“見た目重視”でいい。ロードスターが変えた私のカーライフ
クルマの楽しみ方は、人それぞれです。速さや性能を追い求める人もいれば、見た目や雰囲気を大切にする人もいます。今回登場するのは、マツダ・ロードスターを「見た目重視」で楽しむオーナー、namiさんです。メカニズムには詳しくないと語りながらも、自分の感性を頼りにカスタムを行い、さらに愛車を通じて多くの人と出会ってきました。ロードスターは、人との繋がり、そして人生そのものを豊かにする体験をnamiさんにもたらしています。
――namiさんの愛車はマツダ・ロードスターですね?
はい。2024年式の「S スペシャルパッケージ」です。
――ドレスアップやチューニングなどカスタマイズはされていますか?
あの…、先にお話ししておきたいのですが、私、クルマは大好きなんですけど(メカニズムには)ぜんぜん詳しくないんです。
――クルマの楽しみ方は人それぞれですので、大丈夫です。
ありがとうございます(笑)。見た目では、ホイールを替えています。フロントにはリップ(スポイラー)、リアには小さい羽根のようなパーツを取り付けました。あと、名前は何だったかな…。バンパーの下にもパーツをつけています。マフラーも替えていますが、音よりも見た目で決めました(笑)。
――クルマには詳しくないとのことですが、自分好みに手を加えるのを楽しんでいらっしゃるわけですね。
はい。エンジンとか、走りの性能とか、そういうことには全然詳しくないんです。「見た目重視」でカスタマイズを楽しんでいます。
――ホイールはマツダ純正のオプションですか?
純正ではなくて、SSRのホイールです。商品名は、すみません、覚えていないです(笑)。ネットでかなり調べました。標準装備のホイールが16インチなのですが、17インチにしたかったんです。それから、他の人と被るのが嫌だったので、あんまり見ないようなデザインが良かったんです。いつもお世話になっているクルマ屋さんに、ホイールの種類からタイヤサイズまでいろいろ一緒に考えてもらいました。
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オリジナリティを重視して選んだホイール。
――イメージにピッタリなホイールなら、特に製品名は気にしないというスタンスもアリだと思います。スポイラー類はどちらのブランド?
トランクの上に付けているのはマツダスピード(のリアスポイラー)です。リアバンパーの下に付けているのは…なんていうパーツだったか忘れてしまったんですが…オートエグゼの製品です(「リアアンダーパネル」)。フロントは、シルクブレイズのリップ(スポイラー)です。
――デザイン面で、namiさんのイメージにピンとくるようなパーツを感性で選んでいらっしゃるのですね。
そうです。全体の統一感とかコーディネートを意識しています。見た目がかっこいいパーツでも「なんかイメージには合わない…」っていうこともあるじゃないですか。そういうところも、かなり考えました。
その他には、ボンネットとサイド、リアにステッカーを貼ってあります。ステッカーは「こんなイメージで作りたい!」と伝えて、オーダーメイドしてもらいました。このステッカーが一番のお気に入りポイントです。
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ボディのステッカーとおそろいで、タンブラーに貼るステッカーも作ったそうです。こんな楽しみ方もアリですね。
あと、車高はちょっとだけ落としています。クルマのバランスとして、少し下げた方が好みだったので。
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“少しだけ下げた”車高も、好みのバランスを追求したものだそうです。
――内装は何かされてますか?
内装では、オートエグゼのハンドルに替えました。「どうしようかな」って思っていたときに「欲しい人いますか?」っていう知人がいたので安く譲ってもらえました。
――タイミングがよかったのですね。仮にお値打ち価格だったとしても、namiさんの感性に合わなければ替えていなかったのでは?
そうですね。オートエグゼさんの商品ってかっこよくて私は好きです。
――クルマのカスタマイズというと「走り」を意識するケースが多いところ、雰囲気を追求するのも楽しみ方のひとつですね。ちなみに、車高を少し落として走りが変わった印象は?
ぶっちゃけ、あんまりなかったです(笑)。でも、スタイルとしては「下げて正解!」でした。基本的に、上品な感じにトータルコーディネートすることを意識しています。
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Z34フェアレディZからE89 BMW Z4と、2シータースポーツを乗り継いできたnamiさん。
――これまでの車歴を教えてください。
大学に入ってすぐに免許を取って、最初に乗ったのはトヨタ・bBでした。「卒業したらZに乗りたい!」と思っていたので、社会人になって1年後にフェアレディZ、Z34を買いました。7年くらい乗ってE89のBMW Z4に乗り替え、今のロードスターです。
――基本的にはスポーツカーがお好きなんですね?
そうですね。でも「バリバリのスポーツカー」みたいな感じではなくて、曲線美を感じるようなスタイリングが好きなんです。
――かつ、オープン?
はい。Z4に乗って「オープンっていい!」と思いました。Z4から乗り換えるときも、スポーツカー、オープン、2シーターで探してロードスターに出合いました。
――オープンカーの魅力は何ですか?
