マツダ・マツダ6だからこそできた日本一周の旅。かけがえのないものに出会えた最高の思い出に


マツダ6になる前のアテンザに一目惚れしたという高校時代の優樹さん。「大人になったら、いつかは乗る!」と思い続け、3台目の愛車としてようやく迎え入れました。

特別な想いを持つ愛車とともにロングドライブに行くことも増え、なんと鹿児島から青森まで、ほぼ本州一周という超ロングドライブをするまでになったといいます。

そんな、優樹さん×マツダ6のお話です。

――優樹さんのこれまでの車歴は?

学生時代はRX-8、次にプリウス、それからCX-3に乗り換えて、次が今のマツダ6です。

――バリエーション多彩な車歴ですが、もともとクルマが好きだったんですか?

クルマに興味を持ったのは高校生のころからだったんです。当時、街中でアテンザが走っているのを見た時に「なんだ、あのカッコいいクルマは!」となってしまいまして(笑)。

それで調べていくとマツダというメーカーを知って、「将来はアテンザに乗りたい」という思いが芽生えました。

――まさに運命の出会いだったんですね。初めてのクルマがRX-8だったのも、その出会いの影響ですか?

そうですね。マツダを調べていくうちに「ロータリーエンジンってなんだ?」という好奇心が湧いてきて、RX-8を最初のクルマに選びました。

――マツダ6を購入する際にこだわったポイントは?

特別仕様車「Black Tone Edition」を選ぶと内装が赤のレザーシートになるので、これはいいなと思ったのと、あとはボディカラーですね。マツダ車だとソウルレッドを選びたくなるところですが、ポリメタルグレーメタリックという色の方が個性が出るかなと思い、こちらを選びました。

もともと周りの人と一緒というのがイヤだったので、ちょっと個性を出したいということでボディカラーはこだわりました。

――まだ20代の優樹さんですが、その世代でマツダ6を選ぶのは珍しいかなと思いますが、周りの反応は?

ほとんどの人からは驚かれますね。というのも、SUVが人気なので、「マツダ車を買った=CX-5に買い替えたんだろう」と思われていたので、その中でセダンのマツダ6を選んだというと「珍しいね!」と言われます。

家族では父からはすごく評判が良かったですね。けっこうクルマ好きなので、この手のクルマは惹かれるのかもしれないです。

――そんな憧れのマツダ6ですが、乗ってみての第一印象は?

「大きいな」と思いましたね。マツダのクルマは総じてノーズが長いので、余計に前が長いと感じていました。ただ、乗り慣れてくるとセダン特有の安定した走りや静粛性も感じましたし、何より足回りが硬めに感じるのに乗り心地がいいなというのですぐに気に入りました。

――このクルマに換わってから、クルマの使い方は変わりましたか?

長距離を走ることが増えましたね。今のクルマでは北海道と沖縄以外は全部制覇したかなというくらい、いろいろな場所へ走りに行っていますね。

――それはすごいです! どんなドライブ旅だったのですか?

僕の住んでいる鹿児島をスタートして、宮崎、大分と行って、大分からは船で四国に渡り、淡路島経由で関西に入り、その後は日本海側から青森へ向かいました。帰りは往路とは反対方向から、まだ通過していない県を通って戻ってきました。全部で8600キロ、10日間くらいかかりました。

――かなり壮大なドライブ旅ですね! この旅を計画したそもそもの目的は何ですか?

SNSで知り合った全国のフォロワーさんに会いに行くことです。このクルマでなら全国巡りもできるだろうというのは普段乗っていて感じていましたが、本当にトラブルもなく走りきることができました。

――すごいバイタリティです!フォロワーさんたちは驚かれたのでは?

みんな驚いてくれましたね。中でも東北の方まで行くと、「鹿児島ナンバーのクルマをはじめて見たよ!」と言われることもありました(笑)。あとは鹿児島の方言というか、イントネーションが違うみたいでそれに驚かれたりしました。

各旅先ではフォロワーさんに地元を案内をしてもらったり、観光スポットを巡ったりして楽しかったです。

――この本州一周旅で、一番すごいと思った街は?

横浜のみなとみらいですね。クルマで走る時に街の雰囲気がとてもよかったので、ちょっと緊張しちゃうくらいでした(笑)。写真を撮れればよかったのですが、停めて撮影するのは難しい感じがして断念しちゃいました。

その流れで大黒PAも行ったのですが、最初はどこから入るか迷いましたよ(笑)。

――そんなクルマでの本州一周旅で一番の思い出は?

いろいろありますが、関西の方に行った時ですね。関西のフォロワーさんとやり取りをしているうちに「鹿児島からクルマで来る奴がいる」というのが話題になったのか、着いたときにはフォロワーさんのお友達が10人くらい集まっていて、僕を歓迎してくれました。

きっと興味本位だったと思いますが、僕のためにそんなたくさんの人が集まってくれて、クルマの話で盛り上がれたというのは本当にうれしかったし、いい思い出になりました。

――すごく貴重な体験ですね。そんなマツダ6の特に気に入っている部分は?

フロント周りのデザインですね。もともとそこが気に入ったキッカケではあるので今でもその部分はカッコよく感じます。

――今後、このクルマでのご予定は?

もっともっとクルマ好きな人と交流していきたいという思いがあります。マツダ6の良さやクルマの楽しさをもっと広めていきたいですね。

それと、自然あふれるところでクルマと一緒に写真を撮りたいと思っているので、例えば富士山みたいな鹿児島ナンバーのクルマがあまり来ないところで写真を撮ってみたいです。

――では、優樹さんにとってマツダ6はどんな存在ですか?

僕はマツダ6というか、クルマを移動手段とは思っていなくて、いろいろなところに僕を連れて行ってくれる存在だなって思っています。そういう意味では「相棒」という言葉がピッタリくるし、これからももっともっと長く付き合っていきたいと思います。

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(文:福嶌弘 写真:優樹さん提供)