【GAZOO愛車広場 出張撮影会 in FSW】カラーナンバーにも赤色へのこだわりあふれる米国製造の280ZX
2020年11月8日(日)に開催した「GAZOO愛車広場 出張撮影会 in富士スピードウェイ」では、参加台数制限などさまざまな感染症対策を実施しつつ、130台の愛車とオーナーさんたちにお集まりいただきました。
今回はその中から、抽選で選ばれたオーナーさんにお気に入りのポイントを伺いながら撮影させていただいたクルマの1台、日産・フェアレディZ(S130)をご紹介します。
愛車プロフィール
<車種>
日産・フェアレディZ(S130)
<年代>
80年代(82年式)
<オーナー>
40代男性 静岡県在住
<愛車とのエピソード>
20才の頃に憧れてS130を探したものの、いい車体と出会えずに断念したというオーナーさん。それから20年以上経った4年前、アメリカでダットサン・280ZXとして製造され輸入後未登録だったこのクルマを購入した。このクルマを仕上げるにあたって特にこだわったのが、購入後すぐにオールペンしたというボディカラー。アルファロメオに使用されるアルファレッドというカラーで、そのカラーナンバーは車両型式とおなじ「130」だそうです!!
赤へのこだわりはインテリアにも。ダッシュボードをアルカンターラ生地で張り替え、さらには内張りやセンターコンソール、シフトといった細部まで赤を基調に仕上げている。
L28エンジンをベースに、オーバーホール時にピストン・コンロッドを組み換え3L化。キャブレターはOER45φで、カムによるヘッドチューンも。ヘッドカバーは軽量で知られるL20用を移植し、赤色に結晶塗装!
塗り分けされたボンネットは、よく見るとカーボンの編み込みが見える。軽量なドライカーボン製ということを分かりやすくするため、あえて模様が透けて見えるキャンディレッド塗装をオーダーしたという。
ホイールはワークマイスターS1の17インチで、フロント8Jオフセット-10、リア10Jオフセット-15という深リム仕様。R32スカイラインタイプMのキャリパー&ローターを流用することでブレーキを強化している。
(テキスト:長谷川実路 / 写真:平野 陽)
[ガズー編集部]
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