イジらず乗るつもりだったカローラツーリングを快適チューン!
「メインの86(ZN6)は、雪道で乗るとフロントエアロが除雪車状態になってしまうんです(笑)。それに、雪が積もると段差でエアロを壊してしまう危険もあるので、冬の間は車庫に入れてまったく乗らないようにしているんです」と話してくれた川上さん。86を冬眠させるために、そのあいだの移動手段としてクルマを探していたというセール価格でベースグレード(G-X)にオプションも全く付いてない状態で販売されていたこのカローラツーリングを見つけて衝動買いしたとのこと。
「最低限の装備、質素なインテリアと割り切ってノーマルのまま乗るつもりでしたが…納車3週間後に行った東京オートサロンで早くも社外ステアリングを購入してしまいました。さらに気付けば足まわりとシートまで交換してしまっているんです」と苦笑い。こんなはずではなかったという川上さんのカローラツーリングは、まだまだ変貌を遂げそうです。
カローラツーリングに乗るまでは、燃費をあまり気にしたことがなかったという川上さん。ところが、カローラツーリングの燃費が20km/Lを超えることが日常的にあり、信号の少ない北海道の郊外路では30km/Lを超えることもあるそうで、燃費走行が楽しくなってきたそうです。そして、省燃費運転が身についたおかげで、86で参加した2021年86/BRZグリーンカップでも最優秀燃費賞を獲得したとのことです。
奥様に内緒で購入したというNEOPLOTの『フットレストバーNEO』もこだわりポイント。写真では見えにくいですが、左足の部分に装着するパーツで、コーナリングの際に踏ん張ることができ、角度の自由も効くので長距離移動がグッと楽になったのだとか。
「息子(よしはる君)にはトミカを買い与えるなどして、クルマ好きになるように英才教育をしているのに…なかなか、結果がついてきません(笑)」とのこと。でも大丈夫、よしはる君は撮影中に86のカタログを食い入るように見ていましたから、きっと教育の効果は現れているはずです!!
メーカー・車名(型式):トヨタカローラツーリング(ZWE214W)
グレード:ハイブリッド4WD G-X
初度登録年月:2019年12月
走行距離:16000km
エンジン型式(排気量) :1797cc
オーナー:川上さん
取材協力:GR Garage札幌厚別通
(文:矢田部明子 写真:木下琢哉〈マイナーカラーコード〉)
[GAZOO編集部]
GAZOO取材会@GR Garage札幌厚別通
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