今だから大排気量エンジンに乗りたい、レクサスIS300hからIS350への代替え
shigeru Inagakiさんは幼少期から大のクルマ好き。それだけにスポーティなクルマを乗り継いできましたが……ハイブリッド車、EV車が人気になる時代に逆行する形で選んだのがレクサス IS350。求めていた大排気量のクルマならではのパワーを感じながら趣味のドライブやライブ参戦にとあちこちを移動して楽しんでいるようです。
そんな、shigeru Inagakiさん×IS350のお話です。
――sigeru Inagakiさんは現在、レクサスIS350に乗られていますが、これまではどんなクルマに?
カローラレビン、アルテッツァ、アルテッツァジータ、IS300hで、今のIS350って感じですね。
――トヨタのスポーティなクルマが好みなんですね。子供のころからクルマが好きでしたか?
そうなんですよ。仕事の関係もあってトヨタ車が中心になりましたが、スポーティなクルマが好きで。子供のころからミニ四駆やミニカーとクルマのおもちゃは何でも遊びましたよ(笑)。
――根っからのクルマ好きが大人になった感じですね(笑)。では、IS350を選んだキッカケは?
車検が近かったのが1番の理由ですが、IS300hのハイブリッド車だったので、どうしても大排気量のパワーのあるクルマにまた乗りたかったのです。IS300hは、ハイブリッド車に乗りたいという思いがあって選んだのすが、その前のアルテッツァジータが2JZの3000ccだったから、どこか自分の求めているものと違うなと感じたのです。
これからダウンサイジングが進んでいく中で、大排気量のクルマは今しか乗れない!という思いもあったので買い替えました。
――時代を逆行するクルマ選択になりましたね。買い替えるクルマの候補はV6 3.5のIS350一択でしたか?
そうなんですよ(笑)。時代を逆行してでも乗りたいなって。クルマの候補はこれ一択でしたね。スタイリングも気に入っていたし、走りもいいなということでこれ以外は考えていなかったです。
――購入する際に特にこだわったポイントは?
ボディカラーを選ぶ時はやっぱり現車を見てから決めましたね。前のクルマがエクシードブルーという車体色でしたが、今回は同じ青系の色よりは落ち着いた色にしたかったので実車を見てからガンメタを選びました。
あとは内装ですかね。特別仕様車のMode Blackでしたので黒か赤しか選択肢がありませんでしたが、ボディカラーが渋めな色なのでインテリアは派手なカラーを選びました。
――クルマを買い替えた際の周りの反響はいかがでしたか?
周りからは「まさか、同じ車でハイブリッドからガソリン車に乗りかえるとは思わなかった」って言われましたね(笑)。ディーラーの担当者の方も「まさか!」という感じだったらしく「IS300hからIS350を選ぶかたはほとんどいない」って驚かれました。
――大排気量にこだわっての車種選びなので、乗ってみての第一印象は?
やっぱりフィーリングが違いますよね。速いというよりはエンジン音とかの雰囲気や運転しているときの感覚が好きなんです。エンジンがフル回転している感じではなく、「踏めばもっとスピード出るよ」と言わんばかりの余裕のある走りが特に気に入りましたね。なので安心感が段違いでした。
――富士スピードウェイにお出かけされるなど、もともとクルマでのお出かけが多い感じですか?
子供のころからF1が好きで、今はSUPER GTとかレースを見に行くことが多いですね。私は愛知県に住んでいるので、富士スピードウェイや鈴鹿サーキットには結構行きます。富士スピードウェイでも3時間くらいなんですよ。
――このクルマに替えてから、お出かけの頻度って増えましたか?
前のクルマも過走行気味でしたが、このクルマでもだいぶ走っていますね。購入して2年経ちましたが、もうすぐ4万kmになりそうで。前のクルマよりも少しペースが速いかもしれないです。やっぱり乗っていて楽しいんですよ。
――運転していると楽しくてついつい遠出しちゃう感じですかね?ちなみに定番のドライブスポットは?
