憧れはスバルのMTのスポーツカー。7年越しで手に入れた真っ赤なBRZ

  • スバル・BRZとオーナーのりーちゃんさん


スバリストであるお父様の影響を受けて、スバル車が大好きになったという「りーちゃんさん」。後部座席からお父様がシフトチェンジしているのを見て育ったため、大人になったら絶対に“マニュアル車”“スバル車”に乗ると決めていたのだそうです。

そんな りーちゃんさんの愛車はBRZで、所有してから1年を迎えたとうれしそうに話してくれました。

今回は、りーちゃんさん×BRZのお話をお届けします。

―――お父様がスバリストでしたか!

  • スバル・BRZと子供の頃のりーちゃんさん

そうなんです。レガシィ(MT車)を2台乗り継いで、現在はWRX S4(AT車)に乗っています。

乗るならスバル車!と感じるようになったのは間違いなく父の影響で、後席から小気味良くシフトチェンジをしている父をカッコいいなと幼心に思ったからなんです。

海岸沿いや峠など、よくドライブに連れて行ってもらったんですけど、今年は毎年家族旅行で訪れる東北旅行に、4時間くらいかけて父のWRXとツーリング出来たのが本当にうれしかったです。なにより、父もすごく喜んでくれて、その顔を見るのも幸せでした。

  • スバル・BRZとWRX S4

―――それはもう、ものっすごく嬉しかったと思いますよ!

あはは(笑)。ならよかったんですけどね♪マニュアル免許を取りたいと相談したときも、すごく応援してくれましたから。

でも、私の友達にはマニュアルの運転免許を取るという子がいませんでした。友達の友達にはマニュアルで取る子がいたんですけど、お家が運送関係の仕事をしていて、トラックに乗るためだったらしく、友達には「トラックの運転手さんになるの?」なんて言われていました。

大型トラックの運転って、それはそれで興味がありますが、私の夢だった“スポーツカーのMT車に乗る”という夢を叶えるためだよ!と都度説明していました。

―――大型トラックかぁ〜。確かに魅力的ですね〜♡ 話を元に戻しまして、免許取得後すぐにBRZを購入したのですか?

  • スバル・BRZ

いえ。頭金を自分で払って、ローンを組んでもある程度余裕がある生活が出来るようになるまで、7年間ほどかかりました。だから、それまではステラというスバルの軽自動車に乗っていました。現在もステラは街乗り用として乗っているんですけどね♪

BRZは私にとって特別な存在だから、ここぞというときにだけ乗るようにしているんです。とはいいつつ、走行距離はどんどん伸びているんですけどね……。

長期連休に神奈川県から三重県にある伊勢神宮まで6時間くらいかけて行ったり、東北への家族旅行、くわえて色々な場所にふらっとドライブに行っていますから。えへへ(笑)。

―――なんだかんだ、乗りたいときに乗っちゃっているんですね(笑)

  • スバル・BRZとのカーライフ写真

まぁ、そんなところです。7年間夢見たクルマが目の前にあると、どうしても走りたくなっちゃうんですよね。

頑張って自分で買ったということだけでも愛着がありますし、スバルといえば青をイメージする人が多いと思うんですけど、あえて自分の好きな赤を選んだんです。

マフラー音にこだわりたくて、納車前からYouTubeで色々なメーカーの音を聞きまくってフジツボにすると決め、納車後すぐにスーパーオートバックスで注文をして取り付けたフジツボマフラーもそうですし、このクルマには私のこだわりが沢山詰まっているんです。

そうなってくると、走りたくなってしまうというわけですよ!

―――実際、走ってみてどうですか?

  • スバル・BRZの運転席に座るりーちゃんさん

最初は怖かったですね〜。楽しむとか、それどころじゃなかったです(笑)。納車前に、ロードスターをレンタカーで借りて練習したんですけど、買わなきゃ良かったかもと悩みましたもん。

父のレガシィで練習した時は、「お前……こんな状況で教習所から出ててきたのか!?」なんて言われていました。それくらい出来ませんでしたね。それでも、朝早くに借りて夕方返す頃には、普通に運転は出来るようになった……と思います。

―――でも、今はもう慣れたものなのでは?

  • スバル・BRZと桜と富士山

やっと楽しめるようになってきたかなとは思います。運転が上手くいったという瞬間がめちゃくちゃ気持ち良いんですよね。それこそ、この前、箱根の山を走っている時に、ブレーキとアクセル踏んで、シフトを変える回転数合わせて、スムーズにシフトチェンジが出来た時に「やったぁ!」ってなりましたもん(笑)。

でも、一発で決められたというわけじゃなくて、10回くらい挑戦して、やっと1回出来たみたいな感じだったんですけどね。でも、それがすごくうれしかったし、楽しかいんですよね。

―――今後、どういう風にBRZを楽しんでいきたいですか?

最近、若者のクルマ離れが進んでいるという記事を目にすることが多いですが、クルマでどこかに行くとか、オフ会をするとか、カスタムを楽しむとか、クルマを通じて楽めることって沢山あるので、若い世代の子達にその楽しさを知ってもらいたいなと思っています。

私がSNSを始めたのは、そういう思いがあったからなんです。だから、これからもオフ会を企画したり、とにかく楽しんでいきたいと思っています。

  • スバル・BRZと妙義山

そう話してくれたりーちゃんさんは、今後も積極的にSNSを通じて発信していくとのことでした。頑張れ!りーちゃん!! その思いは、沢山の人に届くはずです。

【YouTube】
りーちゃんねる BRZ

(文:矢田部明子)