【連載全15話】第2話 ルノー16…「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」受賞車特集

2021年3月、新型トヨタ・ヤリスが「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。これに関連して、欧州で最も権威ある自動車賞のひとつとされている同賞の歴代受賞車の中から、特に話題性の高い15車種をピックアップし紹介します。

ルノー16

過去6回(2021年現在)、欧州カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれているルノー。1966年に初受賞したこの16は、1961年にリリースしたルノー4で先鞭(せんべん)をつけたFFハッチバックのコンセプトを、中型サルーンにまで拡大したモデルである。

テールゲート付きのモノコックボディーや、横置きトーションバーを使った独特のリアサスペンションにより左右でホイールベースが異なるシャシー、ギアボックスがエンジンルーム前端に位置する縦置きパワートレインといった基本レイアウトはルノー4と同様。当初のエンジンは1.5リッター直4 OHVで、コラムシフトの4段MTと組み合わされた。

ハッチバック形式の導入と多彩なシートアレンジによる、スペース効率の高さと多用途性が受賞の大きなポイントだった。またかつてのフランス車特有の分厚いクッションを持つシートとサスペンションセッティングが相まって、快適な乗り心地を実現していた。高性能版のTSやTXを加えたり、改良を重ねたりしながら、1979年までに180万台以上がつくられた。なお、この16から2000年に生産終了するヴェルサティスまで、ルノーはフラッグシップにもハッチバックスタイルを採用した。

[ガズー編集部]

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