【GAZOO愛車広場 出張撮影会 in FSW】新車から30年間オリジナルにこだわって維持してきたビート
2020年11月8日(日)に開催した「GAZOO愛車広場 出張撮影会 in富士スピードウェイ」では、参加台数制限などさまざまな感染症対策を実施しつつ、130台の愛車とオーナーさんたちにお集まりいただきました。
今回はその中から、抽選で選ばれたオーナーさんにお気に入りのポイントを伺いながら撮影させていただいたクルマの1台、ホンダ・ビート(PP1)をご紹介します。
愛車プロフィール
<車種>
ホンダ・ビート(PP1)
<年代>
90年代(91年式)
<オーナー>
60代男性 静岡県在住
<愛車とのエピソード>
新車で購入後およそ30年間にわたり、ワンオーナーで乗り続けているビート。オーナーさんは60代で、イベントに参加するのは今回がはじめてということだった。エンジニア出身ということもあり、メーカーの純正設計を尊重し、購入当時から社外パーツなどを一切取り付けていないというこだわりを持って所有されているそうだ。
バブル時代の設計を感じさせるめずらしいオプションがダッシュボードに置かれたスピーカーユニット。ドアスピーカーにくわえ、両座席のセンターにもサブウーファーが備えられている豪華仕様なのだ。
普段はシートをかけて保管しているそうで、30年間の経年劣化で色あせこそあるが、1度もオールペンせずに保たれているコンディションとしてはかなりのもの。
ドア・ボンネット・トランクを開けた状態は骨組みが見えて一見フェラーリみたいで好みと、オーナー。
走行距離は5万7000km。CR-X、シビック、ベンツSLKなどと一緒に所有してきたが、ずっと手放さずにいるのは維持費の安さと、ビートでしか味わえない非日常感があるからだそうだ。
(テキスト:長谷川実路 / 写真:平野 陽)
[ガズー編集部]
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