スバル インプレッサWRXのためなら仕事も頑張れる! スポーツカー好きな青年を心から楽しませる名車との毎日
昔からスポーツカーが好きだったというNaostagramさん。高校3年生の時に初マイカーとして選んだトヨタ86から初めての買い替えで選んだのはかねてから憧れていたというスバル インプレッサ。
自身にとっては初めての中古車、それも10年以上前の古いクルマということで購入直後は大変だったみたいですが、苦楽を乗り越えた今、クルマ仲間とインプレッサWRXと過ごす毎日は生活にハリを与えるものになったみたいです。
そんな、Naostagramさん×インプレッサWRXのお話です。
――Naostagramさんは以前86を所有していて、今はインプレッサWRXに乗られているということですが、車歴はこの2台のみ?
そうです! 初めて乗ったのは高校3年の時に買った86で、そのあとインプレッサWRXに買い替えた形です。
――スポーツカーが好きなのが一発でわかる車歴ですね(笑)。インプレッサWRXに買い替えた理由とは?
実はインプレッサWRXにはずっと憧れていたんですよ。初マイカーにもしたかったんですが、当時は地元で買える中古車で欲しかった鷹目や涙目デザインのインプレッサWRXのGDT型がなくて。
もともとMT車に乗りたかったというのもあり、それなら新車で買える86に乗ろうかなということで86にしたという経緯があります。86に乗りながら、欲しいインプレッサWRXが見つかったら買おうという感じだったんです。
――インスタグラムを拝見すると、86への愛も深そうですね
まあ、新車で買っているというのもあるし、初めてのマイカーだから愛着があって(笑)。結局6年くらい乗りました。
――では、改めてインプレッサWRXを買おうというキッカケになったのは?
一番は86の買い取りの相場が上がったことですかね。下取りの見積もりを取ってもらったら予想よりも高額だったんですよ。それなら86を下取りしてもらって、憧れのインプレッサWRXに乗りたいなって欲が出てきて。
――86にも6年乗られていたということだったので、手放すときは寂しかった?
寂しかった気持ちは確かにあります。ホントならインプレッサWRXとの2台持ちしたいくらいでしたが……そこまでのお金がないので(苦笑)。どっちを取る?となったのですが、やっぱり憧れのインプレッサWRXを選びました。
――そもそもですが、インプレッサWRXにそこまで憧れた理由とは?
小学生のころから好きだったんですよ。多分ゲームやマンガ、あとテレビで見たラリーとかで憧れたというのがあると思うんですよ。それで乗りたいなぁって気持ちが強くて。
――買う時の条件は前回と同じく、鷹目や涙目デザインのインプレッサWRXだったと思いますが、そのほかの条件は?
他だと、なるべく走行距離が少ないもの……10万km超えていないといいなくらいな気持ちでした。予算的には200万円以内で収まればって感じでしたね。結構早いタイミングで見つけられたのでラッキーでしたね。
――そうして見つけられた現在の愛車ですが、購入する際の判断基準はどうですか?
あまり詳しくは見られていなかったとは思いますが、外観やエンジンルームなど目で見えるところはすべて見せてもらって、キレイだったので大丈夫だろうということで購入しました。
走行距離も8万kmを少し超えるくらいだったので条件にも当てはまっていたし。
――念願叶ってインプレッサWRXのオーナーになりましたが、気持ち的にはどうでしたか?
気持ちが高まるというよりは、なるべく86の下取りを高くしてもらったり、購入金額をサービスしてもらったりとかいろいろ交渉していたので、契約した直後はそうした高揚感よりもよりよい条件で86を下取りしてもらって、お得に買えたってところに達成感がありました。
1日がかりで交渉したので大変でしたけど(笑)、やっぱり欲しかったインプレッサWRXにやっと乗れるっていうのが嬉しかったですね!
――初めて中古車を買ったとは思えないくらい、巧みな交渉をしましたね!
もともと、自分の中で交渉する手段を考えていたので、その手段を使っていった感じです。
後出しで交渉する条件をクルマ屋さんに出すことによって、買うことは決めているっていうのを見せて、査定やクルマの金額、クルマのパーツをクルマ屋さん持ちで買ってもらったりなど、営業の方と話しながら自分なりにいろいろ考えて交渉しました(笑)。
――そうして手に入れたインプレッサWRXでの初ドライブはどうでしたか?
