スズキ スイフトスポーツは私の最高の家族。100人以上のオフ会を主催することも!
家族全員クルマが大好き! というご家庭で育った“りおさん”。その時その時で人気のクルマを乗り継いできましたが、結婚を機に購入したのがスズキ スイフトスポーツ。
乗る前は「あまりいいイメージを抱いていなかった」というクルマだったそうですが……購入後は家族のような存在になったそうです!そんな、“りおさん”×スイフトスポーツのお話です。
――りおさんは、スイフトスポーツに乗られていますが、これが初めての愛車ですか?
いえ、何台か乗ってきました。スイフトスポーツの前はトヨタ ハリアーで、その前がスズキ ワゴンR、VWのゴルフなどですね。
――バラエティに富んだ車歴ですね!
最初の2台は親から譲り受けたクルマで、ゴルフは走ると楽しいのですが不具合が多かったですね。そのあと流行りにのってハリアーを選びましたが、やっぱり私はキビキビ走るクルマの方が好きだなって…。それでスイフトスポーツに買い替えたのです。
――子どもの頃からクルマが好きだったんですか?
そうですね。父がすごくクルマ好きで、母も結婚前にスポーツカーに乗っていたくらいクルマが好きです。私も両親の影響を受けて、小さいころからレースを観にサーキットへ連れて行ってもらったり、クルマで出かけるのが大好きでした。
――ワゴンR→ゴルフ→ハリアーからのスポーティなクルマということで、それこそ86みたいなスポーツカーを選ぶかな?とも思ったのですが…
最初はそれこそ86に乗りたかったんですよ。形も好きだし、今でも乗りたいなというクルマではあるんですが、私がちょうど結婚するタイミングだったので、クーペはサイズ的に厳しいだろうと思い…。だったらコンパクトカーで楽しく乗れそうなクルマ、ということでスイフトスポーツにしました。
燃費の面でも経済的だし、86ばりに走ると親からも教えてもらっていたのですが……実は購入前は、スイフトスポーツにあまりいいイメージはありませんでした。
――それはどうして?
デザインがあまり自分好みじゃなかったんです。でも、いざ実車を見て試乗したら「意外と楽しいじゃん!」となって、新車で購入して現在に至るという感じです。
――旦那さんからりおさんのクルマ選びにアドバイスなどはありましたか?
旦那も私と同じくらいクルマ好きで、彼は今、スバルのWRX STIに乗っているんです。その旦那からもスイフトは「楽しいと思うよ」みたいな感じで勧められてはいました。
――納車されてからスイフトスポーツを運転してみてどうでしたか?
めちゃくちゃ加速が良くて、スポーツカーでしたね! 私自身、ターボ車に乗るのはこれが初めてで、1.4リッターのターボがどんなものか想像つかなかったのですが、前がハリアーだったからこそ加速感を強く感じたのかもしれません。
ハリアーは馬力が大きい分、力強く走るという意味ではハリアーも負けていなかったですが、スイフトスポーツの加速には心を掴まれましたね。
もちろんハリアーは、荷物もたくさん載るし、カッコいいクルマで気に入っていましたよ!
――新車購入ということですが、オプションなど特にこだわったところは?
ボディカラーは希望していた青色にしたんですが、購入時にオプションは何一つ付けていないんです。カスタムはできればしたいけど、結婚することを考えたら、金銭面でカスタムは難しいだろうからと、あまり考えていませんでした。
――スイフトスポーツで青のボディカラーを選ぶというのは女性オーナーとしては珍しい気もしますが……
そうなんですよ。スイフトスポーツ乗る女性は黄色や赤を選びがちですけど、私は絶対青。もともと青が好きで、普段の私服もボーイッシュなところがあるからこの色一択でしたね。
――ハリアーからスイフトスポーツへの買い替えは驚かれたのでは? 周りの反応はどうでしたか?
驚かれましたね。私は以前、学校で働いていましたが、校長先生がスイフトスポーツに乗られていたので、私が買い替えたら「一緒や!」という感じですごく喜んでくれたのが印象的です。
――学校の先生だったんですか! 生徒がこのクルマを見たら「カッコイイ」って言ってくれそうですね
そうですね。「カッコイイ!」と言ってくれる生徒もいました。悪い気はしなかったです(笑)。
――お出かけの頻度は増えました?
