する。
前後ともにワイドフェンダー化されたボディは迫力満点。リヤゲート上にはウイングも装着されている。
「スーパー耐久シリーズ」はスリックタイヤを採用するが、ホイールは5穴モデルを装着するなど市販車との共通点も多い。
バイオディーゼル燃料を使用したマシン『MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 BIO CONCEPT』。2022年は実証実験の場として設けられたST-Qクラスを戦っていた。
フロントフェンダーはワイド化されているものの、全体的に市販状態のイメージを残している。
シフトノブやサイドブレーキレバーは市販車のままではあるが、シートやアンダーコートが撤去されるなど軽量化が徹底されているところが見てとれる。
『倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER』は、「マツダ株式会社」がサポートしているモータースポーツ出身のドライバーに「スーパー耐久シリーズ」参戦機会を与える車両として登場。
参戦するクラスは「マツダ2」なども参加する排気量1,500cc以下のST5。参戦車両も多い激戦クラスでしのぎを削る。
外観でひと際目に留まるのがこの大きなリヤウイング。ハードトップも装着され、レーシーな雰囲気が漂う。
『ROADSTER NR-A』はナンバー付き車両で行われるワンメイクレース用車両。eスポーツからのステップアップする車両としても使用される。
ロールケージやデータロガーは装着されるもののほぼ市販車の状態。ドリンクホルダーが装着されているところに普段使い感が漂う。
「MAZDA SPIRIT RACING」の大きな文字が目を引くボンネット。レース車両ではあるが、万が一修理が必要になった場合も安価に済むよう市販部品がそのまま使われている。
(GAZOO編集部)
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