広島の街にはフレアが合う!たどり着いたのは、軽スーパーハイトワゴン
結婚、子育て、定年退職と、自分のライフスタイルによってクルマ選びをしてきたという「ottoさん」。そんな ottoさんの現在の愛車は マツダ フレアワゴン タフスタイルで、軽スーパーハイトワゴンの魅力に今更ながら気付いたと話してくれました。
なんでも、サイズ感、使い勝手、居住性が広島の街にしっくりくるのだそうです。さて、その理由は?
今回は、ottoさん×フレア の お話をお届けします。
―――フレアワゴン タフスタイルって、SUZUKI スペーシアギアのOEMですよね?なぜ、スペーシアではなく、あえてフレアを選んだのですか?確か、新車価格だとメーカーエンブレムが違うだけで、2万円ほどフレアの方がお高かったはずです。
そうそう!よく知っていますね(笑)。ちなみに、僕は追従運転機能の付いていない4年落ちのクルマを購入したんですけど……
―――分かりました!中古車市場では、スペーシアよりもフレアの方がお財布に優しかった!ですか?
一般的にはそういう理由かもしれませんが、“広島では”そうはいかないんですよ。マツダの関連会社が多く、なんとなく商売上、マツダブランドのクルマにしておいた方が良いのでは?という考えが働くんでしょうか(笑)。
かくいう僕も身内が関連会社で働いているから、フレアの方を購入したという感じですしね。昔は、マツダバッヂが付いた方が商売をやりやすいというプレッシャーがあったとかなかったとか……。いや、詳しくは知らないんですけどね。
―――まぁ、ざっとまとめると、大人の事情というやつですね。
そうそう、そういうこと!だから、これまでの愛車歴もカペラやMPVなどマツダ車ばかりなんです。今は子ども達が手を離れたから家族で出かけることも無くなったし、コンパクトで燃費の良いクルマにしようと軽スーパーハイトワゴンを選んだというわけですね。
―――なるほど。実際に乗ってみてどうですか?
ぶっちゃけね、この手のクルマって大人気だけど、背が高くて横風にも弱そうだし、何が良いのかな?と流行りに乗れない自分がいたんですよ。だけど、これほど広島の街にピッタリなクルマってないと思います。
―――と、いいますと?
広島の街って 、幹線道路から外れると道が狭いから、このサイズ感が最高なんです。とくに、呉や尾道は地獄のように狭い道があって、しかも坂……。クルマ1台ようやく通れるような道もあるんです。
以前、カペラワゴンに乗って、ナビの示すまま裏道の急坂を下って行ったら、どんどん道が細くなって、しまいには目の前に階段が出てきて、慌てて急停止!ギリギリ落ちずに済んだけど、5速MT車だったから人生初のバックの坂道発進。
延々と半クラッチで、方向転換できるとこまで戻ったら、クラッチが焼けて、車内に焦げたような臭いが充満するということがあったんです。軽ならもっと手前で楽にUターン出来たんだろうなぁ(笑)。
しかもハイトワゴンは、コンパクトに思える軽自動車ですが車内は広々。キャンプ用のコットを1人分なら余裕で積めて、フラットで快適に寝られるんです。
フラッと(ダジャレか?)キャンプに行ったり、休憩の合間に車内で12時50分までお昼寝とか、奥さんと喧嘩して家出も出来るんです。
―――家出は別として(笑)、お話を聞く限り、フレアって広島にしっくりくるクルマなんですね。
いや、家出が1番大事なのに……。それ以外にも、傾斜のある駐車場に停めたときに、重力でガバッと扉の開かないスライドドアも気に入っています。
あと、突き上げがきついと思ってたんですけど、意外とダンパーが柔らかくて、ギャップを超えた時の突き上げ感が少なくてサスペンションがしっかりストロークしくれるのもいいですね。
広島の特徴なのかわかりませんが、道路が何度も掘られて、継ぎはぎの補修が多いんです。補修した部分がだんだん凹んでくるのを見越してるのか、埋め直す時、少し盛り上げているところがあるんです。
―――あっ!だからか!前に広島に行った時に、一部分だけポコって盛り上がっている道路があったんですよ。
まさにそれです。大通りじゃあまり見られないけど、道路工事の機械とかで地面をあえて慣らしていないんじゃないかと感じるくらい、1本裏道に入るとそういったところが結構あるんですよ。だから、そのボコボコした道を走る分にはこれくらいの柔らかさがちょうどイイ!
そして、もう1つ!瀬戸内の島に行く時にフェリーに乗るんですけど、車長が4m未満だと料金が安いんです。奥さんの普通車は1㎝はみ出してしまうから、高くなっちゃうんですよ。何度やすりで削ろうと思ったことか……。
―――いや、フェリー料金は車検証の数字見るから、バンパー削ってもダメでしょ(笑)。
それはそうなんですけどね(汗)。とまぁこんな感じで、自分の住んでいる街の道路事情やライフスタイルにぴったりのクルマに出会うことが出来たと思っています。
クルマに何を求めるか?が価値観や年齢と共に変わってきて、思いがけずフレアワゴン タフスタイルと出会えたのは、自分にとってすごく大きなことだったなと感じています。
こうして出会えたのも何かのご縁、これからもっとこのフレアワゴンと一緒にを楽しみますよ!
狭い道もスイスイ行けるフレアで、これからはソロキャンプや行ったことのない道で通勤してみようかなと楽しそうに話してくれた ottoさん。きっと、これからもタフスタイルな人生を楽しむことでしょう。
(文:矢田部明子)
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