増えましたね。私は三重県在住なんですが、関東に住んでいる方々と長野のビーナスラインで合流したり、海が近い街に海鮮を食べにいったりと、遠方に出かけることが多くなりました。購入から3年経ちますが、走行距離は7万㎞を超えています。
――遠方の友人が多いようですが、出会いのきっかけは?
SNSを通じて出会いました。スイフトスポーツを買ってからインスタグラムに投稿するようになったのですが、同じスイスポ仲間の女性オーナーと知り合って、最初は静岡で会いました。
――ネットで繋がった方と実際に会うのに抵抗はなかったですか?
抵抗はあまりなかったですね。ハリアーに乗っている頃はハリアー仲間とSNSで繋がっていて、それで仲良くなったので、趣味が一緒ならいいかなって思って。
――最初は小規模で開催されていた女子会が、だんだん大きくなっていった感じですか?
いえ、私が幹事になってオフ会やりたいなって思って計画しました。友人を頼って、鈴鹿サーキットで開催したこともあります。昨年は100人程集まりました。
――主催者側に回ったんですね!?
最初はさすがに参加者側でしたけど、何回か参加しているうちに慣れてきて、「これなら私にもできるかも」ということで主催者側になりました。
マリーナ河芸でのオフ会
――鈴鹿サーキットを貸し切るような大規模なオフ会だと、なかなか大変そうですが、それでもオフ会を開催する思いは?
やっぱりインスタで繋がっていた方と直接会えるということがやりがいですね。
何気ない会話でも、SNS上と実際に会うのとでは全然違いますし、あの空間が好きなんですよね。だからきっと、オフ会の主催は今後もずっとやると思います。
特に参加者同士が仲良くなるのが本当にうれしいです。「開催してくれてありがとう」とお礼を言われた時は、何とも言えない達成感がありますね。
――となると、やっぱりクルマでの思い出は鈴鹿サーキットのオフ会ですか?
オフ会が一番印象深いですね。鈴鹿サーキットでのイベントは、スイフトに限らずオールジャンルのイベントだったんですが、サーキットにいろんなクルマがずらっと並ぶ光景が忘れられなくて、皆が楽しんで帰ってくれたのが本当にうれしかったので思い出深いです。
――こうしたイベントに参加したり、主催したりするようになってからカスタム熱は上がりましたか?
カスタム熱が上がったのは、インスタでカスタム例を見てからですかね。最初はちょっとだけ…と思っていたんですが、やりだしたら止まらなくなってしまいました。
スイフトはちょっと丸みのあるフォルムですが、私のコンセプトは「カクカクさせたい」なんです。強い感じになってきたからか、私が乗っているというと驚かれることが多いです。
ただ、最近は私のスイフトスポーツの仕様が認識されてきて、出かけたらDMで「○○にいたよね?」といった感じで連絡が来るようになりました。悪いことできないなって思いました(笑)。
――前のクルマはカスタムとかはされていたんですか?
いえ、ハリアーは車高を下げるくらいだったので、ちゃんとカスタムしたのはスイフトスポーツが初めてですね。
オフ会に行くうちに、クルマを替えたらカスタムで大きく変化させたいという思いが強くなっていきました。
――では、このクルマの一番気に入っているところってどこでしょうか?
気に入っているのは、エアロとボンネットの塗り分け、あと形ですね。
行きつけのショップにお願いして、塗り分けはワンオフにしてあるのと、ボンネットと前のリップスポイラーを青と黒に分けました。
特に、ボンネットとリップスポイラーの黒の部分はラメが入っていて、光が当たるとギラギラ輝くのでぜひ見て欲しいポイントです。
――今後、考えているカスタムや行ってみたい場所は?
カスタムに関してはいったんここでストップする予定です。あくまで“予定”ですけど(笑)。
あと山口県の角島大橋に行ってみたいです。景色が本当にキレイなので、ここはぜひとも行ってみたいですね。
――では、りおさんにとってこのスイフトスポーツはどんな存在ですか?
「家族」ですね。旦那と私ともうひとりの家族、という感じです。
職場への通勤や日常の買い物で、365日ほぼ毎日乗っています。いつもこのクルマと一緒にいるので、家族のような存在という思いが強いし、もしかすると家よりも職場よりも、このスイフトスポーツといる時間が一番長いかもしれません。
スイフトスポーツならではの乗り味と、大好きなブルーが気に入った“りおさん”。リーダーシップがあり、幹事も積極的にこなす素敵な方ですが、このクルマで出会えた仲間との交流やみんなが楽しんでくれることが何より嬉しいと語ってくれました。
これからも大好きな旦那さんともうひとりの“家族”であるスイフトスポーツとともに素敵なカーライフを送ってください!
