【GAZOO愛車広場 出張撮影会 in FSW】小学生の頃ひと目ボレしたプラモデルの実写再現にこだわったMA61
2020年11月8日(日)に開催した「GAZOO愛車広場 出張撮影会 in富士スピードウェイ」では、参加台数制限などさまざまな感染症対策を実施しつつ、130台の愛車とオーナーさんたちにお集まりいただきました。
今回はその中から、抽選で選ばれたオーナーさんにお気に入りのポイントを伺いながら撮影させていただいたクルマの1台、トヨタ・セリカXX(MA61)をご紹介します。
愛車プロフィール
<車種>
セリカXX(MA61) 2800GT
<年代>
80年代(81年式)
<オーナー>
50代男性 東京都在住
<愛車とのエピソード>
「小学生の時にひと目ボレしたタミヤのプラモデルのセリカXXとまったくおなじ実車がどうしても欲しい!」と、部品取り車3台からそれぞれ使用可能なパーツを選りすぐって完成させたというこだわりの1台。
部品を集めるのに約20年、組み上げるまでに3年という年月が費やされた力作だ。しかも実はもう1台、同じ完成形の車両を所有しているというから『タミヤプラモ仕様』への熱い情熱が伺える。
この時代はMT車が多かったが、プラモデル仕様がAT車だったため、あえてATモデルを探したそう。ちなみに「この頃のATは弱いから」とストックを2つしっかり確保しているというからさすが。
当時はドアミラー仕様が流行っていた(後期からはドアミラーが標準化)が、あえて気に入っているフェンダーミラー仕様に。直線的なサイドラインもオーナーのお気に入り。
2代目のセリカXXは、直線を基調としたシャープな3ドアハッチバックにリトラクラブルヘッドランプを備えたスポーティーなデザインが特徴的。
純正状態に美しく仕上げられたエンジンルーム。2代目の最上級グレードである2800GTは直列6気筒の2.8Lエンジンを搭載、最高出力170psを発生するなど当時国内では最上級のスペックを誇った。
(テキスト:西本尚恵 / 写真:古宮こうき)
[ガズー編集部]
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