「走っていて気持ちいい!」っていうのが一番です。真冬でも、シートヒーターをガンガンに効かせてオープンで走るととても気持ちいいんです。
日焼けしますけど(笑)。夏に外を歩くときは必ず日傘をさしますが、クルマに乗るときは関係なく(笑)。
――日焼けを気にするより気持ちよさを楽しみたい。
そうです!
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オーナーの活動が盛んなところもロードスターの魅力だと語るnamiさん。各地のオフ会などで積極的にロードスター仲間との交流を深めているそうです。
――ロードスターを選んだポイントは?
オープンで2シーターのスポーツカーっていうと選択肢が少ししかなくて…。値段的にも現実的なところで「とりあえず」という感じでロードスターの試乗に行ったんです。そうしたら、運転しやすいしかっこいい。「ロードスターに憧れて」っていう感じではなかったんです。でも、乗れば乗るほど好きになりましたね。
――どんどん好きになっていくロードスターの魅力とは?
ロードスターに乗っていると、他のクルマと比較にならないぐらい出会いがあるんです。それがいちばん魅力的なところかなと思っています。「人との繋がり」がとても楽しいんです。ロードスター同士すれ違うと挨拶します。それだけで、とても嬉しくて幸せな気分になります。
――インスタグラムを拝見すると、ロードスターのオフ会などに参加されていますよね。
ロードスターの集まりは多いんです。それから、パーツがとてもたくさんあるので、オフ会に行くと一台一台全然違うんです。オーナーさんの個性が出ていて、すごく楽しいなって思います。
それ以外でも、例えばどこかに出かけて駐車場に停めたときに、他のロードスターオーナーさんに声を掛けていただくこともあります。同じ車種だからって、見ず知らずの人と話をすることってあまりないと思うんですが、ロードスターのそういうところもすごいと思います。
――Z4とは違いますか?
Z4のときも仲間とツーリングに行くことはありました。でもロードスターは地域の集まりとか、例えばボディカラーごとのミーティングなどもあって、とても活動が盛んなんです。ロードスターに乗っていなかったら出会えなかった人たちとたくさん知り合いになれました。
あと、ロードスターのオーナーさんはとても行動範囲が広い方が多いと感じます。私もロードスターに乗って、メッチャ走るようになったと思います(笑)。最近も日帰り富士山ツーリングで1日800km走りましたが、どうせなら「1000kmいきたかった!」と思うくらいでした。それくらい楽しいクルマです!
――いろいろなところに行かれているようですが、お勧めスポットがあれば教えてください。
お勧めは九州です。とくに阿蘇はとても感動しました。今年は南九州をぐるっとまわる予定で、阿蘇にも行くつもりです。
――「ミルクロード」からカルデラ内の「パノラマライン」といったコースですね。
はい。あのあたりは去年初めて行ったんですが、とても感動して自宅のある関西から二度も行きました。
――今後、行ってみたい所は?
いつかは北海道です! あと、東北や北関東もなかなか機会がないので、行きたいと思っています。
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ロングツーリングだけでなく、日常生活でも大切なパートナーであるロードスター。
――日常生活でもロードスターに乗りますか?
通勤やお買い物もロードスターです。月に3,000キロくらい走ることも。ロードスターを購入してちょうど2年で、もうすぐ5万キロです。どれだけ仕事で疲れていても、お休みの日は絶対にどこかに出かけたくて(笑)。「疲れはロードスターで取る」、みたいな感じです。
――将来乗ってみたいクルマはありますか?
乗れる間は、2シーターのスポーツカーにずっと乗り続けたいです。かっこいいクルマに乗りたいですね。憧れはポルシェですけど(笑)。生涯「かっこいい車に乗り続ける」――そんなかっこいいクルマが似合う女性であり続けるのが人生の目標です!
――911のオープン?
そうですね! 性能面と言うよりも、オープンで気持ちよく走りたいって感じです。
――そんなnamiさんにとってクルマとは?
クルマとは、単なる移動手段じゃなくて、人生をより豊かにしてくれるもの。クルマがあるから、人生がより楽しくなるし、仕事も頑張ろうって思える。そんな存在です。これからも、ロードスターと一緒にいろんなところに行って、いろんな人に出会いたいと思います。
ロードスターの魅力は、スペックだけでは語れません。運転の楽しさはもちろんですが、それ以上に人との出会いや、行動範囲の広がりといった「体験」をもたらしてくれるクルマでもあります。
「見た目重視」と語るnamiさんのスタイルも、そのひとつの答えではないでしょうか。自分の感性で選び、自分らしく楽しむ——そこに、クルマのある「豊かさ」があるのではないでしょうか。
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namiさん独自の愛車との向き合い方は、クルマのある豊かさのひとつだと感じるインタビューでした。
【Instagram】
namiさん
(文:石川 徹 写真:namiさん提供)
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