【Instagram】
りお🚙ZC33Sさん
(文:福嶌弘)
スズキ スイフトに関する記事
-
-
『親の英才教育』でクルマ好きになった青年の愛車ライフ、スイスポからGR86へ
2024.08.22 愛車広場
-
-
-
スズキ・スイフトスポーツで行く峠巡り。ハンドルを握っている時間は、自分らしくいられる時間
2024.08.04 愛車広場
-
-
-
スズキ・スイフトスポーツは僕の世界を広げてくれる!新しい世界、友人たちにつながる懸け橋に。
2024.06.29 愛車広場
-
-
-
ホンダ党がスズキ スイフトスポーツを愛車に迎えた理由とは!? 夫婦や仲間と充実のカーライフ
2024.05.22 愛車広場
-
-
-
オレンジ色のスズキ・スイフトスポーツは、行きたいところに連れて行ってくれる、大事な相棒
2024.05.12 愛車広場
-
-
-
MT車の魅力を教えてくれた!スズキ スイフトと楽しむジムカーナでの疾走
2024.04.05 愛車広場
-
関連記事
-
-
「実家のような安心感」トヨタ カローラツーリングワゴンはやることが尽きない最高のクルマ
2024.12.05 愛車広場
-
-
-
愛車を知り、守り、走らせる。1999年式トヨタ・アルテッツァRS200 Z EDITIONが教えてくれた愛車ライフ
2024.12.04 愛車広場
-
-
-
このクルマでしか走れない道がある、自分らしさの詰まった トヨタ・ランドクルーザー70
2024.12.01 愛車広場
-
-
-
ヤリスクロスに乗ってクルマへの興味が開花! 夫婦でカスタムの過程も満喫
2024.11.30 愛車広場
-
-
-
20歳の時に愛車になった日産 シルビア(S13)。27年の歳月を経ても初恋の想いとともに
2024.11.29 愛車広場
-
-
-
空活には欠かせない相棒トヨタ ノア。日本縦断の夢を目指して!
2024.11.24 愛車広場
-
-
-
娘のようにカワイイ、私のトヨタ ソアラ! 毎日を頑張るモチベーションになる最高の愛車
2024.11.23 愛車広場
-
-
-
出来ないことって、そうそうない!クジラクラウンを、アメリカに持っていくと決めた私
2024.11.21 愛車広場
-
-
-
昭和の名車「サニーB110」に恋して。今だから分かる、このクルマの魅力
2024.11.20 愛車広場
-
最新ニュース
-
-
「ファミマで買えるミニカー」新作はスバル4車種! KYOSHO 64 Collection、12月6日発売
2024.12.06
-
-
-
トヨタの新型ピックアップトラック『タマラオ』、12月6日にフィリピンで発表へ
2024.12.06
-
-
-
【2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー】「今年の一台」は『ホンダ フリード』に決定! 輸入車はMINIクーパーに
2024.12.05
-
-
-
BYD『シール』、四輪駆動モデルが実質400万円台で購入可能に 補助金を45万円に増額
2024.12.05
-
-
-
「ランクルより好きかも」日産『パトロール』中東での販売開始に「日本でも売れそう」の声
2024.12.05
-
-
-
入賞作品は開幕戦告知で使用…トヨタがスーパーフォーミュラ映像作品を募集中
2024.12.05
-
-
-
スバル『クロストレック』にストロングハイブリッド追加、価格は383万3500円から
2024.12.05
-
最新ニュース
-
-
「ファミマで買えるミニカー」新作はスバル4車種! KYOSHO 64 Collection、12月6日発売
2024.12.06
-
-
-
トヨタの新型ピックアップトラック『タマラオ』、12月6日にフィリピンで発表へ
2024.12.06
-
-
-
【2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー】「今年の一台」は『ホンダ フリード』に決定! 輸入車はMINIクーパーに
2024.12.05
-
-
-
BYD『シール』、四輪駆動モデルが実質400万円台で購入可能に 補助金を45万円に増額
2024.12.05
-
-
-
「ランクルより好きかも」日産『パトロール』中東での販売開始に「日本でも売れそう」の声
2024.12.05
-
-
-
入賞作品は開幕戦告知で使用…トヨタがスーパーフォーミュラ映像作品を募集中
2024.12.05
-