ハマりにハマってしまったレガシィ。日に日に強くなっていく、スバルへの熱い想い

  • スバル・レガシィB4


幼い頃からスバル好きで、レガシィB4を愛車に迎えて、9年目に突入したという「ダグロミストさん」。

通勤、買い物、オフ会etc、気付けば16.6万kmを突破した走行距離に比例してレガシィとの思い出はどんどん増えていき、乗り換えは考えられないとのこと。

今回は、ダグロミストさん×レガシィのお話をお届けします。

――スバルが好きとのことですが、それはなぜですか?

  • スバル・レガシィB4と桜

理由は3つあるんですけど、1つ目は、他メーカーがやっていない事をやっているからです。歴史を遡ると、戦闘機の零戦などを造っていた“中島飛行機”という会社から始まり、その飛行機製造で培ってきた技術をクルマに使っている、僕はそこにロマンを感じてしまったといいますか。

あとは、今や当たり前になっている完全停止する自動ブレーキも、国産車として初めてスバルが初めて取り入れた技術ですしね!

――アイサイトの“ぶつからないクルマ?”というキャッチコピーは当時話題になりましたよね

そうそう! 他には、エンジンですね。他メーカーだと直列エンジンやV型エンジンが主流なのに、スバルは水平対向エンジンという特殊なエンジンを、令和になった今でも搭載しているんです。

コスト面から考えると直列エンジンだしV型エンジンにした方がコンパクトなのに、それでも敢えて水平対向エンジンにこだわっているという所が大好きなんです!

ちなみに、レガシィを購入しようと思ったキッカケの1つは、水平対向エンジンを積んでいるということなんです。

――実際に乗ってみて、どうでしたか?

  • スバル・レガシィB4と大黒ふ頭

“安定感がある”の一言に尽きますね。それを特に感じるのは、コーナーを曲がっている時です。ロールが少なく、ビタッ!! と路面に吸い付きながら走ってくれるから、運転していてとても気持ち良いんですよ。

重心が低く、シンメトリカルAWDならではのバランスの良さがあって……そうだなぁ〜、ちょっとオシャレに言ってみると、“最高のマリアージュ”といったところでしょうか(笑)。

ただねぇ〜、うちの子は走行距離が16.6万kmまでいっていて、純正サスペンションがヘタってきているはずなのに、乗り心地がとにかく固いんです。ちょっとした段差でもピョンピョン跳ねるから、苦手な人はいるかも?

でも、自分的にはそれが可愛いと感じているんですけどね。プジョーが猫足と言われていますが、それならば、レガシィは野山を駆け回るウサギ足だと思っています。安定感があって安心して走れるけど、段差はピョンピョンなんて♡うちの子可愛い!!!

――溺愛ですね! もっとかわいがっているエビソードください

  • 夕暮れにヘッドライトが光るスバル・レガシィB4

もちろん! まず乗る時はレガシィを撫でてから、降りるときも撫でながら「お疲れ!」って声を掛けます。
ドライブすることは散歩、給油はご飯、洗車はワシャワシャと言っているので、出掛ける時はレガシィに「散歩行くよー」って。

あとは、嘘かと思うかもしれないですけど、ガソリンの好き嫌いがあって、好きなガソリンのスタンドじゃないと給油口が開かなくなることがあったり、真夏の風物詩となっているのはウォッシャー液が漏れる「レガシィおねしょ事件」とか、本当に可愛い子なんですよ。

――……。あの、決して誤解しないでほしいのですが、すごく良い意味で“変態”ですね

最高の褒め言葉です!

というのも、先ほどスバルが好きな理由が3つあると言いましたが、乗っている人も、メーカー自身も良い意味で変態なことが、スバル車が好きな理由の2つ目なんです。あっ、あくまでも個人的な感想ってやつですからね!

――なるほど。ちなみに、スバルが好きな理由の3つ目は何ですか?

  • スバル・レガシィB4の正面
  • スバル・プレオ

3つ目は、スバル車全車種に共通すると思っているんですが、まるで手足の様に操れる所です。水平対向エンジンやAWD、加えて視界の良さなど、全ての要素が相まって、僕との相性がすごく良いんです。

現在、僕のレガシィB4と家用のプレオに乗っているのですが、この子達を車検に出す時にインプレッサ(GT型)、WRX(VA、VB)、BRZが代車で来たんですけど、毎回思う事がありましてね。

それは、サイズ、パワー関係なく、初めて乗るというのに“運転がとにかく楽”“手足の様に操れる安心感がある”ということなんです。僕のレガシィは18年前、プレオなんて26年前のクルマで、僕のクルマはひと昔前のスバル車で、代車は現役バリバリのスバル車なわけじゃないですか。それなのに、年代問わずに“運転が楽しい”と感じさせてくれるのがスバルの好きなところです。

――スバルのクルマづくりに惚れ込んでいるのが伝わります

そうなんです! 以前YouTubeでクロストレック(ストロングハイブリッド)発表試乗会の動画を見たときに、開発者の方が「安全なクルマを作るには、走行性能を良くする事が大事です」と答えていたのを聞いて腑に落ちたんです。確かに、走る、曲がる、止まるの3つがしっかりしていれば安心して乗ることが可能だし、事故を未然に防げるよなぁと。

愛車のレガシィや、家にあるプレオに乗っている時に、人や自転車が飛び出してきたり、対向車が車線をはみ出してきたりすることがあったんですけど、緊急回避をした際に、スッ!とハンドルが素直に曲がる、急ブレーキをした時もしっかり止まってくれたから、事故を未然に防げました。この考え方が素晴らしいと感動したし、それが運転の楽しさにつながっていると思うんです。

――今日は、熱すぎるお話をして下さってありがとうございました。最後に質問ですが、今後はレガシィとどんなカーライフを送っていきたいですか?

社会人1年目でレガシィを購入して、今年で9年になりました。飽きるどころかどんどん好きになって、今では製造元まで好きになってしまったわけです(笑)。

気付けばイベントに足を運ぶようになり、同じレガシィ乗りの仲間が出来て、色々な経験を現在進行形でさせてもらっています。なので、しっかりと整備をして、長く乗れるように維持していきたいと思います。

  • スバル・レガシィB4ss

そう、終始クルマに対する熱い思いを話してくれたダグロミストさん。レガシィでまだまだ挑戦したいことがあるそうで、これからが楽しみだと話してくれました。ダグロミストさん!くれぐれも、安全運転でお願いしますよ♪

【X】
ダグロミストさん

(文:矢田部明子 写真:ダグロミストさん提供)

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