実は最初の頃って、ドライブの思い出があまりないんですよ(笑)。というのも納車されてからあちこちに故障が見つかって。納車前にいろいろと直してもらったはずなんですけど、エンジンとかワイパーが不具合を起こしたんです。
しかも保証期間が切れてしまった後だったので実費で直すことになりましたよ……。
――正直、いきなりそれだけ壊れてしまうと憧れのインプレッサWRXでも嫌になりませんか?
いや、それはないです。インプレッサ仲間の中には走っている最中に故障してレッカーで運ばれたということもあるみたいですが、僕はそれが嫌なので最初にすべて直しちゃおうと。
年代的にクルマが壊れるのも仕方ないし、それを覚悟して購入しているんですよ。なので許容範囲かなって。できれば壊れてほしくはないですけど(笑)。とりあえず「憧れたクルマに乗れている」という気持ちが大きいですね。
――そんなインプレッサWRXですが、乗り味はどうでしょう?
僕が買ったインプレッサWRXはいろいろカスタムされていましたが、乗りやすい印象ですね。86がFRだったので、四駆に乗ると安定感がすごいなとは思います。
買ってから2年が経ちますが、いまだに乗っていて「すごいな」とは感じますよね。曲がった時の安定感とかは比べ物にならなかったですよ。
――クルマ仲間がもともと多いみたいですが、86から乗り替えてもそれは変わらない?
変わらないですね。86時代から仲の良かった方とは今でも付き合いがありますよ。インプレッサWRXに乗り替えた時はびっくりされましたけど(笑)。
――これまでで、思い出深いドライブはありますか?
主に北関東エリアの近隣の県に行ってドライブしていますが……印象深いのだと86に乗っているころに僕の住んでいる栃木から山口県までドライブしたことですね。
もともと角島や秋吉台というところに行ってみたいということで86の仲間4~5台で行って、そこの景色を見たのは忘れられないですね。片道で1500キロくらいあるので大変でしたけど(笑)。
インプレッサWRXだと大黒ふ頭とかに行ったことですかね。
――インプレッサWRXに乗るようになって、改めて気に入っている、自慢したいポイントは?
まだまだノーマルに近い状態なので、人に自慢するポイントとなると、海外から取り寄せたフォグを付けたくらいですかね。ウインカーミラーも替えたんですが、その組み合わせを替えたというのはあまり見ないので、それが自慢かなって気がします。
――カスタムしたいなという思いが強いみたいですが、どこをイジりたい?
したいですね! 今はまだまだだと思っているので(笑)。
まずはホイールを替えて、車高も落としてという具合に足回りは替えたいし、ワイドフェンダーもつけようかなとも思っていて。太いタイヤやホイールを履かせたいという気持ちもありますね。
――先ほど、86で山口までドライブしたとお話されていましたが、インプレッサでは行きたいところはありますか?
四国エリアですね。まだ行ったことがないというのもあって行ってみたいというのもあるし、あとは北海道! あの一本道をインプレッサで走ってみたいですね。
――では、そんなインプレッサWRXはNaostagramさんにとってはどんな存在ですか?
憧れの存在だったクルマですが、今は僕にとって心の支えですね。仕事がつまらなかったり、辞めちゃいたいなと思ったりした時とかに「インプレッサに乗っている今の生活を維持したい」という気持ちがあるから、頑張って働こうというモチベーションになりますね。
仕事は大変だけど、このクルマに乗れるというのは何物にも代えがたいし、クルマをカスタムするためには頑張って稼がないとという思いにもなりますね。
まだ20代ながら、86→インプレッサWRXというスポーツカー好きとしてたまらない愛車歴のNaostagramさん。
憧れのインプレッサWRXを所有した直後は故障に見舞われるという不運もありましたが、「心の支え」と評した憧れの愛車を根気強く修理していった結果、何物にも代えがたい大切な存在になっていったと言います。
「これからより自分好みにしていきたいし、そのためにも頑張って仕事しないと」とインタビューでも語ってくれたようにこれからもNaostagramさんにとってインプレッサWRXは大切な存在であり続け、カスタムをしていくことでオンリーワンの存在となっていくことでしょう!
【Instagram】
Naostagramさん
(文:福嶌弘)
[GAZOO編集部]
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