手がかかってもいい! 乗りたいクルマに乗ろう!3台のブルーバードを乗り継いだ理由
自分は昭和63年代ぐらいまでのクルマが好きなんだ……と気付いてから、ずっとそういうクルマに乗り続けてきたという「根本さん」。
しかし、好きなクルマに乗っているという満足感の一方で、大変なことも多いと笑いながら話してくれました。
そんな根本さんが乗るのは、昭和58年式のブルーバード。なんと、これが3台目のブルーバードになるそうです。
今回は 根本さん×ブルーバード のお話をお届けします。
――そもそも、ブルーバードに乗ろうと思ったのは何故ですか?
僕が中学生の時に登場したクルマなんですけど、コマーシャルを見てカッコイイ、いつか乗りたい!と思ったのが乗るキッカケとなりました。
当時、日産はラリーに参戦していて、そこで培った技術を反映させたのがブルーバードで、そういうところも子供心をくすぐりましたね。
あとは、メッキバンパーが多かった時代に、黒のウレタンのバンパーを装着していたというのも良いなと思ったポイントでした。
コマーシャルに登場するブルーバードのボディカラーが赤だったんですけど、黒と赤で引き締まって見えて、とてつもなくカッコよかったんです。だから、僕の歴代のブルーバードは全て赤色です。
――歴代?ということは、何台か乗っているんですか?
はい。3台ほど乗り継いでいます。
――えええ!そうだったんですか!? ちなみに、なぜ乗り継ぐことになったのでしょうか?
1台目は故障を繰り返していて、これ以上手の施しようがないとのことで手放しました。2台目は、スカイラインに乗りたくなって乗り替えたという感じです。
ところがですね……、少しだけ乗って、やっぱりブルーバードが恋しくなっちゃって、すぐに3台目のブルーバードを見つけて乗り替えたんです。
今でも思います……、スカイラインは何のために買ったのかな?って(笑)。2台目のブルーバードにずっと乗っていた方が良かったよなって(笑)。
――あはは(笑)!離れてみて分かる良さってやつですね♪スカイラインよりも、どんな所が良いと思ったのですか?
どっちが良い悪いじゃなく、ブルーバードの走りが僕の好みだったというだけなんですけどね♪
FRだから重量バランスが取れていて、峠のような曲がりくねった道でもすごく安定して走ってくれるんですよ。スカイラインもFRでしたが、前が重くてスムーズにコーナーを曲がれない感じがあるんです。
あと、ブルーバードは車重が軽いから軽快に走ってくれるし、ターボが付いているから良い加速もしてくれますよ。低速からターボが効き始めるので普段乗りにも最適だし、とても実用的なクルマだなと思いますね。
話してて思い出しましたけど、2台目が1番走りが良かったんだよなぁ~。
――でもスカイラインにいっちゃったんですもんね。手放しちゃったんですもんね。
うううう……、言わないでぇ(笑)。
――すみません、つい……。走り味が違うということは、グレードが違ったんですか?
すごく細かいところでいえば年式は違うんですけど、エンジンがどれも1800SSSターボなので大きく違うということはないはずなんです。どれもノーマルだったけど、個体差は結構ありましたね。
1台目はターボが付いてるのかな?というくらいモタモタしていて、2台目は燃費は悪かったけど力強い加速をしてくれていました。今の愛車の3台目は、燃費も加速もまずまずといったところかな。
まぁ、でも……。3台目は、このまま元気に走ってくれたら何でもいいです(笑)。次故障したら、部品が無いから乗れなくなっちゃうかもしれなくて。
――どこの部品がないのですか?
エンジンの電装関係になるのですが、ディストリビューターのキャップとローターが製造廃止になってしまっているので手に入らないんです。だから、運転するときは「壊れませんように!」って祈りながらハンドルを握っています(笑)。
足車は無くて、これ1台で移動をまかなっているから、出来るだけ長距離は移動しないというのと、行動範囲もどんどん狭くなっていってます(笑)。買い物は近くのスーパーで何とか済まそうみたいな。
――そこまでして、ブルーバードに乗りたい理由はなんですか?
すごくシンプルなんですけど、乗りたいと思えるクルマだからです。小学校の頃からクルマが好きで、それからずっと流行りのクルマを追いかけてきましたが、昭和40年代からどんどんカッコよくなっていったんですよ。
昭和30年代まではずんぐりむっくりした感じで、40年代から角張ったようなシャープなデザインになって、そういう角張ったのは昭和63年くらいで終わっていった印象でした。
僕はその40年代から昭和63年ぐらいの角張ったデザインのクルマに乗りたいんです。今のクルマも良いんですけど、その時代のクルマの方が自分の心に刺さるといいますか。
――その時代の良さがあるということですね。
そうなんです。今のクルマからすると当たり前じゃんと思っていることが、昔はは当たり前じゃなかったんですよ。だから、当時最新鋭だった機能を見ると、あの頃を思い出すんです。ブルーバードに出会った中学生の頃に戻れるような気がするんです。
例えば、左後ろのトランク脇にある、電動で操作できるラジオのアンテナ。後ろにアンテナのあるクルマと、電動で動くのは殆どいませんでしたから、それがすごくオシャレに見えたんですよ。とかまぁ、そういう風に思ってたな~とか、懐かしくなります。
クルマが赤いから、とりあえず還暦までは乗るつもりです。多分、それを過ぎても乗っているだろうけど(笑)
最近の目標は、同じブルーバード乗りの友人へ会いにいくことだそうです。なんでも根本さんと同じ札幌にいらしたのに、東京に転勤になってしまったのだそうです。
還暦まであと3年。まだまだ、ブルーバードの走行距離は伸びそうです。
(文:矢田部明子)
ブルーバードにこだわるオーナーたち
関連記事
-

-
見た目は自然体、楽しみ方は自分流。アバルト500と過ごす12年目のカーライフ
2026.06.16 愛車広場
-

-
インプレッサと歩んだ日々、シビックと広がっていく新しい毎日。2台の愛車がくれた出合いと景色
2026.06.14 愛車広場
-

-
26年を共にするS2000は、ソロキャンプや家族の時間に寄り添う大切な相棒。
2026.06.11 愛車広場
-

-
軽トラ、サンバーの新しい使い方!それは……、荷台での車中泊!!
2026.06.09 愛車広場
-

-
好きと思えるクルマに素直に乗る デリカミニで取り戻した運転の喜び
2026.06.03 愛車広場
-

-
「ワクワク感がずっと続いている」7年間乗ってきたトヨタ・86がくれたのは、 “外の世界での発見”だった
2026.06.02 愛車広場
-

-
10年間共にした愛車 マツダ・ロードスターは今でも旅の相棒!「ずっと一緒に絶景を見ていきたい」
2026.06.01 愛車広場
-

-
ドライブすることは、冒険すること。ISとの週末は、いつだって主人公になれる!
2026.05.29 愛車広場
-

-
シルビア乗りだった自分が、フィットRSにハマった理由。無限仕様の一台がくれた走りと出合い
2026.05.28 愛車広場