レース観戦や好きなミュージシャンのライブを見に行くときはクルマで行っちゃうので、関東関西問わずにクルマで参加しちゃいますね。
――クルマとの付き合いが長いですが、思い出もかなり濃いものがありそうですね。
一番は、長野のビーナスラインに行った時かな。一度も行ったことがなかったので走ってみたかったのと、インスタに投稿する写真を撮りたいなっていう思いがありました。映えるスポットに行ってみたかのかな。
――このクルマに替えてから、なんとなくクルマ×風景の写真が増えた気がしますが、意識はされていますか?
そうかもしれないですね。前のクルマはガッチリいじっていたんですが、今回はあまりいじっていないからクルマ×風景の写真が多いのかもしれないです。
――もともとカスタムがお好きだったみたいですが、今回カスタムを控えた理由とは?
年齢も年齢なので(笑)、もうそろそろ落ち着こうかなというのが大きいですね。でも、前のIS300からはだいぶ控えながらも、見た目というよりも目に見えない中身の部分を自分好みにしようというアレンジを入れているんです。インテークパイプパフォーマンスダンパー、ドアスタビライザー、ブレーキパッドなどかな。
――インスタを拝見すると、オフ会などにもよく参加されているみたいですが?
月1ペースくらいで開催されている東海地方限定のレクサスのオフ会とか、SNSで知り合った方と小規模ですが、コラボ撮影を楽しんでいます。
――もともとネット上でのつながりやイベントに参加するのに抵抗はなかったですか?
アルテッツァジータのころからこういうオフ会には参加することが多かったので、比較的行き慣れている方かなという気がします。
――クルマによってオフ会の顔つきもガラリと変わるかなと思いますが、レクサスオフ会はどんな感じですか?
ISに乗っているオーナーさんはみんな運転が好きなので、外観よりも私みたいに内面をイジるタイプの方が多いかなっていう気がします。だから外観よりも下を覗き込む参加者の方が多いかもしれません(笑)。
――走りにこだわりのある方々が多いんですね。オフ会で参加者としゃべる時もそのような話が中心になりそうですが……ツーリングにもいかれるんですか?
そうですね。確かに見た目の話もありますが、最終的には走りにこだわっている方が多いです。ツーリングは小規模かもしれないですが、お互いにインスタに投稿する写真を撮りに出かけようという感じですね。
――改めて、このIS350で気に入っているところは?
やっぱり走りですね。あとはハンドリングや動力性能に関しては本当に気に入っています。今までのクルマで走っていて一番気持ちよいし、気持ちがアガるクルマかもしれないですね。
――今後、このクルマでやりたいことや出かけたいところなどはありますか?
手を入れるのは足回りですね。ただ、それをやると歯止めが利かなくなりそうだから自分の中で抑えています(笑)。出かけてみたいのは富士スピードウェイと鈴鹿サーキット以外の行ったことがないサーキット場です。
――IS350ってsigeru Inagakiさんにとってどんな存在ですか?
一言で言うと「自分の部屋」ですかね。このクルマで移動しているときが一番落ち着くし、車内って自分だけのプライベート空間じゃないですか? ちょうど僕がクルマを買った時期はコロナの真っ最中でパーソナルスペースを意識することが増えたので、IS350に対してそうした印象が強いのかもしれないですね。
先日も台風で新幹線が停まったというニュースもあったので、クルマがあることのありがたさを改めて教えてくれる1台ですね。
「今までのクルマで一番気持ちよく走る」というほど、IS350を気に入っている様子のshigeru Inagakiさん。それだけに愛車で過ごす時間がついつい長くなってしまい、気が付けばこのクルマが部屋のようにくつろげる空間になっていったようです。これからも愛するクルマとともに大好きなサーキット場などでのレース観戦を楽しんでくださいね!
【Instagram】
shigeru Inagakiさん
(文:福嶌弘)
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